Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

ちょっくらロンドン旅行前編

2009年09月28日 | 旅の話
 最近もう、旅の記事ばっかでなにブログだって感じですが…。


 9月24日木曜日
 就寝前から「熱がでるかも…」な予感的中で、夜中からどうも様子がますますおかしくなり、明け方には37℃台後半。ロンドンへのフライトは17時。なんとか薬で抑えるしかありません。Panodil(こっちの代表的鎮痛剤)と抗生剤、去痰剤を飲んで眠り、午後、熱が下がってだいぶ身体も軽くなったので、お留守番を引き受けてくれたMちゃんにたびキャットを託して出発。
 
 過去2度のロンドン旅行では、かなりフライトトラブルに見舞われましたが、今回は超順調。Stansted空港から電車でLiverpool street St.まで行き、そこから地下鉄で今回の滞在先であるWest Bromptonへ。
 ホテルは安ホテルだったので、部屋もビジネスホテル程度の広さでしたが、まあ寝るだけなので良し。バスルームも絨毯張りとかじゃなかったので良し(今時そんなのないか?)。
 夕飯がまだだったので、ホテルそばのパブでイギリス名物の「百害あって一利のみ」のパブ飯。これだからこの国は肥満率が高いんだ!と納得しつつ、さすがにまだ体調が思わしくないので、すぐ帰宅。

 9月25日金曜日
 超快晴。天気予報によると日中最高気温は20℃。この日はロンドン旅行の最大の目的ともいえる、ヘアカットため、午前中にホテル出発。
 2年前はお友達k子さんにおすすめしてもらったHURWUNDEKIという美容院に行ったのですが、今回ネット上で予約をしてもまったく返事をもらえず、もういい!と、4年前にいったVISIONへ。両店ともLiverpool street St.そばの同じエリアにあります。
 VISIONもネット上で予約ができ、「じゃあ金曜日の11時に」と予約完了していたのですが、当日行ってみるとなにやらブッキングでミスがあったようで、私の名前がないと!困るよ!コペンから来てるんだよ!とブーブー言ってると、「12時からだったら僕が空いてますが…」と、いかにも気弱そうな下っ端スタイリストが(彼、ほとんどレセプショニストかと思ったほど)。彼には気の毒ですが、わざわざロンドンまで来てるんですから、ちゃんとした人に切ってもらいたい!
 すると午後ならこのサロンのディレクターが切ってくれる、とのことなので、そうすることに。

 美容院の予約を待っている間、このエリアを散策していたのですが、2年前とはまた雰囲気が少し変わって、さらにおもしろい感じになってました。前はもっと移民系の怪しい用品店、カレー屋なんかが多かった気がするけど、今はさらに若手デザイナーのブティックやギャラリー、おっしゃれ~なカフェが増えていて、歩いていてとても楽しいです。(Gさんとか絶対好きよ、あのエリア)


サロンそばのカフェ。オーガニックでいい感じでした。

こぎれいになった通り。


 ちなみにLiverpool street St.から出たすぐの新しいオフィスビルのエリアに、Montezuma'sというブライトン発祥のチョコレートブティックがあるのですが、手作りチョコレート好きの我々はここで目を輝かせてショーケースからひとつひとつ選び、購入(どれもみんなおいしそうで本当に悩む!)。
 中でもダークチョコレートのトップに唐辛子、中にはテキーラ味のプラリネ、さらに核にはライム味という、その名も「リベンジ」という名のチョコレートを購入したのですが、どんなものなのか、とっても楽しみです。

Montezuma's
HP:
http://www.montezumas.co.uk/
Address:
51, Brushfield Street, Spitalfields, London, E1 6AA
Telephone:
0207 539 9208
Opening Times:
Mon 1100-1600 Tues-Sun 1000-1800

 さて、午後までまだ時間があるので、今まで二人とも一度もしたことのないロンドン観光をすることに(ヨナスなんて1年住んでたのに)。

 まず手始めにロンドンタワー。え?あれ?他の建物が立派なので見落としそうです。

しかも工事中。

 天気がいいのでテムズ川沿いを散歩。

サラリーマンが生牡蠣食べつつギネス飲んでました。

すると…あーあれがあのロンドンブリッジ!


かわいい帽子を買ったヨナス@ロンドンブリッジ

どうでもいいんですが、ロンドンブリッジというとあの「ろーんどん橋わたろ、わたろ、わたろ♪」という歌よりも、こっちの印象の方が強い私(かっこいいビッチ好き)。

Fergie - London Bridge (Uncut and High Quality)



 その後とある地下鉄駅そばのパブでランチをとり(ここのはおいしかった)、再び美容院へ戻ることに。

 ロンドン在住の友達マキちゃんの紹介で4年前初めてこのサロンに来たとき、マキちゃんが切ってもらっていたのがこのサロンのディレクター。
 大きなサロンだしミラノ出身のディレクターだなんて、どんな派手な人かと思ったら、もう、とっても誠実そうなどっちかっていうと大人しい感じの人(彼の両親はプーリアの人なんだとか)。ほんわりしたユーモアと、全然押し付けがましいところのない、とても気配りのできる人で、話しててもとても楽しかったし、私の微妙に伸びたデジパーを見事に素敵にカットして甦らせてくれました。
 しかも時間があったのか、「金曜日だし、これから出かけるでしょ?」といって、とーっても丁寧に髪を少しずつ巻いてくれて、完璧にセット(でもナチュラル)。もう、ビヨンセと呼んで、ってくらいセクシーに仕上げてくれちゃいました。
 これよこれ!ロンドンまでカットしに来た甲斐があるってもんです。しかもコペンハーゲンでだったら、ただのスタイリストのカット(もちろんシャンプーなし)で400krはするところですが、このVISIONでは日本のように丁寧にシャンプーしてくれて、しかもサロンディレクターのカットでも53ポンドでした(その下のシニアスタイリスト、トップスタイリスト、スタイリストで値段はまた下がる)。
 もう、とってもおすすめ、ロンドンでのヘアカット。ちなみにVISIONでは3~4人日本人のスタッフもいますよー(一人はシニアスタイリストだし)。

VISION HAIR:
HP:
http://www.visionhair.co.uk/
Address:
8 Dray Walk
91 Brick Lane
London E1 6QL
Tel:
020 7247 6842


 さて、きれいにカットしてもらった後、夜は友達のマキちゃん&マークスと一緒にEngelでごはん。彼らのおすすめというアフガニスタン料理のお店へ。

 アフガニスタン、どんな料理??て感じですが、やはり東アジア的カレーっぽい煮込み料理が多かったです。私達はみんなで、ラムとほうれん草のヨーグルト煮込み、魚とジャガイモのスパイシー煮込み、アフガン風なすの煮浸し、蒸しカボチャのヨーグルトソースをいただいたのですが、もーーーうおいしいったら!ラムがほろほろ。しかもバスマティ米のごはんがなぜか日本の銀シャリ並みに光ってます。超おいしい。日本米以外であんなお米食べたことないや。

 このお店、こじんまりとしてて1階と2階で20席くらいしかないのですが、マキちゃん曰く「予約を取るのが難しい人気店」なんだとか。特に週末。アフガン料理だなんて言うから、どっかロンドン下町の汗とスパイスの香りにまみれたインド食堂を想像していたのですが、さすがそこはEngel。こぎれいなおしゃれなお店でした。料理の値段も安くて、4人でさんざん飲んで食べても50ポンドくらい。そりゃー人気のはずです。
 マキちゃんが「せっかくロンドンに来たんだから、色々面白いもの食べてもらわなきゃ」って選んでくれた店ですが、大正解でした。

Afgan kitchen
Address:
35 Islington Green
Shoreditch
London
N1 8DU
Telephone:
+44 (0)20 7359 8019

 マキちゃん&マークスは相変わらず超多忙で、ちょうど前の週にロンドンファッションウィークが終わり、今度は世界中のバイヤーが集まるショーのために10月からパリだそうです。
 相変わらず「自分のデザインした服なんて高くて買えないよー!」と全身Primarkのマキちゃん(でもさすがデザイナー、コーディネートがうまい)と、「猫を2匹飼い始めたんだけど、人間のトイレで用を足すようにトレーニングしていて、最近それが最終段階にさしかかってきた」という、相変わらずマイペースなマークス。
 だんだん仕事が忙しくなって彼らの体調とか気になってたけど、「健康のために二人で水泳を始めた」という、2年前よりは少し顔色のいい彼らに会えて、ちょっと安心。また次回彼らに会いにいくのが楽しみです。

ロンドンから戻りました。そしてヘルニア疑惑

2009年09月28日 | 旅の話
 木曜日朝、結局37.8℃まで熱があがり全身関節痛と倦怠感で、仕事にはいけなかったものの、鎮痛剤と自己診断で抗生剤を服用し、午後には無理矢理熱も下がって動けるようになったので、とりあえずいってきましたロンドン。もう最悪の場合、ホテルで寝続け、美容院だけ行けたら…って感じで。

 しかし日本から持って来た抗生剤が抜群に効き(インフルエンザじゃなかった…ほっ…)、週末嘘みたいに元気になり、精力的に観光も買い物もしてきました。(詳細は後ほど)

 しかーし!!なぜか、なぜか?!腰椎椎間板ヘルニアにばっちり当てはまる症状にて、土曜の夜から屈んだり咳をしたりするたび「ギャー!」となります。一体何が?!重たいものを持ち上げたとかでもないのに。
 こっちでナースになってからというもの、どでかいデン人のおじいちゃおばあちゃんをよいしょと動かすことが多く、たびたびオーバーワークの時にそういう「ビキーン!!」と走る痛みがあったのですが、こんなに断続的にひどいのは初めて。

 明日はしょうがないのでホームドクター(もしくはダイレクトに理学療法士さん)のところへいってどうにかせねばです。木曜風邪で病欠、その後旅行にちゃっかり行って、月曜はなぜかヘルニアで休み、恥ずかし過ぎる…申し訳なさ過ぎる…(でも月曜がテーマデーとかいう、ナース全体のミーティングだけなので助かった…)。

 今は「ビキーン!」な痛みが怖くてたびキャットも抱けません…。しくしく。

ちょっくらロンドンへ

2009年09月24日 | 旅の話
 スペイン旅行記も完結しないままですが。

 明日仕事の後、夕方の便でロンドンにいってきます。目的はいつもと同じ、友達に会いに、そして美容院と和食材買い出しです。でも今回はヨナスも一緒なので、ヨナスの叔父さんに会いに、そして今まで一度もしたことのないロンドン観光をしてきたいと思います。
 とはいっても、週末だけだし時間的に美術館1つくらいしか回る時間ないと思うけど…。

 がしかーーーし、仕事から帰宅後、突然喉の痛みと頭痛。頭がぽっぽと熱い感じ(熱はない)。インフルエンザだったら嫌だ!困る!まあ、熱が出る時はだいたい関節炎から始るのが常な私なので、今回はそれもないし食欲もあるから大丈夫だと思うけど。
 旅行から戻るのが日曜の夜、翌日月曜には職場ナース全体のミーティングで、「日本の糖尿病療養指導士について」発表をせねばならず、だだだ大丈夫かな…。

 とりあえずビタミン剤飲んで寝ます。

南スペイン10日目~感動の世界遺産、そしてアルハンブラの祟り~

2009年09月24日 | 旅の話
 8月19日

 前日、フラメンコショーの後に日本女子三人、もくもくと翌日の「アルハンブラリベンジ」のために塩鮭を焼き、ごはんを炊き、おにぎりを作り、卵焼きを作り、ペットボトルの水を冷凍庫で冷凍し、完璧に準備をして就寝(午前2時)。
 当日はななんと、バケーションにもかかわらず私、4時45分起床。睡眠時間三時間弱ですが、こういうとき変則勤務に慣れているナースは強いのです。

 6時15分、お弁当と荷物を車に積み込み、まさしく「出陣」。今回は迷うことなく、またぼったくりオヤジに遭遇することもなく、7時45分、すんなりアルハンブラの駐車場へ到着です。
 
 チケット売り場が開くのは8時半。駐車場もまあまあ空いてるし大丈夫でしょう、と思ったら!すでにチケット売り場前の広場に300人くらいの行列が!!えー!ここまで準備して来て「また売り切れ」はシャレになりません。
 とりあえず行列に並んでみたのですが、Kさんがもう一つある行列に目をつけ、「なんなんだろ…」と調べてみると、どうやらそこはクレジットカード払い専用の行列。なぜか普通の行列より若干短く、「どうしよう、どっちが早いかな…もしあっち並んで万が一チケット買えなかったら悲しいよね」ということで、Kさんがクレジットカード専用行列、Mちゃんが普通の行列に、私は連絡係(もしくはトイレに行く際の交代要員)としてフォーメーションをとることに。
 このチームワークが素晴らしく功を奏し、行列に並ぶこと1時間半、クレジットカード班が先に券売機にたどり着き、最後まで緊張感が走りましたが、やっと、やっとアルハンブラ当日券ゲットーー!!きゃーきゃーと歓喜に湧いているとMちゃんの前後に並んでたフランス人、アメリカ人が、Mちゃんついてきて「僕らの分もチケット買ってくれないか?」と。甘いわ!!睡眠時間三時間で根性で勝ち取れ!!


苦労の末入手した当日券。

 チケットを手に入れてしまえばこっちのもの。さあ、勝者の朝ごはんを、ということで駐車場に戻り、車でおいしいおにぎり弁当を食べ、一休み。この完璧なおにぎり弁当といい、チームワークといい、ソツなくきめ細やかな配慮、最高の旅メンバーでした。

 そんなわけで、朝ごはん後はいよいよアルハンブラに潜入。

 メインのナスル宮殿は人数制限のためか入場時間が決まっています。まだ入場時間までに時間があったので、他の建物をまわり、お土産屋を見て(Kさんはここでもまた怪しい物に呼ばれて購入)、ナスル宮殿前のトイレへ。
 

ナスル宮殿入り口前。

 実はサマーハウスのトイレ、女子が4人も滞在していた関係でトイレットペーパーの減りが異様に早く、スーパーで一袋(12ロール入りくらい)を買うかどうするか悩んでいた我々。あと一日しか滞在しないのに買うのもなあ…と。
 しかしそんなおり、アルハンブラのトイレに微妙に残っているトイレットペーパーが置いてあり(たぶん元は業務用の巨大なロール)、ラッキー!と拝借。アルハンブラ宮殿ペーパー、なんか高級感を感じます。ていうかトイレットペーパーくらい買えよって話ですが。

 そんなこんなしていると入場時間になり、アルハンブラの核ともいえるナスル宮殿へ。広い。城塞だったため、見張り台などへはやたらと階段が多く、気温41度の中、ヒーヒー言いながら登ります。



 そんなヒーヒーの中、前夜にみたフラメンコショーの話題になり、「あのかけ声のオーレ!はどういう意味なんだろうねえ」と。歌舞伎の「いよっ!」みたいなもんかなあ(いいぞ!がんばれ!みたいな)などと話しつつ、厳しいアルハンブラの階段をヒーヒーの代わりに「オーレ!」と登ることに。あんまり効果なかったけど。

 やっと登り詰めた見晴し台、すばらしい眺め。よくぞ建てたよ、こんなところに!


グラナダ市街。

UVカット帽子大活躍。

 その後さらに宮殿の奥へと進み、いよいよお待ちかね、王様の居住部分へ。ここはまさしく、イスラム王朝であったアルハンブラの最骨頂。アラブのモザイクモチーフがふんだんに使われています。


透かし彫りの窓とその向こうに窓が見える城下町。


判で押したように正確&繊細な壁の彫刻。






大理石がひんやり気持ちいい。



 サマーハウスにあった周辺観光ガイドに、「アルハンブラ、その美しさはとても言葉や文章で表現できるものではないので、ぜひ実際に訪れて、その目で見てきてください」とありましたが、その通り。前日、チケット買い損ねたとき、諦めないで来てよかった(私一人だったら絶対諦めてた)。死ぬまでに1度見ておいて損はありません。あのすごさ、美しさは、とても表現しきれないものなので、ぜひぜひ行ったことない方は行ってみてください。あ、ちなみにハイシーズンに当日券で行くっていうのが、一番スリリングで喜び&感動もひとしおです(いや、ちゃんと予約していくのをおすすめしますが…)。


アラビック。

 「これ手で彫ったんだよね…?」な繊細な彫刻とそこから差し込むアンダルシアの日差し、室内と外との光と陰のコントラスト、血なまぐさい歴史などに思いを寄せつつ、静かに感動。本当に来れてよかった…。


光と陰。



 と、そのとき!突如私のおなかを急激な痛みが襲撃!何事?!その痛みたるや、まさしく「当たり」。ななななぜ?!
 一波去って、また宮殿の芸術に感動していると、また波が…感動の合間にたびたび押し寄せるビッグウェーブ。しかも宮殿の奥へと進むほどに、芸術も腹痛も高まり、いよいよ宮殿のクライマックスとも言うべき鍾乳洞を模した天井彫刻の間で、私のお腹もクライマックス!!限界!!


超芸術的天井。しかしここでおなかもピーク。

 Kさん&Mちゃんに「ゆっくりみてて…私ちょっと…」と告げ、怪しく屈みながらダッシュ!もちろん宮殿内にトイレなんてないので、外へ出るしかありません。せっかくここまで来たのに!!一体なにがあったの私?!
 スペイン屈指の世界遺産であり世界中から観光客が訪れる名所で、もしも粗相をしでかしてしまったら…いや、でもとりあえずトイレットペーパーはカバンに入ってる…、ていうかそういう問題じゃなーーい!!……ハッ!!ていうかもしやこれ、トイレットペーパー盗んだためにアルハンブラの祟り??!!絶対そう!!だって普段滅多なことではお腹壊さない私です。祟りだ…。

 全身に緊張感をみなぎらせ、競歩で宮殿内を抜けつつ、それでも要所要所で記念撮影をし、なんとか宮殿脱出。トイレにも間に合い、ああ、神に感謝。もうだめかと思ったよ…あんな危機的状況、私の人生の中でもトップ5に入ります。


な、波が…、

それでもくの字になりつつ、

極限状態のすさまじい集中力によって、

このような心安らぐ情景をパチリ。

 そういうわけで、まだアルハンブラへ行ったことのない方へ、私からのアドバイス。「チケットは前売りを買え!トイレットペーパーを盗むとひどい目に遭うぞ!」です。

 さて、危機を乗り越え、悔い改めて心もおなかもスッキリした私。KさんMちゃんとも合流し、無事(?)アルハンブラ観光終了。お昼ごはんには中国人が買収したと思われる寿司屋でお寿司を食べ、また高速にのって「小学生の頃はりぼん派?なかよし派?」など語りつつ帰宅。


この日のグラナダ、実に41度の酷暑。
 
 この日、韓国人のJは用事があって先にデンマークに帰っており、翌日はKさんもデンマークへ戻る日。じゃー今夜も食べますか、シーフード!ってことで、Jが作っておいてくれたトマトソースに魚介をもりもり入れたスパゲティペスカトーレ、ぷりぷり肉厚で甘く最後まで食べ続けたムール貝のワイン蒸し、そしてカヴァ。祟りのみならず、罰まで当たりそうな贅沢シーフード。しあわせでした。


この赤いキャンドル、実はお墓用。しかし北欧生活者としてキャンドルはかかせません。

トップ写真:
グラナダ市内でみつけた、「スターバーコーヒー」。大胆な…。

慢的性夏(スペイン)恋しい症候群

2009年09月16日 | おもしろい人・おもしろいもの
 深夜勤の今日(夜中)、同僚のアシスタントさんが「…今日は今シーズンで初めて手袋をして自転車こいできたわ…もう寒いものねえ」と話すほどに、ますます秋っぽくなってくるコペンハーゲン。

 しかしアンダルシア旅行記もまだ完結させてない私は、まだ頭の中は夏。あー戻りたいなースペイン!なんでこんなに寒いんだ!ここは!まあ猫がそのぶん温かくてくっついてて気持ちいいけど。


Spot Estrella Damm Formentera 2009



 サンセバスティアンにお住まいのwaltzさんのブログで紹介されていた、このスペインビール(主にカタルーニャの方で飲まれてるらしい)のCM。確かに私がスペインにいた間もカーラジオでよく流れていて、すっかりスペインの夏のイメージとして定着。
 どこかの(SHOちゃんとかぐっさんとか)男性がよだれを流してうらやましがりそうなシチュエーションですね。ファンタジーバンザイ。

 さ、これからさくっとごはんを食べて一眠りします。4日連続深夜勤も折り返しです。

ゆでインゲン豆とツナソース

2009年09月14日 | おいしいもの
 昨日、ペニーラ宅のhouse sittingをしている間の、うちのhouse sittingをしてくれる人を捜してるとブログに載せたところ、数名のワーホリさんから連絡があり、無事たびキャットの面倒もみてくれる方がみつかりました。みなさまどうもですー。

 さて、先日の金曜日、ステノの病棟スタッフの家でヒュゲ晩餐会なるものが行われたのですが、ポットラック形式のその晩餐会で、アリスという一人のおばちゃんナースが持ってきたサラダがとーーってもおいしかったのでレシピ紹介。

*ゆでインゲン豆とツナソース*

材料:
インゲン豆

ソース…ツナ缶、ケッパー、マヨネーズ、レモン汁、フレッシュクリーム、塩こしょう

 作り方は超簡単。インゲン豆をゆでて、ブレンダーでよく混ぜたソースを添えるのみ。ポイントはオイル漬けでなく水に浸かったツナ缶を、マヨネーズは普通のでなくLet(低脂肪)のものを使うことで、ソースがさっぱりさらっとします。

 アリスは自宅の庭で採れたて(摘みたて)のインゲンを使っており、これがプリプリで甘くておいしいのなんのって。昨日、比較的新鮮そうなインゲンをスーパーで買ってみたのですが、やっぱり味が全然違う。ぼそぼそ固い。はー、やっぱり街中ではおいしい野菜や果物は手に入りにくい…(お金を積めばどうにかなることもあるかもだけど)。

 小さくてもいいから家庭菜園できるくらいの庭が欲しい~。庭がだめならせめてベランダが欲しい…。

*今日の晩ごはん*(まとまりない組み合わせ)
*パッタイ
(もやしもニラもないので、具はインゲンとスプリングオニオン、海老、ちくわ)
*コリアンサラダ
(コチュジャンとすりごまたっぷり)
*インゲンとツナソース
*カールスバーグ

写真はノアブロ産ぶどうといちじく。2年前アパート住人によるお庭グループで苗から植えて、今年初めて実がなりました。

つかの間豪邸暮らし

2009年09月13日 | ご報告
 去年結婚式でイタリアのサマーハウスを貸してくれたペニーラより、彼らがアフリカに旅行へ行っている間、House sittingをしてくれないか、と頼まれました。

 場所は高級住宅街、近くにはビーチと森の豪邸に、三週間も住めるなんて!!夢のようです。ステノにも近いし、最高じゃないか。

 とはいえ、あのどでかい家の掃除と、旅行には一緒に行かない次男坊、さらに新しく彼らの家にホームステイしにくる韓国人男子のお守り付き。急に二人ものティーンエイジ男子の寮母さん(?)です。女子ならまだしも、男子(しかも次男は思いっきりシャイ)だなんて、おばさんどう対応していいのかわかりませんが、がんばります…。

 あ、ちなみにその間うちのアパートに住んでくれる人を探してます。留守番人宅のさらに留守番…。豪邸じゃないのが申し訳ないですが。
 10月9~31日まで、もしワーホリかなんかでデンマーク来たばっかりでアパート探し中、とか、日本から家族や友達が遊びにくるけど、泊まれるところ探してる、という人がいたら教えてくださーい(たびキャットの面倒もみてくれる人だったら最高!)。


 

南スペイン9日目~災難なグラナダ、そしてフラメンコショー~

2009年09月11日 | 旅の話
 8月18日

 「ちょっと早めに起きてグラナダまでアルハンブラ宮殿を見に行こう」となったこの日。
 韓国人のJは「家で一日ゆっくりお風呂に浸かってデトックスしたい」とのことで、日本女子3人で行くことに。午前10時、カーナビに「Alhanbra Palace」と入力し、いざ出発。


ずっと高速を走ります。

 途中、高速の降りるところを通り過ぎて大幅な寄り道をしつつ、1時間半強でグラナダに到着。さすが世界遺産でアンダルシア一の観光名所のアルハンブラ、街に入ると、あちこちに標識で「アルハンブラこちら」みたいに立っています。
 しかしカーナビを妄信してその看板を無視したのがそもそもの間違いだったのでしょう。ナビの「目的地、到着です」の先には、確かに立派だけどどう考えてもアルハンブラにしては小さいだろう、な建物が。しかもHOTELって書いてあります。そう、無駄にAlhanbraに”Palace”と付けて入力してしまったので、4つ星ホテルに誘導されてしまいました。

 まあでも本物のアルハンブラも近いだろう、とホテルを出ようとすると、道の真ん中に身なりのボロいおやじが立ちふさがり、「戻れ戻れ!」と合図しています。駐車場の管理の人かな、と窓を開けて聞くと「アルハンブラに行くのか?あっちの駐車場はもう満車だから、こっちに来なさい」と有無を言わさぬスペイン語で誘導。
 何も知らない日本女子3人、手に何やら木箱を持ったおじさんに言われるがままついていくと、赤信号では「信号赤だから!気をつけて!俺はあっちに進むけど、青になったら来るんだよ!(意訳)」と実に親切に教えてくれます(さすがに赤信号はわかるよ)。
 そして、ホテルそばの某有名音楽家の家(博物館になってる)前の小さな駐車場に案内され、駐車するときも丁寧に誘導してくれて、なんて親切な案内のおじさんなんだろう!とやや感動。
 車を出ると「アルハンブラのチケットは持ってるか?ない?じゃーチケット売り場はこっちだよ!」と道案内をしてくれて、「ありがとうー!じゃあねー!」と行こうとすると、おじさん、今までの人なつこい顔から一変、怪しい目つきになって、「はい、じゃー10ユーロ」と手を出してます。
 え?!このおやじお金取るの?!でも確かに駐車場代とか必要なのか?でもなんかが怪しくてひっかかります。3人で「え、どういう意味?ここで払うの?一人10ユーロ?」と相談してると、おじさん、イライラしつつ「早く早く!10ユーロ!え?そうそう、一人10ユーロで30ね!」としきりに手を出してきます。
 一人10ユーロ?!んなわけないでしょ!いくらなんでも!と、ここでこのおやじがぼったくり詐欺だとようやく判明。しかもよく見るとこのボロい格好のおやじが持っている木箱と小さな台、どうやら靴磨きのあれのようです。やられたー!
 30ユーロは高い!と出ししぶっていると、Kさんがお財布から出して握っていた10ユーロを素早くひったくり、「あんたたちバンビーノだから、いいよ!あるだけで!お金ないんだったら仕方ない!」などと言いつつ、結局13ユーロでハンマープライス。
 その後おやじは「じゃーあっちがチケットセンターね!あんたたちの車は俺がしっかり見張っておくから!」とさっさといってしまい、チケット売り場までの道でここまでのことを3人で振り返りつつ(その場では呆然としてた)、「詐欺だったー!あのおやじ!だからあんなに優しかったのか!」とぎゃーぎゃー憤慨。靴磨きで13ユーロはそうそう稼げないだろうー。日本人女子とみて、まさに鴨ネギと思ったのでしょう(そしてまんまとひっかかった)。しっかり者のJが一緒だったら、まず騙されなかっただろうに…。3人とも海外に住んでけっこう経つのに…。でも「これがかの有名なスペインの詐欺か」と、妙に3人で納得。次はないぜ!おやじ!

 そんな波乱の末、ようやくたどり着いたアルハンブラ。が、しかしここで驚愕の事実第2弾。チケット売り場、200mはありそうな長蛇の列。うそー!しかも並んで数十分後、「本日の当日券はすべて完売しました」のアナウンス。えええー!!せっかく来たのに!(せっかく騙されたのに!!)
 前日、Kさんが持っていた地球の歩き方に、「シーズンにはチケットが完売することもあります」と載っており、それでも「まー大丈夫でしょう。ちょっと早く行けば」なんて高をくくっていたのがいけなかった。インフォメーションで聞くと、昼の部も夜の部も、予約チケットでも2週間先まで完売とのこと。ショーーーック!
 どうしよう、せっかく来たしメインの宮殿には入れないけど、庭とか周りだけでも見ていく?とも思ったのですが、Mちゃんの「でも世界遺産でしょ?もう来ることもないかもしれないし、絶対みたい。明日もう一回来て並んででもみたい!」という強い意志と情熱によって、翌日早朝8時半から500枚だけ発売されるという当日券を求め、リベンジすることに!なんかもう、おやじに騙されたことも火に油を注ぎ、「こうなったら意地でも行ってやる、アルハンブラ!!」と3人でメラメラ。
 とりあえず翌日おやじに遭遇しないために、アルハンブラの駐車場の位置を確認し(すぐそばにあった。しかも満車でもなんでない)、停めておいた車に戻るとおやじの姿はなく、「見張っておくとか言いつつなんだよー!!絶対臨時収入で浮かれて飲みにいったんだ!」と、おやじを罵りつつグラナダの市内中心部へ出発。せっかく来たんですから、カテドラルでもみようか、と。

 グラナダは古い街で、12世紀にはイベリア半島最後のイスラム王朝があった街です。その後も宗教抗争が絶え間なくあり、イスラム、ユダヤ、キリスト教といった文化が実にミックスされていて、街中も道がぐるぐる複雑通っておりアラブ風。
 超狭くて密集した旧市街の道のせいで、カーナビもパニック、ぐるぐる回ること30分ほど、なんとか路駐し歩き出したものの、ぐるぐるの道のせいで方向感覚もつかめず、なかなかカテドラルが見つりません。
 やっとの思いでカテドラルをみつけたものの、え?シエスタ?教会もシエスタなの!?よくわからないけど歩き疲れたので、地球の歩き方に載っていた教会そばのレストランでランチをとることに。

 今回はシーフード好きアジアン女子4人による旅だったわけですが、4人でぜひとも食べたいと言っていたのが、イカスミのパエリア。特にJが食べたがっていたのですが、このグラナダのレストランでイカスミパエリアを見つけてしまった我々。「ごめん、J!」と迷わずチョイス。家に帰っても「どうだった~?」というJに、彼女に黙ってパエリアを食べてしまったことを何となく黙っていた我々。
 でも後日イカスミパエリアの写真をFacebookに載せてしまい、「…食べたのね、イカスミパエリア…」とKさん宛にJからメッセージが届く羽目に…。友好的だった日韓関係に、イカスミパエリアが元で歪みが…(嘘)。

 そんなわけでおいしくパエリアを食べた後、巨大かつ絢爛豪華なグラナダカテドラルを観光。





 ちなみに私はカテドラルのお土産屋で、中世のグラナダの音楽を再現したCDを購入。これがかなり素晴らしくて、はまって毎日聴いています。ヨーロッパのバロック音楽と、アラブ音楽、そしてアンダルシアのまさしくフュージョン。とても不思議な組み合わせだけど、すごく気持ちいい調和があって、まさしく色んな宗教の交流、交錯したグラナダの音です。

 その後、グラナダの超うらぶれたショッピングセンターを見て、サマーハウスに帰宅。


デンマーク製風車でしょうか。

 帰るとお風呂にたっぷり浸かり、アカスリでぴかぴかになったJと共に夕飯に素麺を食べ、夜はネルハへフラメンコを観に行くことに。本当は我々3人はおやじに騙されたり、チケット完売だったり、街で迷って歩き回って疲れきっていたのですが、Jは一日リフレッシュしてノリノリ。
 場所はいかにもツーリスト相手のショーバーなのですが、飲み物(5ユーロくらい)を頼めばフリーで出入りして鑑賞することができます。


私達が座ったのはステージ前。上にもバルコニー席あり。


この日のダンサーは男性一人、女性三人。いかにもな派手な衣装を1曲ごとに素早く着替えては激しく踊り、すごいパワーです。


扇子やら帽子やらマントやら、衣装に合わせて小道具も変えて。

 観客は断然女性が多いのですが、このセクシー美形男性ダンサーにおばちゃんのお客さんたち、色めきだっています。ソロで踊りつつ時々「ガッ!」という熱い視線を女性客に飛ばしつつ、激しく地団駄ステップを踏みつつ、女性ダンサーに「オーレ!」と盛り上げられつつ、激しくくるくる回り、ほとばしる汗…。
 もっと元気だったらよかったのですが、本当に疲れてテンションもがた落ちだった私とKさんは「あの彼、あんなに汗かいちゃって…」「汗わきパットとかしてるんですかね…」と、まったくどうでもいい視点で鑑賞。


もう動きが速すぎて写真に収まりません。

 サルサも踊る、ラテン系韓国人であり、この晩のために衣装も化粧もばっちり仕込んだJは、フラメンコでテンションも上がり、最後お客さんみんなでステージで踊る時にもしっかり出ていき、いくら誘っても頑として踊ろうとしない日本女子三人に「信じられない!」と残念そうでしたが、時は24時。もう体力の限界です。
 今回はツーリスト用のショーでしたが(それも十分よかったけど)、今度はもっと、タブラオス(フラメンコ用のショー小屋)とかで生演奏の本格的なのを観てみたいです。

 さて、サマーハウスに戻り、三人で翌日のプランを綿密に練り、早朝出発に備えておにぎり弁当を作り、準備万端で就寝(午前2時)。翌日はアルハンブラへリベンジです!

*フラメンコ写真はMちゃん撮影。

Kanaheiのワンポイントデン語 其の2

2009年09月07日 | デン語習得の道
 先日、同僚二人が話していたとき。

同僚A「昨日あのHolte(北シェランの町)の売り出し中の家の周りみにいってきたんだけど、いやーもうすごくって。豪邸ばっかり!全然世界が違うわ~」

同僚B「あーあの辺ねー。だって『彼ら自転車でアフリカに行くんですもの』。全然違うわよ~普通の人達とは!」

 自転車でアフリカ??ツールドフランススペシャル版??

 この『彼ら自転車でアフリカに行く』は普通に発音すると「De cykler til Afrika(でぃ しゅーくら てぃる あーふりか)」という感じなんですが、同僚はこの「しゅーくら」を「しーくら」、「あーふりか」を「えいふりか」とやや空気を含んだ感じで発音しています。

 家に帰ってヨナスにこの「しーくらてぃるえいふりか」がどういう意味か聞いてみると、「HolteにはGammel Holteというお金持ちの中のお金持ち(成金ではない人)だけが住むエリアがあって、そこの人はこういう発音でしゃべるんだよ。例えばゴルフは『ぎゃるふ』だし」とのこと。つまりスーパースノッブ弁?

 まったく九州程度の大きさでなんでこうも沢山方言があるのか、まったくもって不思議な国デンマーク(まあ、九州も十分方言が沢山あるけど…)。
 しかも階級というか、育った環境で言葉遣いが変わるというのはよくわかりますが、発音が変わる、というのはさすが複雑難解な発音のデン語ならではというか…ですね。

 ちなみに私がデンマークに来たばかりの頃、南ユランのホイスコーレで覚えたてのデン語をヨナスに向かってしゃべっていたら、「Kanaheiちゃん、超ユラン弁!ぷぷぷ~~!いくら僕でもそこまでは!」と、どユースクのヨナスに笑われたものでした。まあ、日本でも外国人がいきなり東北弁とかしゃべったら、確かにびっくり&ウケるけどさ。

 というわけで、「De cykler til Afrika og spiller golf(でぃ しーくら てぃる えいふりか おう すぴらー ぎゃるふ)」な人々のデン語でした。

以下、デンマークの色んなエリアと方言がわかる、不動産屋のTVCM。

Myter på boligmarkedet 1



南スペイン8日目~シーフード祭り~

2009年09月03日 | 旅の話
 8月17日

 午前中はサマーハウスのある町、フリヒリアナの旧市街散策へ。風の無い、猛烈な暑さの中、まっ白に塗られた旧市街の建物の照り返しを受けつつ、山肌を這うように作られた道をぐるぐる登り、頂上とおぼしきところへ。いい眺め。でも別に頂上にはなにもなかったので引き返し、土産物屋などを冷やかしつつ下山。
 のんびりぐるぐるしていたらいい時間になったので、お昼は旧市街でタパスを食べることに。フリヒリアナは山中なので、郷土料理もうずら(たぶん)とかうさぎとか、そういうものなんだそう。そのせいかタパスも肉や豆、卵料理などが中心でした。


タパス。みんな「ぴくちゃ、ぴくちゃ!」とことあるごとに食べ物の写真を撮りまくり。


 午後はお土産用の食材を求め、再びネルハへ。その前にネルハのショッピング通りやお土産屋(一応リゾート地なので土産物屋たくさん)を散策し、Kさんはお得意の「怪しいものセンサー」を働かせて、怪しいポストカードなどをゲット。Jもいつの間にかカバンをゲットしており、それぞれショッピングを堪能。

 その後前日とは違う別の大きなチェーンのスーパーマーケットをみつけたので行くと…、あったー!!魚介コーナー!!しかもでかい!!鮮魚コーナーの他にも冷凍魚介コーナーもあり(この冷凍ものがまたすごい豊富。これだけでもいいからデンマークに欲しい…!)、かなり充実しています。
 ここでアジア4女子、テンションうなぎ上り。フレッシュな海老が1kg4ユーロって~!イカが一杯2ユーロって~!


Superbestの鮮魚コーナーの4倍はある。

 さらにこのスーパーではチョリソをみんな大量購入。だって!おいしそうなどのチョリソもだいたい2ユーロとかなんだもん…。検疫なんて知らないね。密輸しちゃうもんね(ってEU内でも密輸になるんだろうか)。

 なんだかんだで1時間半もスーパーマーケットにいて、各自コーヒーやら缶詰やらスペイン食材をたんまり買い、もちろんシーフードもがっつり買って、買い物終了時にはランナーズハイ状態。スペイン最高…おいしいもの天国だ。

 そしてサマーハウスに戻って、いよいよ晩餐会。今宵は屋上テラスでシーフードグリルでございまーす!


お気に入りの泡(カヴァ)でごきげんなM嬢。

 焼き物はイカ、海老(4人で1kg)、鯛(ほくほく)、鯵(ジューシー)、鰯、あと野菜。他にムール貝の白ワイン蒸し(身が大きくてぷりぷりで超甘い)、Jお手製韓国風サラダ、そしてKさんが持参した日本米。もーこれやばいよー。どれをとってもすべておいしかった。我を忘れるほどに、無我夢中で海老をむき、イカをほおばり、カヴァとおいしい白ワインで胃へ流し込む。バンザイスペイン!


小鍋に入っている麺のようなものは、うなぎの稚魚。スペイン料理定番のガーリックオイル煮。

 結局なんだかんだで、あんなに大量に買ったシーフードをほぼすべて4人でたいらげ、まんぷく幸福で、だいぶ酔っぱらって、テラスでJにサルサを習ったりもした後、就寝。

 ようやくみんなでシーフードにありつけた、大満足の日でした。