Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

福祉大国~??

2006年05月31日 | なるほどな話
 今日は学校の後仕事がなかったので、家に帰って昼食後は看護学校試験に向けての準備(デン語作文)、夕飯後はその続き(下書きの日本語と自分のデン語レベルに差がありすぎて、途中死亡寸前になる)、なんとかヨナスにも手伝ってもらえてそれを終えた後は、今日から出された学校の課題「毎日新聞の記事1つ読んでレジュメ作成」へ。そんな長い記事でもないのにずいぶん時間がかかってしまい、もう0時近くです。でも昨日の宣誓通り、ついででもあるので今日読んだ記事についてちょこっと。

「在宅看護でミス多発」
 国内2つのエリアで調査をしたある報告書によると、在宅看護を受けている高齢者の1/3が、訪問看護師やヘルパーのミスによって軽症~重症度の被害を受けているという事がわかった。
 一番多いミスとして投薬ミス、忘れ(ある患者は1週間心臓の内服薬を投薬されずにおり、心不全による肺水腫を発症)で36%、次に看護師などの環境整備が足らずに起こった転倒、転落で30%、患者宅への訪問忘れ15%であった。
 これらミスは「故意ではなかった事件」として福祉現場ではとらえられており、その結果の症状に関わらず州や市などへの報告もミスを引き起こした看護師およびヘルパーには義務づけられてはいない。またこれら在宅看護・介護での監視監督制度もない。
 ちなみにこの報告書は生存者のみを調査対象とされているので、ミスによって死亡したケースはカウントされていません。

 えええ、福祉大国デンマーク!これはどうなの?!特に最近、老人ホームのひどい現状ををすっぱ抜いた記事がよく掲載されており、私が見た記事だけでも「(たしかコペン)最大規模の老人ホームではオムツ交換は14時間ごと」や「栄養学的に老人ホームの食事よりマクドナルドの方が良い」などがあり、高校時代から植え込まれて来た「北欧=ゆりかごから墓場まで安心な福祉」がガラガラと崩れて来ています。
 が、失望はしていません。だってそんなのたった1年半でもこの国に住んで、デンマーク人を見ていれば「ああ、彼らならやりかねない」とわかるもの…。

 そんなわけで、まあ今回はちょっと批判的な内容でしたが、今度はもちょっと明るく面白いネタを仕入れて来ようと思います。

TBとはなんぞや?

2006年05月30日 | わたくしごと
 ブログを始めてから早1年半経とうとしているのですが、とくにここgooブログに変えてから気になる事が。

トラックバックってなんすか?

 時には(と言ってもまだたったお一人ですが)このトラックバックというものを通じて双方のブログを行き来するようになる、というありがたい縁もあるのですが、ここ最近はなんか怪しいビジネスの勧誘みたいのとか、「なんでこんなまるで接点もない人が私のところに?!」という人が来てトラックバックしていくのですけど、一体なんなのでしょう??ちなみに今日来たのは、

「ミカだよ(^.^)今、下北の日サロでバイトしてます。将来の夢とかないけど(+_+)…(続く)」

という渋谷のガングロギャル。一体どうやってこの「デンマーク貧乏飲んだくれ女のブログ」という辺境の地へ辿り着いたのでしょう…。なぞだ…。

 そしてもう一つ気になるのが、毎日およそ200人(多い時で300人以上のことも)ほどの方々がそんな私のブログに訪れてくれているということ。単に調べものの途中でヒットして寄っただけ、という方もおられるのでしょうが、それにしても思い浮かぶだけのここを読んでくれている知り合いやお友達をあげても100人には足らないので、一体どんな方が見て下さってるんだろう、とちょっと気になります。
 時々読んで下さっている方からメールやコメントをいただいて、「おお!こういうところからも読んでくれている方がいるのか!」と嬉しくなるのですが、それにしてもまだまだ私の知らない100人ほどの方がいらっしゃるようなので不思議。私は知らないのにその方達は私が酔いつぶれてげろんげろんだった事も知っているという…。

 とにもかくにも、こんな稚拙な文章の、日々の愚痴や勘違いだらけな記録を読んでいただいて、そしていつも温かい励ましをいただけて、本当に感謝しています。ブログをやっているとつきものの「いじわるコメント」などもこれまで全くもらった事がないし、ああ、私ってなんてラッキーとも思います。そして「な、なんて暗いやつ!!」と思われてしまいそうですが、みなさんからいただけるコメントで私はいつも小躍りしちゃうくらい嬉しくなり、嫌な事があっても「よーし、これをネタにまたいっちょ面白おかしくブログにのせちゃる(そしてみなさんからのコメントを期待…)!」とポジティブ?になれるのです。
 これからはもちょっと、せっかく読んでいただいている方にも楽しんでいただけるように、デンマーク社会のことやニュースなども少しずつ載せていきたいと思うので、どうか今後もよろしくお付き合いくださいませ。

 以上、二日酔いでややしおらしくなったKanaheiでした。あ、はい、もう寝ます。すいません。

大失態!

2006年05月30日 | お酒の話
 昨日、お友達のソプラノ歌手えいこさんがとある教会で歌われるというので、もう一人のお友達と一緒にいってきました。えいこさんの歌をソロできちんと聴いたのは実は初めてだったのですが、もう、モーツアルトのAlleluiaなんて、気がつけば口をぽかんと開けたままで、すっかり引き込まれて見入ってしまいました。まさに度肝を抜かれた、というか。えいこさんはかなりの努力家で、ここ最近ずっと勉強にお仕事にと多忙な日々を送られているようで、その疲れが出たのか数日前までは喉および全身の調子がすぐれないと言っていたのですが、さすがプロ。そういったことを全く感じさせない、すごいパワーでした。
 日本の曲も数曲歌われて、コンサートの後にはお客さんから「すばらしかったわ」と握手をせがまれ、同じ日本人として、お友達としてなんだか鼻高々でした。おほほ。

 が!終了後、控え室でプチ飲み会が始まってしまい、バナナ1本しか食べていなかったにも関わらず、ほらほらとすすめてもらうがままにじゃんじゃんワインを飲んでしまいました。そしてついに…。つぶれました…。げろんげろんでした。過去数年間で見事ワーストワンに輝く失態ぶりでした。しかも控え室とはいえ一応教会の敷地内で。授洗をした途端にこれです。もう、最悪です。
 どうにもこうにも一人で帰れる状態ではなく、電話でヨナスを呼び出し(かわいそうに、家でピザを食べているところをアパートから電車で45分もかかるとこへ)迎えに来てもらいました。空腹で飲んだので胃内の全てのものを吐き出し、お陰でノアブロに着いた頃は一人でも歩けるようになったのですが、今度は猛烈な腹痛に見舞われ、でもそのまま眠りに落ち、様々な悪夢をみてしまいました。そして案の定、本朝も気分最悪で学校へは行けませんでした…。

 あたし、ほんとにダメ人間だ、とさすがに自分でも呆れつつ午後ヘレさん家へ向かうと、8月から始まる看護学校から手紙が届いており、つ、ついに6月8日、入学試験(デン語)&面接が行われるというお知らせでした…。飲んでつぶれてる、そして二日酔いでおえおえしてる場合じゃ全然ありません。あと10日です。あああ、どうしたらいいんだ。
 とりあえず今日はもう宿題以外(クラスメイトがご丁寧に連絡くれた)何も出来ないので、もう寝ます。明日からはちょっと心を入れ替えてテストの日までがんばろうと思います。あああでもなにを~~~。

Laekker!!

2006年05月27日 | おいしいもの
 今日は夕ごはんに初めて焼き鳥を作ってみました。日本の百円均一で焼き網を買ったのですが、使い捨てかというくらいちゃっちーので、オーブンの上段で焼いてみました。まあ、やはり直焼きにはかないませんが、それなりにビールがすすむ出来でした。

*焼き鳥…ネギ間、つくね(たれ)、アスパラベーコン巻き
*大葉ごはん…大葉、白ごま、たたいた梅干し、醤油少々を混ぜて。(sanoさんアイデアありがとです!)
*じゃこ&水菜サラダ…じゃこは油で炒めてかりかりに、トマト、アボガドも入れて、お友達にいただいた「オニザキの黒ごま柚子風味ドレッシング」で。

 本日ついにヨナスから「laekker(うまい)」の言葉がでました!ユラン出身の彼はいつもおいしくても「ikke daarligt(悪くない)」としか言わなかったのですが、普段野菜もあまり食べないのにサラダはおかわりするし、苦手と言っていた梅干し入りにも関わらず大葉ごはんもおかわりし、「このご飯はおいしいよ」と言っていました。おお、ついに梅干し克服!?


 余談ですが、今日やっとのび放題ボンバーなヨナスの髪を切りました。毎回、あのベッカムのトップが小山のような髪型にトライするのですが、天パだからかうまくいかず、出来上がりは普通の五分刈りアンです。布切りばさみのような巨大なはさみと
クシだけで、まるでバリカンを使ったかのような仕上がり。我ながらすごい技術だと思うのですが、次回からは自分でバリカンでやっていただきたいと思います…。

スノッブ遠足

2006年05月27日 | デンマークの四季と行事
 昨日お友達に誘われて西シェランのLederborgまで遠足へ行って来ました。前日(というかここ最近)の天気が不安定だったのでどうなるかと思ったのですが、見事な快晴でデンマークの郊外は菜の花畑&畑の緑で本当にきれいでした。

 Lederborgではこの週末、ライフスタイルに関してのイベントが行われていました。そこでは高級バーベキューセット、ロマンティックなガーデニング用品からプランター、屋外ジャグジー、デザイナー子供服、時間と生活にゆとりのある人が趣味で作っていると思われる作品(手作り石けんやアクセサリー)などなどのテントが軒を連ね、ライフスタイルイベントのはずなのに、全くもって私達には縁のないものばかりでした。
 それもそのはず、コペンハーゲン北西はかなりスノッブなエリアで、ノアブロから電車とバスを乗り継いで来ている、窓辺で家庭菜園をしている我々とは違い、来ている人はみなVolvoやフォルクスワーゲンなどのワゴンでやってきて、犬を連れ、広大な庭に植えるであろう花々の苗やどでかい鉢を惜しむ事なく購入し、出店のメニューにある3000円くらいする寿司を食べ、地方物産展のような高級食材、ワインをそろえたコーナーで見るからに高くておいしそうなものを購入し、そしてまた我々が寒そうにバスを待っている前をたくさんの買ったものを載せてブーンと車で豪邸の自宅へ帰っていくような人々です。

 ハングリー精神のなさと要領の悪さでは、他の追随を許さない私とヨナスは、「きっと一生ここであれこれ買い物をするなんていうことはないだろう」とはっきり悟りました。我々にはフリーマーケットで目を血眼にして、安くていいものを探すのが精一杯です。

 でもヨナスは意外に(平民のくせに)このイベントを楽しんでおり、一人で生ビールを2杯も飲み、ソーセージを食べ、パンケーキを食べ、あげくにバイキング時代からの蜂蜜のお酒を一瓶購入していました。お友達と私はそんなヨナスを見て「…なんか悔しい、私達もせっかくだし何か欲しい!」と触発され、盆栽コーナーなどを物色したのですが、持って帰って1週間で死にそうな盆栽?が2000円もするのを見て断念し、結局庭もないのに屋外用の植木をいくつか購入してしまいました。ノアブロで、しかも屋内だけど少しでも長生きしてくれる事を願います…。

 イベントでの満足度はともかく、いいお天気の中、自然の豊かな郊外でのんびり、しかもお友達と一緒でひたすらおしゃべりしつつあれこれ珍しいものも見れて、とても楽しかったです。28日もお友達の歌を聴きにまた郊外へ行くので、とても楽しみです。



 展示用お庭ベンチでくつろぐ子供。



 屋外用オーブン。この隣のテントではおいしい焼きたてパンが売られています。

ヨーコな毎日

2006年05月27日 | わたくしごと
 そろそろパソコンの様子が(また)おかしくなってきて、新しいのが欲しいな~なんて収入もないのに考えています。そしてその際には引き続きMacで行くか、世の流れに乗ってWndowsで行くか、悩んでおります。さらにi-podも縄文時代から使っているので(凶器になるほど重くでかい)、曲をサーチするためカバンから取り出すにも人目がやや気になります。またさらに、デジカメも3年前に買ったばかりだというのに、日本へ帰った時、周りはもっといい高機能なものを持っていて、これもまた買い替えたい…。あと下着もついでにデザインがすてきで上質なものが欲しい…。それにもう一回美容院にも行きたい…(ぱっつん前髪にしたい)。このように、日本へ行くとなにかと物欲がわきますが、時既に遅し。

 もう、仕方ない。ここはデンマークですもの。日本のようなハイテク最新なものはなかなか手に入らないし(店頭にでている種類も恐ろしく少ない)、私の携帯はカメラなどなく、カラーですらありません(これはさすがにデンマーク内でも遅れている)。どうせちょっと見栄はってカッコつけても髪は真っ黒でヨーコ=オノだし、デンマーク人のように部屋着でどこでもいけちゃうし、久々にスカートはいても激チャリしてめくれててもお構いなしだし、日本からすてきなヒールの靴を持って来たけど石畳で歩けなくてほとんど履いてないし…。日本でもてはやされているスローライフ(と言えるほどの生活でもないけど)な生活を得た代償は、つまりヨーコ=オノです。ゴムウェストのズボンを愛用です。超庶民的スーパーNETTOでパンツを買おうとしています。さすがに自宅で頭にネットはかぶってませんが…(敬愛するk子女史へ)。

 だんだんおしゃれでこぎれいな日本女子からかけ離れていき(もともと離れてはいたが)、日本であれだけ気にしていた体重やプロポーションもまったく気にならなくなって来ました。だって、周り(デン女子達)と比べたって、比べようがないくらい元が違うんだから、そらー気にもならなくなります。しかも一緒にいるのもヨナスだし…。
 もはやこの国にいる限り、今後トキメキな予感もなにもないので、盆栽とか家庭菜園とかそんなことに情熱をかけていこうと思います。

写真:窓際緑化計画スタート

ヨナスをいじめよう。

2006年05月25日 | おもしろい人・おもしろいもの
 日本でもけっこう有名になってきたデンマークのバンド、MEWについて。うちのヨナスもそのMEWがそこそこ好きでアルバムもちゃんと持ってたりします。

 が、実は私、MEWが、特にあのボーカルの彼(の名もヨナスという)をみるたび、いじめてやりたい衝動にかられます。嫌いというほど興味もないんだけど、な~んかむかつく(Fさんごめんなさい~!)。日本にいたときはCDなど聴いていたけど、実物を見る機会もなく、しかしここデンマークではけっこうビッグになったMEWがほぼ毎日TVで観れます。で、それを見るたび沸々と私の中のサドな部分が沸いて来て、一緒にTVを観ているうちのヨナスに向かって「ねえ、彼はああいう動きをしないと歌えないわけ?(いつもクネクネ、上目遣い)」とか「あのアホっぽい口はなんなの?(あひるかなんかのようにクウェーッと口を開けて歌う)」とか「あーもー本当に彼は自分が大好きでしょうがないんだね~」などとぶつぶつ言いながら、仕舞いには思いっきりアホっぽくMEWのものまねまでしてます。MEW好きなヨナスは「あはは…」と笑いつつちょっと淋しそう?(ダブルヨナスいじめ)

 そういえば小学生くらいの時も、あの手のタイプの(妙にフェミニンで弱々しくて情けない)男をいじめたような…。私、成長してないかも…。
 

オペアらしく忙しい。2

2006年05月24日 | ベビーシッターの話
 学校から帰ってからは育って来た紫蘇を薬味にざるそばを作り、30分休んでからヘレさん家へ。先週の土曜日からヘレさんはドイツでコンサートをしているトーマスを追ってベルリンへ行っています。その間ヘレさんのお母さんが来て子供達の面倒をみているのですが、さすがに4日間もあれだけべったりな母が不在(父もだけど)となると子供達、表にはあまり出さないものの相当ストレスが溜っているようです(ヘレさんのお母さんがけっこう厳しい人というのもあるのだけど)。

 ヤコブもいつも以上にイライラしており、大好きな電車で一緒に遊んでいても少しでも気に入らないことがあると突然、電車を床に打ち付けてかんしゃくを起こしたり、ちょっとのことで号泣したり…。でも救いと言うか、私がいる間はヘレさんのお母さんも私を信用しヤコブを任せてくれるので、なんとか彼が普段の精神状態に近づけるようにがんばってみました。
 こういうときやっぱりなんといっても忍耐です。ひたすら気長に、辛抱強く、自分までBadムードに引きずられないよう、できるだけお笑いを取り入れて、ゆったり構えて接します。そして彼もよく知っている、いつもしている馴染みのある事をしてあげると少し落ち着くようで、ご機嫌に遊ぶときのテーマ曲のCDをかけて前やってウケた遊びをしたり、彼が大好きなお風呂をバブルバスにして遊んだりして、なんとか帰る前にはご機嫌の状態に持っていく事ができました。ヘレさんのお母さんも「ストレスが少し軽くなったみたい。よかった」と喜んでくれて、子守りとしてもとても嬉しかったです。
 でも時々私を「マミー!」と間違えて呼んでいたのが、そして最後に彼を寝かしつけてオヤスミを言うとき「明日も来るよね?」と嬉々として聞いて来て、「明日は来ないの…来週また来るよ。でも明日はお母さんがお土産持って帰って来るからね」と返した後の、嬉しそうな、でもまだ不安そうな顔とか切なかったけど…。ヘレさん、早く帰って来てあげて~。子供にとってお母さんって、唯一無二の存在なんだなーと改めて思いました。

 と、今日は全力でヤコブに向かってしまったので、久々の学校(しかも発音コースも)もハードだったしかなり疲れました。さっきやった宿題の聞き取りも短~いセンテンスなのに百万回聴いても耳から耳へスルーでした。もう、昨日のワインをカパッと飲んでぐっすり寝ます。

オペアらしく忙しい。1

2006年05月24日 | デン語習得の道
 また学校が始まってしまいました…ついに。
今回のクラスメイトは、ベネズエラ人男性(香取慎吾似、オペア)、たぶんオーストラリアとかその辺の男性、フランス人女性2名、ウクライナ人女性2名(一人はオペア)、ロシア人女性2名(一人はアンニュイな美人妻、もう一人は大学で数学を専攻してたという才女で美少女のオペア)、たぶん中東系の女性、ベトナム人女性(発言がきつくやや生意気感漂う)、タイ人女性(発音コースが一緒で超明るくすてきな人)、スペイン人女性(お金持ちの妻らしく、いつも世界中旅行しているらしい)です。
 先生は二人(曜日で入れ替え)で、どちらもやや高齢、うちの母親よりもきっと上?ややのんびりした進行具合ですが、Mette先生(今度は違うMette先生)はのんびりしつつもかなり細かいところまでチェックしてくれる頼もしい先生です。

 今回で今のクラスのレベルも2回目なわけですが、始まって2日目にしてまったく初歩的なことを知らずにここまで来ていたという事が発覚し、やや焦り、やや自分自身に腹が立ち、情けなくなり、でもダブってよかった…と。(助動詞の機能しかないとばかり思っていたデン助動詞skal,kan,vil,maaが、普通に動詞として機能し、しかも完了系もこなすということを本日初めて知る。がーん)

 普通の授業が終わった後、今度は発音コースで、先週今週は普段の2倍授業時間が長く、かなり疲れました。(発音の練習は想像以上に疲れる)


みんなで広げよう、パソドブの輪!

2006年05月22日 | お酒の話
 すごいサイトを発見してしまいました。ドブロクがこんなに簡単にできるなんて!
一応、URLを載せますが、万が一サイトが消滅してしまった時のために(酒好きとしてはとても心配)、以下に転載し保存をはかりたいと思いますっ。

ペットボトルで作る炭酸系ドブロクの作り方

用意するもの

・米3合
・日本酒少々(お猪口一杯ほど)
・米コウジ250g
・ヨーグルトの種菌1g
・ドライイースト6g
・冷やしたミネラルウォーター1.2リットル
・1.5リットルの炭酸飲料のペットボトル
・3リットルくらいの容量の広口の容器
・編み目の細かなザルかフキン
・お 玉
・ジョウゴ(どぶろくをペットボトルへ移す時に重宝します)

これで、1.5リットルペットボトル1本弱の量のドブロクができます。米は台所にある普通の米でOKです。米コウジ、ヨーグルトの種菌、ドライイーストは市販されています。私は大阪梅田の阪神百貨店の地下1階で買ってます。この百貨店では、米コウジは味噌売場、他2点はジャムやパスタ、手作りケーキ材料等のコーナーに置いてあります。

別に百貨店でなくても、米コウジは味噌屋さん、麹屋さん、自然食品の店に、ドライイーストはケーキ材料店で売ってます。それから、衛生上、手をキレイに洗う、器具はお湯かけて消毒、ケガで化膿した手では作らない、くらいの配慮はあった方がいいです。

その1

炊飯器で米3合を2合の目盛の水加減で炊きます。要するにセイロで蒸した堅めの米の状態を、敢えて炊飯器で作ってしまおうというわけです。この際、おチョコ一杯くらいの日本酒を入れておくと米が芯まで炊けます。

その2

米が炊きあがったら広口の容器に移し、これに冷やしたミネラルウォーター1.2リットルをドバドバとそそぎ入れます。量は目分量で構いません。これで水温が自動的に40度くらいになり、初期の温度管理が全く不要になるというわけですが、もし少々ぬるくなってても大丈夫です。

このどぶろく作りはまず失敗することはありませんから自信を持って次へ進んでください。実際、私もこれまで失敗は皆無です。

次に米コウジ250g、ヨーグルトの種菌1g、ドライイースト6gを入れて、シャモジか何かで混ぜます。水、米コウジは目分量で構いません。(ヨーグルトの種菌の代わりに、ヨーグルトそのものを入れてもできたという報告もいただいています。分量は大さじ一杯程度とか)

その3

あとはこれにフタをして部屋の中に置いておくだけです。フタをする前に、容器にサランラップを張っておくと衛生的です。アルコール度を高くしたい時は小さじ1~3杯程度の砂糖を混ぜてやるといいです。 早ければ半日ほどでプツプツと発酵が始まり、イイ匂いがし始めます。発酵して米粒が上に浮いてきますので、1日1回程度、シャモジか何かで軽く混ぜてやってください。

冬場なら3日、夏場なら2日でOKです。冬場は居間などの暖房のきいた部屋に置いておくと良いでしょう。毎日、帰宅した際に、そっと発酵具合をのぞき込むのは、ワクワクとそれは楽しいものです(^^)

その4

3日~4日目、いよいよ絞り込みです。容器からお玉を使ってザルへ少しずつ移し、米粒と液体に分けます。フキンで手で絞ってもいいですが、ザルの方が衛生的だと思います。米粒がけっこう形を保っているので、ごく普通のザルで意外とうまくキレイに漉せます。少しぐらい米粒が混じっても、濁り酒の風情と思って気にしないことです。

ザルに残った酒カスは、お玉をギュッと押しつけて絞り込みます。 絞った液をペットボトルへ入れ、しっかりフタを閉めます。1.5リットルのペットボトルなら八分目くらいの量になってるはずです。絶対に満タンにはしないでください。もし余ったら、味見という理由をつけてその場で呑んでしまいましょう。

ペットボトルに残った空間は、発生する二酸化炭素を貯めておくスペースです。この状態で半日~1日、常温で置き、二次発酵させると、発生した二酸化炭素でペットボトルがキンキンになります。白い沈殿ができて分離しますが、混ぜれば元通りになります。そのままフタを開けず、冷蔵庫で冷たく冷やして、あとは飲むだけです。

クーラーボックスなどでキンキンに氷詰めして冷やすと二酸化炭素がたくさん溶け込み、舌にジュワッときて最高です。ただし、一人で2合も飲むと、意外に酔っぱらっちゃいますので油断しないように。口あたりが良いのでダマされてしまいます。どうやら胃の中に入ってもアルコール発酵が止まらないみたいです(^^)

保存について

やはり、できたてが一番オイシイのですが、冷蔵庫に保管しておくと、この後一週間ほどは充分に風味が保たれるみたいです。日にちとともに徐々に発酵が進むので、アルコール度が少し高くなってやや辛口になります。まあ、ドブロクを手作りするくらいの人間なら、アッという間になくなってしまうだろうから、保存の心配は無用ですね(^^)。

また、二酸化炭素が抜けても、普通のどぶろくとして楽しめます。ただし、このどぶろくはビールやコーラと同じように、二酸化炭素の爽快感が身上ですので、ジュワ~ッと炭酸ガス入りで賞味するのをお勧めします。

注 意

飲む際にいきなりフタを開けると、びっくりするくらいの二酸化炭素が出ます。このため、中身がシャンパンのようにあふれ出ることがあるので注意してください。中身の泡立つ様子を見ながら、少しずつフタをひねっていくとうまくいきます。

容器は“炭酸飲料”のペットボトルでないと絶対にダメです。ガラス瓶や炭酸系でないペットボトルは破裂すると危ないですから絶対使用しないでください。もし持ち運ぶなら氷を詰めたクーラーを使うのがベストです。なんかここだけ読んでると爆弾づくりの方法みたいだなぁ(^^)

残った酒カスは

絞り込む時に、やんわりと絞ると、とってもジューシーな酒カスが残ります。これに砂糖と水を混ぜて温めると、なかなかにイケる甘酒になります。酔いたい方はこれに清酒や焼酎を足すとイイです。また、カス汁をつくってみたという報告もいただいてます。

余 録

せっかく自分で作ったお酒だから、好きな銘柄を付けて楽しむのもいいかもしれません。私が付けた銘柄は、パソドブ「魚酔(うおすい)」です。