Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

男子攻略法

2011年05月27日 | わたくしごと
 最近体得したこと。

 ムカッときたり、イライラしたり、ケッと思う事があったら、まずそれを言う前に、それと正反対のことを言うこと。

 ネガティブだったり、こういうとこが嫌いなんだよね、ってムカムカしているときは、まず、「あなたのここが素晴らしい」、「あなたのこういうところが大好きよ」、「いつも助けてくれて嬉しい」など、その時には心にもなくても、とりあえずそういう、優しくて理解もある『ソウイウモノニワタシハナリタイ』理想の人間の口から発せられるであろう、理想的な言葉を言うようにしています。

 するとあら不思議。「このイライラの中でよく言ってのけた!私!」という誇りで、自分があたかも女神になったような錯覚とともに、不思議とうちの男子は態度が柔らかくなったり、優しくなったり、気を遣ってくれるようになる。

 デンマーク人はかなり「褒めて伸ばす」人達だとここまででわかってきた。しかも単純な男子(そこがいいんだけど)はこの優しい褒め言葉に簡単に折れる。文句とか責める言葉を先に出すと、傷ついちゃったり、逆ギレ現象が起こるので、まずは褒める。そしてむこうが聞く耳を持った時に「本当はこうしてほしい」みたいにじんわり攻める。

 あと、細かいことを一々自分の思うようにやってたら、むこうもこっちもストレスでとんでもないことになるので、最近は「大した事じゃないわ」と適当に考えるようにしています。コンタクト外して超ぼんやりしてるけど、ま、歩けるからいっか、的に、超適当に。細かいことは見ない事にしています。

 期待しすぎないこと、それを言う/する必要が本当~~にあるのか、別にそこまでこだわる必要もないんじゃないか考えて気楽にいくこと。

 それでもむかつくことは否応無しに降ってくるし、むこうや自分の体調や状態によっても色々あるので、とりあえず上記のやり方で回避出来るものは回避して、穏やかにすごせれば、と…。

 

Koko登場

2011年05月26日 | 家族のこと
 そういえば3月より家族が増えました。



Dansk/Svensk gårdhundという、日本で言う柴犬並みにデンマーク人にとって馴染みある犬種です。

 名前はKoko。1歳ちょっとの雌犬です。日本語でもデン語でも呼びやすい名前で、と考えていたとき、日本の人気ペット名ランキングを読み上げていたら、「ココ」という発音にH氏も息子達も飛びつき、決定。私はもっと「千代」とか古風な名前がよかったんですけどね…。

 実家では常に犬を飼っていたし、素直で従順なところとか好きだけど、1年を通じて天気の悪いデンマークでは、毎日の散歩とかさぞかし面倒くさいだろう、と、私的には全然飼う気なんてありませんでした。
 しかも我が子のようにかわいがっていたたびキャットとの別離もあり(ヨナスが海外赴任になってしまったので、彼は今、前のアパートのご近所さんのお友達に引き取られたそうです…)、私の中では「犬なんて…」と思っていたのですが、「3度の飯より犬が好き」と言ってもいいほど犬ラバーな次男の夢を叶えてあげたかったH氏のたっての希望もあり、飼う事に。



犬を飼えない代わりに飼っていたブラジル陸亀のOtto(オットー。よくデン人のおっさんにある名前)。
「犬も来たしOttoは他にあげよう」と、売ります買いますサイトに載せたところ、即、亀ブリーダーから連絡があり、引き取られていきました。
もらわれていく朝、何気に一番愛情をかけていたH氏、いつものようになんの反応もない亀に話しかけつつ甲羅を洗い、サラダオイルを塗ってテカテカにしている姿はなんとも哀愁に満ちていて…。今頃Ottoも、亀ハーレムをエンジョイしていることでしょう。


 純血のDansk/Svensk gårdhundの場合、子犬の価格はおよそ3000krくらい。「子犬よりもある程度成長した犬の方が躾が楽でいいんでない?」というH氏だったので、例の売ります買いますサイトを探していたところ、ココ発見。しかも価格も800krと格安です。
 別名(インディアン名)「尻に火の点いた男」なH氏はさっそく飼い主にコンタクトをとり、なんと隣町に住んでいるということで「ちょっと見るだけ」と、その日のうちに行ってみたのですが、ココ、すごいとこに住んでました(当時はフュートというなぜかオスな名前だった)。

 かつてはゲットーノアブロに住んでいた私ですが、ココの飼い主が住んでいたのはそれよりもゲットー(Albertslundの一部)、しかも居住者はほぼ薬中かアル中(いずれも生活保護者)という、荒廃した集合住宅Mobærhaven、俗にMolfin(モルヒネ)havenと呼ばれているところです。
 飼い主がここに住んでいると判明した時点でH氏、「やばそうだったら逃げよう」と及び腰だったのですが、対面したココは愛想もよく、健康状態も良さそう。
 飼い主に手放す事情を聞いたところ、彼らもユランの田舎から引っ越して来たばかりで、1ヶ月前にココを買い取ったけど動物の毛アレルギーがひどく、手放さざるを得なくなったとのこと。飼い主も別にラリッてる雰囲気はないし(でも部屋の中はすべての窓に目張りがしてあり、ソファーとTVだけの真っ暗な室内にモルモットとココと生活しているという、ちょっと怪しい人だった…)、ココを手放すのを非常に残念がっている様子だったので、一度家に帰って家族会議の後、買い取ることにしました。
 その後も元飼い主に犬登録について連絡をした際、はじめはブリーダーから買ったと言っていたのに、後で「よくわかんないけど、ブリーダーっていうか犬がたくさんいる家だったかも」とか、犬登録事務所に問い合わせると、実はDansk/Svensk gårdhundとミックス、という事実が発覚したりもしましたが、まあ、ココは元気で丈夫だし、良しとします。

 そんな出生の怪しいココ嬢ですが、うちに来た当初はものすごい恐がりで、常に私の後をついてまわり(元飼い主も女性だったし、たぶん女性に安心してたんだと思う)、私の姿が見えなくなるとパニックになるほどだったのですが、今ではすっかり落ち着き、階下に住む義姉家族のラブラドール、Bellaとも大の仲良しに。庭に2匹を放り出すと、ドッグレース並みに駆け回って遊んでおり(遊び終わった後に芝生で足が緑色に染まるほど!)、大変ほほえましいです。
 

姉御のBella。辛抱強くティーンエイジャーなココの相手をしてくれています。


 食欲もすさまじく、私が台所に立っていると何かおこぼれが落ちて来ないか常にチェック。野菜とかフルーツが大好きで、たまににんじんとかあげると喜んで食べています。
 息子達はそりゃーもう喜んでいて、特に次男はどこに行くにも一緒。ちなみに先日、次男がココとべろべろキスをしていたので、「気持ち悪くないの…?」と若干うへっと思いつつH氏と見ていたら、「あんたらもキスしてるでしょーが!」とツッコミが…(そしてH氏「なんだ、父さん達のキスは気持ち悪いってか?!僕らはココほど口臭がきつくないからいいんだ!」と分けわからん対応をしていましたが)。


必ず誰かに寄り添ってくる。


新カップル誕生。寝起きの悪い次男も、ココが起こしにいくと喜んで飛び起きます。


小型犬なので出かける時もだいたい一緒です。


 そんなわけで、新しい家族、ココのご紹介でした。

H氏生誕40周年どっきりオリエンテーリング!

2011年05月19日 | 家族のこと
 5月17日はH氏の40歳の誕生日でした。

 デンマークでは区切りの歳に盛大にお祝いする伝統があり、彼もずいぶん前からそれを楽しみにしていて、ゲスト50人のパーティまで企画しております。が、来週のコペンハーゲンマラソンに初めて参加する彼は、マラソン大会が終った翌週にパーティをするため(マラソンに備えて今は断酒中だし)、誕生日当日は特になにも予定をしていませんでした。

 私はこの日予定では準夜勤だったので、伝統的に誕生日の朝ごはん(歌とプレゼントで起こし、朝ごはんにデニッシュを食べる)を食べ、彼と息子達は特に何もせず普通に夜も過ごす予定でした。

 でも。なんかせっかく一生に一度だけの40歳の、しかも私とは初めての誕生日。なんか特別なことを、思い出に残るようなことをしてあげたい、と思い、わたくしKanahei、超がんばっちゃいましたよ。名付けて、

 『H氏生誕40周年オリエンテーリング』!

5月12日(誕生日5日前)
 H氏のお母さんとお茶をしつつ、H氏が誕生日の晩は彼の好物のお肉料理を食べたがっている、でも私は夜勤なのでお義母さんの家で作ってもらえないか。ていうかせっかくだからどっきり企画もいいよね、という話からオリエンテーリング案誕生。

5月13日(誕生日4日前)
 長男にオリエンテーリング企画を発表。彼をオリエンテーリング当日、H氏に同行する証人兼カメラマンとして任命。

5月14日(誕生日3日前)
 H氏の親友の名字をさりげなく聞き出し、ネットの電話帳で電話番号を調べ、オリエンテーリング企画を説明し、協力を要請(1度しか会った事ないのにそんなメールをして超緊張…でもみんな優しくて「いいねいいね!」と喜んで協力してくれました)。
 また、誕生日当日は準夜勤だったけど、同僚に協力してもらって日勤と交代してもらえることに。でもすべてH氏には秘密…。

5月15日(誕生日2日前)
 H氏がジョギングに行っている隙やシャワーを浴びているところを狙っては、こそこそと各ポイントに設置する課題を作成。
 絵が上手な次男にもお父さんに隠れて絵を描かせたり、ポイントに使うため義父にH氏の子供時代の写真を引き延ばし&プリントしてもらい、長男を義父母宅の草刈りを手伝わせるという口実で送り、写真を取って来させたり。
 階下に住むH氏姉のLにも当日の段取りを相談したりと、とにかく水面下で忙しかったこの日。

5月16日(誕生日前日)
 準夜勤の前に最終準備と、誕生日に必要なものの買い出し。ポイントの中で重要な役割をするご近所さんとようやくコンタクトが取れ、快くこの企画に協力してくれると返事をもらい、一安心。

 が!!この日の午後になってH氏から「明日君は準夜勤でしょ?午前中に水回り工事の人が来るって、前に伝えたの覚えてる?」と。準夜勤から日勤に替えてもらった私、午前中はバッチリ仕事です。すべてH氏には秘密に進めていた企画、ここでばらすわけにはいきません。
 ダメもとで婦長に「明日10時くらいに来ちゃだめですか?」と聞いてみたら案の定だめだったので、悩んだ挙げ句、近所に住む義母に電話し、当日、H氏が仕事で家を出た後にうちへ来て、工事の人が来るのを待っててもらえないかとお願い。するとこの企画をとても楽しみにしていた義母、「まかせてちょうだい!」と快諾してくれて、とりあえずはなんとかなるか…。

 そして準夜勤から帰宅後、翌朝のためにテーブルのセッティング、プレゼントをスタンバイ、国旗の飾り付けなど細々としたことを準備した後、就寝(午前1時)。

5月17日(誕生日当日)

4:00起床
誕生日の朝、伝統的にはデニッシュを食べますが、ここ数日「パンケーキ食べたいなあ…。でもあれ糖分がすごいんだよね。糖尿病患者にはよくないってわかってるけどさ。でも食べたいなあ」とH氏がつぶやいていたので、朝からがんばって大量のパンケーキ(デンマークのパンケーキはクレープみたいな薄い生地で、ジャムをぬってくるくる巻いて食べる)を作成。このパンケーキのために彼の好きなルバーブとイチゴのジャムも手作りしておきました。

6:15
息子達を起こし、プレゼントと旗をもってH氏の寝室へ。バースデーソングで彼を起こし、プレゼントをあげます。
次男からは汗拭き用?アームバンドとiPhone+ミニ水筒のジョギング用アームホルダー、長男からはネクタイ、私と階下の義姉LとそのだんなCからはビジネスバッグをプレゼント。どれもみんな喜んでくれました。

6:45
本当は一緒に朝ごはんを食べたかったけど、日勤(7:15出勤)の私はここでタイムアウト。H氏には「ちょっと友達に頼まれた事でどうしても片付けなきゃいけないことがあって…工事の人が来るまでには戻るから!」とかなり無理矢理な嘘をついて出勤。

仕事中も数回H氏から電話があり、そのたびに家で工事の人の対応をしている義父に電話をして状況を聞いてからH氏に電話をかけ直し、あたかも私が家にいるかのように振る舞ったり、H氏と同じ職場で働いている義姉Lからも電話で「Hが午後最後の会議がなくなって早く帰るとか言ってるんだけど、どうしよう?!」とか電話があり、まったくもって心臓に悪い日勤でした…(結局、Lの車で一緒に帰るH氏に彼女は「私は会議が16時まであるから!」と嘘をついて留まらせたようですが)。

15:00
私の心臓バクバク日勤が終わり、急いで帰宅。学校から戻り、今か今かとこの企画を楽しみにしていた長男と最終打ち合わせをし、私は各ポイントに課題設置のため出発。

17:00
H氏、Lとともに帰宅。リビングのテーブルの上に『H氏生誕40周年オリエンテーリング』の手紙を発見。内容は、

「40年前の今日、ここTaastrupに一人の男の子が生まれました。
彼は今素敵で賢い大人になり、今日で40歳を迎えるわけですが、私達は彼が本当に40歳という年齢にふさわしく”立派な大人”であるかどうか、テストします。T(長男)はあなたに同行し、課題をきちんとこなせるか見守る証人です。
さあ、心の準備ができたら、出発です。まずは隣の家のArneの所へ行きなさい。そして勝負を挑みなさい。GO!」 
 
課題1:土木建築士Arneとの腕相撲対決
結果:H氏惨敗。代わりに「ご近所さんクイズ」に回答し、次のポイントへのメッセージをゲット。
メッセージは「Irma(スーパーマーケット)へ行き、レジのおばさんに”今日は僕の40歳の誕生日です”と伝えよ」


やはりガテン系のArneにはかなわず…。なぜか自信たっぷり(しかも超負けず嫌い)だったH氏、何気に50代のArneに負けたのはショックだった様子。


17:15
Irmaへ到着。夕方の混雑するレジにてH氏、誕生日の旨を伝える。


Irmaにて。

課題2:Irmaクイズ(サブタイトル~あの頃君は若かった~)
レジのおばちゃん(ノリノリ)「さあ、ここでIrmaクーーイズ!!1989年、あなたはIrmaでバイトをしていましたね?ある日、あなたはレジの売上金を銀行に届けるという任務を任されました。しかし、銀行から戻って来たあなたをみて、同僚は超ビックリ。さて!ここで問題!あなたが持っていったビニール袋の中に、現金はいったいいくら入っていたでしょう?また、なぜ同僚はそんなにびっくりしたのでしょう?!」
正解:現金40000クローネ(およそ60万円くらい)
   売上金はタクシーに乗って届けるべきだったのに、H氏はビニール袋に入れて、なんと徒歩で銀行に届けて来たため。
結果:現金は覚えてなかったけどなんとか他は答えられたので、次のポイントへのメッセージをゲット。
メッセージには「この番号に電話し、名前と誕生日を伝えよ」

17:20
秘密の電話番号は、Steno Diabetes Centerの患者用ホットライン。


Stenoに電話中。

課題3:Stenoクイズ(サブタイトル~愛のメモリー!~)
Kanaheiの同僚Stenより「H、君は2010年10月にStenoに入院し、そこでKanaheiと出会ったね?そのときに君が入院していた病室は何号室だったか答えよ!」
正解:1号室
結果:無事正解。Stenより次のポイントへのメッセージ「君の通っていた小学校へ行き、サッカーグラウンドで次のポイントをみつけよ」

17:25
サッカーグラウンドに到着。グラウンドのポールには、次男の描いたお父さんの絵とH氏の子供時代の写真、そして次の課題が。




「将来の夢はミュージシャン!」という、ちょいぽっちゃりだったH少年。約30年後の現在は…


ミュージシャンにはなれなかったけど、世界一のお父さん。紫のネクタイとかカバンとか、何気にディテールに凝って描かれてる。


次男の絵を見てじーんとしているところ。

課題4:小学校クイズ
「5年生のときの数学の先生は誰?答えはAN(元奥さん。小学校の裏に住んでいる)の飼っているうさぎ小屋の中」
結果:こちらも無事正解。回答の中には最終課題へのメッセージ。「この番号に電話せよ」

17:30
秘密の電話番号は幼なじみJのもの。ここでJより最終クイズ。

最終課題:幼なじみクイズ
Q1、T(共通の幼なじみ)のお父さんの口癖は?(物まねしつつ回答せよ)
Q2、Tのお父さんの猫の名前は?
Q3、16歳のときにみんなでJの両親のサマーハウスへいきました。そのとき、バンの荷台には何十ケースのビールが積まれていたでしょう?
結果:3問中2問正解にて、無事、最終ゴールは義両親の家と伝えられる。



Jに電話中。

17:45
 義両親宅に到着!内緒で集まっていた義姉とその息子達、うちの次男、義両親のみんなで玄関にてデンマークお誕生日ソングでサプライズお出迎え。



 その後シャンパンで乾杯し、H氏大好物の超デンマーク伝統料理Stegtflæske med persillesovs(豚バラ肉の薄切りをカリッカリに焼いたものと、パセリのクリームソース)を食べ、食後はL手作りのホワイトチョコホイップクリームとブルーベリームースのケーキで、彼にとって大大満足な誕生日のディナーとなりました。


お義母さんの作る伝統料理。




Lの息子(双子の片割)、「僕がこれ(飾り)作ったんだよ。だから僕にこの星を食べる権利があるからね」

「Gniske」は彼の家族間でのあだ名。昔のTV番組に出てくるかんしゃく持ちのニッセの名前だとか…。


 H氏は誕生日の晩について「うーん、Kanaheiもいないし、T(長男)もハンドボールで遅いし、ピザでも食べてのんびり過ごすよ」と、期待度0だったし、なにより協力してくれた家族がみんな超!ポーカーフェイスで嘘がうまかったので、彼はこのどっきり企画にまったく気付ず、最後まで大成功でした。
 最後に家族から、「Kanaheiはこの企画を全部一人で立てて、この日のために勤務も変更したし、今日は日勤の後にがんばって準備もしたのよ」と伝えられたH氏はそれが一番のびっくりだったようで、私のところにきて涙目で「僕のことを愛してるね?!じゃないとこんなことできないでしょ!」と。
 そして「今までの人生で一番ヒュゲリで最高の誕生日だった」と、それはそれは喜んでくれました。はー、がんばった甲斐があったあるよ!
 毎年は無理だけど、次回10年後の50歳は半世紀記念として、また面白いこと企もうっと。