Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

南スペイン7日目~ビーチでまったり~

2009年08月31日 | 旅の話
 8月16日日曜日。

 朝ごはんを簡単に済ませた後、とりあえず食材や水を購入するため、近くの町Nerja(ネルハ)のスーパーマーケットへ。

 行き着いたスーパーには残念ながらシーフードコーナーがなかったものの、Cava(スペインのスパークリングワイン)が2ユーロとか激安。ありえない…デンマークでレストランで飲むと(同じグレードでも)、安くて1ボトル300krですよ。この差は一体…。
 とりあえずこのスーパーで食材のほか、Cavaを3本、ワインを2本、前日フェスティバルでスペイン人達が飲んでいたデザートワインを1本、そしてビールを1ケース購入。楽しいホリデーの始まりにふさわしいアルコール量です。

 その後サマーハウスに一旦戻り、ランチの後、再びNerjaへ。「ヨーロッパのバルコニー」と呼ばれるきれいな眺めの展望台下の、ホテルのビーチでのんびりすることに。
 
 水がおそろしくきれいな海で、水深2m以上でもまだ下の砂も魚もみえます。しかも水があったかーい。超極楽。旅の仲間のMちゃんと、「働いててよかった…こうやっていいバケーションにも来れるほど、ちゃんと自立して、お金を稼いで、よかったね…」と波間に浮かびつつ、しみじみ。お互い外国で揉まれつ働きつつ、いい自分へのごほうびになったよね。

 そんな極楽ビーチを早めに退散し、最後に合流する旅の仲間Kさんを迎えにマラガの空港へ。「毛穴が開く…」とさっそくマラガの暑さに反応中のKさんを無事ピックアップ後サマーハウスへ戻ると、Jお手製の韓国料理が用意されていました。
 シーフードを買えなかったからですが、旅の間肉料理を食べたのはこれっきり?以降はずっと毎晩シーフードだったので。ふふ。



 ちなみにサマーハウスのインテリア、狙ったとおりKさん好みで、ウケ狙い成功(って狙ってないけど)。

 そんな感じで、サマーハウス2日目まったり終了です。

おめでた2本立て

2009年08月27日 | わたくしごと
 スペイン旅行記の途中ですが…。

 2月に提出した結婚ビザ、ようやく本日おりました~。6ヶ月もかかった~!

 出したはずの書類が「ない」と言いがかりをつけられ再提出したのが4月(もっと早く連絡よこせ、だ)。それからさらに経って「ていうか忘れてない?私のビザ処理」という催促電話を入れると「書類が全部そろってから処理を始めて、3ヶ月以内に完了予定なので、えーと、今週の金曜日までに届かなかったらクレームだして」と返事があったのが7月。絶対忘れられてたに違いない。

 まあ、私も前の職場のビザでのうのうと暮らし続け、ステノでも働き続け、さらには海外旅行にも3回(日本、スペイン×2)行ったけどまったく問題なしだったので別にいいけど(だって一応前の職場にも籍は置いたままだし、いいかなと)。

 それでもまあ出たならいいさ。ちなみに期限は2011年1月までです。この中途半端な期限は一体…。手紙によると、パーマネントビザまでは最長7年、場合によっては5年、またまた場合によっては3年で出るというので、1年半ビザが出た今回、最短の3年、次の更新で出てたらいいなーと思ってますが。
 だって最も失業保険の下りにくい職業だし、すでに2年半働いてるし、PD3(デン語検定)も受かってるし、身元保証金も自分で用意したし…。そのへん適当にゆるくやってほしいものです、移民局…!

 そんなややおめでたい話題のほかにも、実はいつの間にやら8月28日はヨナスと私の結婚一周年記念です。早い!結局結婚式に関するブログは未完のまま…。

 今日は別にそんなおめでたムードだったわけではないけど、「たまたま仕事を早くあがらせてもらえた」&「散財ムードだった」こともあり、靴を買い、A.C.Perchで職場用に紅茶(ラクリスはだめなのに、ここのラクリスティーは好き)を買い、マガジンで化粧品を買い、さらに(k子さんの表現を借りれば)「呼ばれた」と言っていいほど惹かれたワンピースをAcneで購入(がっつり腰の下まで背中が開いてます)。結婚記念日にはこれを着て食事にいきます。あとユールフロコスともニューイヤーも誰かの結婚式も…着回しマックスで。

 30代になってかわいらしい洋服に手を出しづらくなりましたが、代わりにかっこいい&セクシーな洋服に手が届くようになったのはちょっとうれしいです。

 そんなわけで、散財しちゃいましたが、またがんばって働きまーす。おめでたいし、いいよね?ね!?

南スペイン6日目~マラガでお祭り~

2009年08月25日 | 旅の話
 8月15日12時。

 スザンナ宅を出て、だんなのステフェンにマラガ空港まで送ってもらい、空港で無事旅の仲間Jをピックアップ。もう一人この日に合流するMちゃんは夕方の便なので、それまでマラガの街をJと観光することに。
 折よくこの日はマラガはフェスティバル。なんだかものすごい人が集まっています(空港からの電車は東京のラッシュアワー並みにすし詰め状態)。ジリジリと照りつける太陽の下、マラガの中心部へ出ると、「おお!これぞアンダルシア!」な民族衣装をまとった人達が馬や馬車に乗ってメインストリートを通り過ぎて行きます。特に女性の衣装といったら、派~手~だ~ね~♪派手もいいけど~♪て感じで、小さな子からおばちゃんまで、水玉&ヒラヒラのドレス。


男性もこのように民族衣装で。


おばちゃんも派手派手です。


女の子達もしっかりおめかしで。

 カフェでパエリア、ハモンセラーノ、シーフードフリットのランチの後、さらに旧市街と思われる細い路地のエリアに入って行くと、さらに人人人。みんなかなりいいあんばいに酔っぱらって、バリバリラテンな音楽をがんがん流して踊り、しゃべり、また飲んで酔っぱらってます。


フラメンコ風?サルサ風?に踊る若者。腰つきが違う!

 ここで気になったのが、みんなが持っているピンクのラベルの瓶。中身は白ワインよりやや黄みがかった飲み物で、みんな小さなグラスを持って(中にはそのグラス専用のホルダーを首から下げて)がぶがぶ飲んでいます。
 あとでわかったのですが、マラガは甘いデザートワインの名産地で、そのピンクラベルの飲み物もマラガ産のデザートワイン。氷で割ったりしつつ飲んでみましたが、甘いお酒が好きな女子にウケそうな優しいお味でした(お酒はきりっと辛口が好きな私にはちょっと…ていうかあの炎天下であんなのがぶ飲みしたら悪酔いしそう)。


民族衣装の人達を撮ってたら、その隣のテーブルから「なんで俺らは撮ってくれないんだ!」との声があがり、しょうがないなーとパチリ。

 細い路地を歩きつつ、その路地に出されたバルのテーブルでわいわい飲む人々をうらやみつつ、しかしいい加減、睡眠2時間と人ごみと猛暑でぐったりしてきたので、涼を求めてピカソ美術館へ。
 展示自体は大したことなかったけど、建物が素敵な美術館。しかもひんやりしていてまさしくオアシス。美術館のカフェで最後エスプレッソを飲んだりしてたら、あっという間にMちゃんが到着する時間が近づいていたので、あわてて空港へ戻ることに。

 空港では無事Mちゃんとも合流でき、レンタカー(今回はプジョー)に乗り込んで、いざフリヒリアナへ出発!
 今までの旅ではレンタカーでナビを借りれず、知らない土地でさんざんな目に遭っていたので、今回はカーナビを購入したのですが(デンマークで車ないのに)、これがとっても役に立ちました(たまに嘘も教えられたけど)。

 マラガの空港からフリヒリアナまでは車で1時間ちょい。マニュアル運転、しかも同乗者を乗せての初の長距離ドライブということで、かなり緊張したけど、なんとかかんとかフリヒリアナに到着。
 しかし!フリヒリアナ、山肌に沿って町が作られているため、もんんのすごい坂。車一台分の細い道を1stギアでうんうん言いつつ登り、バックギアでも思い切り踏み込みまないと坂道ではどんどん落ちていっちゃうほどです。怖い!坂の真ん中に駐車せざるを得ず、この晩はなんども、停めておいた車が勝手に坂道を落ちていってしまう悪夢を見たほど…。

 さて、着いたノボのサマーハウスはというと、あまりにも、あまりにもすごいのである意味笑いを通り越して恐れ入ってしまうほどの、超おばあちゃん趣味のインテリア!!うっかり写真を撮り忘れてしまったのが悔やまれますが、家中いたるところに配置されたなぞのフィギュアや人形、食器、ランプシェードなど、どれひとつとってもツッコミどころ満載です。一体誰の趣味で…。そしてノボはなぜこの家を…。アンダルシアのかけらも見当たりません。むしろスーパー東欧系というか…。

 そんなインテリアに感嘆した後、とりあえず晩ごはんだ、と近くのレストランへ。アジア女子による今回の旅の目的はシーフードだったので、レストランでも迷うことなくシーフードをチョイス。私はカジキマグロのステーキ、Mちゃんはまるごと白身魚のグリル、Jはサーモングリル。がっつりな量なのに一皿10ユーロほど。いいねえ、海鮮の国は。

 その後レストランのウェイターに妙な地酒を振る舞われ(まずい…)、なんだかんだで夜も更けたので、おばあちゃんの館(サマーハウス)に戻って就寝。

 そんなあんばいで、アジアン女子アンダルシアツアー初日でした。
 

南スペイン6日目深夜~超セレブディスコに潜入~

2009年08月24日 | 旅の話
 15日にサマーハウスへ移動してからネット環境がなくなり、こまめ更新ができずにおりましたが、楽しく充実したスペイン旅行から、無事金曜日に帰ってきました。

 15日以降も色んなことがあったので、本当に書きたいことは沢山あるのですが、なるべくがんばって思い出しつつ更新していこうと思ってます。で、とりあえず、気になっている人も多いのではないかと思われる(特に男性)、ラテン美人妻のフライデーナイトフィーバーのもようから…。


 8月15日午前2時。
 ラテン妻達と共にディスコへ。Marbellaという、南スペインの中でもとくにリッチなエリア。ストリート沿いには高級ブランドブティックが並び、フェラーリなんかがぶんぶん走ってます。
 そんな街からちょっと離れたうっそうとした森?の中に、突如お城のような建物出現。周りは見たこともないような高級車だらけ、入り口には黒服のガードマンが5人。ここがディスコ?!
 スザンナの友達の一人が、そのディスコに知り合いがいるとかで、なんと我々、顔パスで入場。後で聞いたのですが、なんとそのディスコ、エントランスだけで50ユーロです。

 まさに中世のアラブの城風の建物に入り、広いパティオに出ると、ソファーが置かれ、超セレブ風な着飾った人達がシャンパン飲んだりしつつ談笑しています。ここどこ?ハリウッド?みたいな。



 一緒に来たスザンナの友達(モロッコ人)から、「水タバコ吸いたい。あなたも来る?」と誘われ、スペイン語わからず「え、飲み物?いく」と勘違いして着いて行くと、パティオのぐるりに張られたまっ白なテントのソファー席へ。黒服のボーイがせっせとタバコをセットしてくれている間、真ん中の水場(噴水のような)では黒人が火を噴いたりするショーが展開され、ゲストをアラビアンナイトな気分に浸らせてくれます。


だんなさんはノルウェー人。ノルウェー語は”スコール(乾杯)”だけ知っている。


いちご味の水タバコ。けっこうおいしい。


ショーではヒョウ柄の腰巻きをした黒人が火を噴いたり…。

 タバコを適当に吸った後、ダンスフロアのスザンナ達の元へ戻ると、いつの間にかお金持ちそうな男性グループを彼女達はゲットしており、彼らがリザーブしたダンスフロア目の前の席に座っています。
 すると黒服ボーイが次々とクーラーに入ったシャンパン(最低ラインでモエ・エ・シャンドン)や、凍らせたウォッカ(スミノフとかそんなんじゃなく、ちゃんとしたロシアンウォッカ)などを高々と掲げながら運んできて(時にはシャンパンに花火を灯して)、それをお金持ち男性グループがエスコートしたい女性に振る舞う、という。なんかもう唖然。
 どうやら、そのスーパーセレブディスコでは男達が席をリザーブし、フリーの女性達を捕まえ、自分たちの席に招待し、おごり、踊るというシステムのよう(普通に友達同士で来ている人もいるけど)。だからフリーで来ている女性達の着飾りたるや、華やかなんてもんじゃーありません。パリス=ヒルトンがいてもおかしくないような世界です。対する男性はかなりやばい人も(スザンナ曰く「お金さえあればいいのよ、男は」とのこと)。
 エントランスで50ユーロ、一体あの席をリザーブするのはいくらなんでしょう…。まるで高級クラブのようです。

 でも、いくらごちそうしてもらえるからって、彼らの飲み物をがぶ飲みするわけにもいかないわけで、スザンナ達と違って「踊り」ではなく「飲み」メインの私はちょっとじれったい。だって男がすすめてくれるまで飲み物に手を出せないなんて!かといってじゃー自分で買いに行くよ、っていうのが受け入れられる雰囲気でもなく、なんだかなーです。
 お金のある男(しかも決していい男でもない)が、いい女を釣って踊ってって、社会の汚い部分を見るようですが、まあ、お金のある女も同じようなことをやってるわけですし、日本にはもっとシステムの確率されたホストやホステスのいる店もあるわけだし、どっちもどっちだ。ていうか、自然界では雄が派手に着飾って雌を誘うのに、どうして人間界ではそれが逆なんだろう、などと、盛り上がりのピークを迎える午前5時のディスコフロアで一人物思いにふける私。


美しい踊り子のお姉様達。


フロアー周囲のお立ち台?でセクシーに踊ります。


動画でお伝えできないのが残念なほど、素敵セクシーダンスでした。


どうよ、この小麦色美脚!パンツ丸見えもなんのその。

 結局そのまま微量の酒で酔うこともできず、踊りまくる美しいお姉さん達にみとれ、イタリア人の男に「日本人か?」と聞かれ、例のヨーロッパ人が日本人をみるとみんなやる”合掌”を調子にのってやってみると妙にウケ、なぜかその周りみんな合掌のまま踊りだし、奇妙な宗教団体のような様相に。オーケー!もう十分だ!と帰ろうとするも、次々にラテン男から手を引かれ、腰を引かれ、「帰らないでくれ!」って私、教祖ですか?!


今回一緒にいった女子(妻)3人、と降って湧いた男(合掌ダンスで昇天)。


朝6時ですよーみなさーん。いつ帰るんですかー?

 なんだかんだで無理矢理盛り上がって、家路についたのは午前7時。ああ、あと4時間で旅の仲間の一人、ジンが来てしまう…。2時間ほど寝て、スザンナとその家族に別れを告げ、いよいよコスタ=デル=ソルともお別れです。「いつでもまたいらっしゃい。ここはあなたの家でもあるから」だなんて、さすがラテン、情にも厚いスザンナ。ムーチョグラシアス!そしてアディオス!
 

南スペイン5日目~マーケット&Friday night wives~

2009年08月15日 | 旅の話
 色々書いたのに、またしても投稿したとたんに記事が消えました…。ああ、もう、だからブログの記事作成画面から作成しないように、っていつも気をつけてたのに…。今回に限って…。

 とりあえず記事を書き直す気力も時間もないので、手短に。

 これからスザンナの女友達と一緒にディスコにいってきます(”ディスコ”と日本語でいうとなんかバブルな感じで古くさいですが)。みんな夫と子持ちですが、待ち合わせは23時半。「このへんでは普通よ~」とのことですが、すごいぜ、ラテン。

 後日金妻の夜をしっかりレポートしたいと思います。では、アディオス。

南スペイン4日目~路上デビュー、そしてSUKIYAKI~

2009年08月15日 | 旅の話
 この日は昼過ぎに歯医者の日。スザンナの歯医者は高級歯医者(?)とかでお値段も張るというので、彼女の友達のローカル歯医者を紹介してもらうことに。

 と、その前に、先日修理に出したVolvoを引き取りに、スザンナと再びマラガへ。はじめ彼女の車で二人で行き、なんと帰りは私が彼女の車を運転して、歯医者、そして家まで戻ることに。
 田舎道で練習したマニュアル車の運転ですが、本番はいきなりマラガの街中、そしてすぐさま高速です。ショック療法というか、当たって砕けろというか(いや、砕けては困る)…。

 結果は、かなりの緊張状態で出発時とその後道の真ん中で計6回ほどエンストしましたが、その後はギアチェンジのタイミングなど感覚が身に付き、すいすい。そう、運転自体には慣れているんですから、この感覚をつかめばどってことないっす。縦列駐車もいっぱつで決め、無事歯医者に到着。これでレンタカーも無事に乗りこなせそうです。

 で、歯医者ですが、レントゲンまでは撮ったものの状態がよくわからず(根は大丈夫だけど)、詰め物を取って調べてみてもし治療が2~3日に及ぶような状態の場合、翌日からその歯医者がホリデーで閉まってしまうため通えないことから、治療断念。結局デンマークで治療です…。とほほ。
 まあ、通訳兼セカンドオピニオンのスザンナの協力のおかげで、レントゲンを持って帰ることができたので(しかもコンサルタント&レントゲン代は無料)、まあいいかと。


歯医者の前に時間があったので、美容院で急遽カットをしたスザンナ。


 歯を治療しないで済んだので、帰りがけにビーチ沿いにあるシーフードグリルの店でランチ。
 サングリア(「アルコール低いからNo problem!」とスザンナにすすめられ)、ガスパチョ(冷たくてニンニクが効いてて激うま!)、カタクチイワシのグリルとホタルイカのような小イカのフライで、しめて20ユーロ弱。安い。

 午後はショッピングセンターに行ったり(また!)、晩ごはんでは昔、ペルーのナショナルの工場に勤めていたというスザンナのお母さんの、日本の思い出話に花が咲き、一緒に彼女の懐かしソング「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」を歌ったり、超ヒュゲ。
 こんな、海外旅行で家族ぐるみの付き合いをさせてもらえるなんて、とってもありがたいです。スペイン語ができたらもっときっと楽しかったことでしょう。
 今度はペルーの彼らの家にも遊びにおいでと言われたので、いつか行けたらいいなあと思います。インカ帝国の遺跡とか見たいし。

 そんなまったりなあんばいで、4日目終了。

*写真はグリルシーフードの店にて。スザンナが飲んでいるのがガスパチョ。

南スペイン3日目~だらっと海~

2009年08月14日 | 旅の話
 3日目も快晴。気温は容赦なく上がり、昼間には38度へ。暑い!じっとしてるだけでじわじわと汗が…。

 なのでこの日は海へいってみることに。スザンナのアパートからてくてくと山を下りる階段を下りて5分ほど、はい、ビーチ。近い!

 前日マラガ市内で買ったビキニを着たものの、むだ毛がないかばかりが気になり、肝心のビールなど飲み物を持って行くことを忘れ、炎天下の中3時間、読書(江國香織の「おもいわずらうことなく愉しく生きよ」)。
 パラソル(というか茅葺きの傘?)の下にあるビーチチェアを借りたのですが、周りみんな黒こげ(そしてトップレス多し)の中にいると、白い自分が恥ずかしくなり(余計にぷよぷよして見えるしね)、SPF低めの日焼け止めで防護しつつ焼いてみることに。
 しかし暑い!サウナのようで、直射日光がじりじりと…。途中でなんどかシャワーを浴びつつ、また寝っころがって本を読み、じりじりじり。ああ!もう限界!ビール!!

 ということで、ビーチそばのバルへいって、テラスで生ビール。がーーーーーっうまい!!あんなにおいしいビールは久々です。さらにタパスでエビのガーリックオイル煮とかチリの肉詰めトマトソース煮込みなど食べつつ、また読書をしつつ、極楽極楽。

 その後アパートに戻ると、スザンナの友達が来たので再びプールへ。ブラジル人のお友達とそのだんなさん(スペイン人)だったのですが、ブラジル人の彼女のビキニのすごいこと!子供がいるとは思えない見事なバディに、「その小さな布の価値って?!」というような限りなく布面積の少ないビキニ。あんなの初めてみたよ…。ていうか同じ人類のメス?そのバディは。

 週末は彼女達も一緒にディスコ(アントニオ=バンデラスが経営するディスコがあるらしい)にでかけるということで、楽しみです。本場ラテンの踊りなど、しっかり目に焼き付けてこようと思います。

南スペイン2日目~マラガ市内へちょっと~

2009年08月13日 | 旅の話
 南スペイン2日目。

 昨晩はなんとアンドレアのベッドを借りて寝ました。子供用でも意外といける。

 で、今朝はどこかで聴いたことのあるメロディーで目が覚めたのですが、居間へいってみると、セバスチャンが朝ごはんを食べつつドラえもんを観ています。ドラえもん、スペイン語しゃべってる…。しかも大山さんよりさらなるだみ声。しかもしかも、なぜか私が子供のときに観ていたのより、さらに一昔前っぽいすごい古い絵で、実に昭和っぽいです。
 
 ドラえもんの後、今度はなんとキャプテン翼が始りました。ちなみに翼君の名前はスペインではオリバーです。サッカーの試合風景なんですが、実況アナウンサーの声が超本場っぽくてうける。日本のような「おおお~っと翼君前にでました~!」という感じでなく、ぼそぼそと落ち着いたテンション&早口の、まさに本物サッカーの実況中継。さすがサッカーの国だぜ…。

 この日の予定はマラガまでちょっくらショッピング、だったのですが、ステフェン(スザンナの旦那さん)がマラガまで自動車を修理に出しにいくとのことで、一緒に乗せて行ってもらうことに。

 しかしここからが波瀾万丈。まずまだ4年目の新しいVolvoのバッテリーがおかしくなり、この前直したばかりでまた壊れたため修理に向かうところだったのですが、発進直後今度は備え付けカーナビが壊れ、道に迷いまくり。
 シエスタ前に修理に出したいのに、マラガ市内をぐるぐるしつつ、さらにステフェンの仕事上でなにやら問題発生で、携帯に取引先から電話かかりまくり、ぐるぐるイライラ、ドイツ語、デン語、スペイン語を切り替えつつ電話で怒鳴るステフェン。
 そして信号待ちをしていたら、路上駐車をしようとした前の車がステフェンの車に激突!もう完全にシエスタ前に修理に出すことはできません…。

 その後30分ほど遅れて修理屋に到着し、マラガの中心地までタクシーで送ってもらって、やっと街中散策開始です。


ヤシの木陰にたたずむアンデルセンに遭遇。こんなところまで旅をしてたのか!ていうかヤシと不釣り合いだ…。


 マラガではマラガカテドラル(でかい)を見て、街をちょっとうろうろし、お腹が空いたので、今回初のビールを飲むべくバルへ。


ものすごく大きい。

 なにやらワインバー風の店だったのですが、雰囲気がよかったので入ったものの、料理は今イチ(大げさな名前の割には)。とはいえ生ビール、ロゼ、赤と飲んでいいあんばいに酔ってまた外へ。


お店はかわいい感じだが。


大げさな名前の料理。が、ただのサンドイッチだった。

 シエスタでお店がやってないのと、暑くてとにかくのどが乾くので、再び別のバルを見つけてまたしても生ビール。あ~やっぱりビールは暑いとこで飲むのがおいしい!

 その後ぼちぼち開き始めた店をひやかしつつ、携帯にスザンナから「どこにいるの!今日一緒にダイニングテーブル見に行くって約束でしょ~!」と電話があったので、あわてて戻ることに。

 Benalamadenaに戻ってからはスザンナの車で、家具屋めぐりをし、彼女の新居に合う家具を見て回ったり、ショッピングセンターの最終バーゲンで衝動買いをし、帰宅したのが23時。そんな感じで慌ただしく2日目終了でした。

南スペイン1日目~友達宅に到着~

2009年08月12日 | 旅の話
 やってきました、南スペイン。

 今回は飛行機もトラブルなく(これが普通)、空港では即効荷物も出て来たし、スザンナ宅にも無事に着きました。

 着いたのがちょうど昼過ぎで、スザンナは仕事で家におらず、だんなさんのステフェンもどこかにでかけていたため、家には彼らの娘のアンドレアと、スザンナのお母さんと甥っ子のセバスチャンだけです。

 お母さんとセバスチャンは夏休みを利用して、スザンナの故郷ペルーからきています。ちなみにスペイン語のみで、まったく英語はできません。
 来る前にスザンナが「甥っ子はペルーで日本語学校に通ってたから、日本語しゃべれるよ!」と言っていたので(しかもこのとき甥っ子のことを「弟が」と間違えて書いていたため、弟なら年も近いだろうし、一緒に飲みに行けるじゃん!と)かなり期待していたのですが、「おはようございます」と数字の1~10までを数えられるのみで、スペイン語を全くできない私との会話は壊滅的。
 アンドレアはまだ3歳ですが、ステフェンとデンマーク語で話しているため、なんとか無理矢理デン語(幼児語)で話せるのですが、通訳まではとてもできません。

 しかし!英語圏外を旅行するときの強力な味方、「旅の指差し会話帳~スペイン語~」を今回もアマゾンで購入していたので、まさに指差して示しつつ、カタカナの発音をそのまま読み上げつつ、なんとか通じています。すばらしい!去年イタリアでも本当に役に立ちましたが、ここスペインでもかなり手放せない感じです。

 そんな感じで適当にコミュニケートしつつ、お母さんお手製のペルー料理でランチをとった後は、アパートの共同プールでアンドレア&セバスチャンと泳いで日光浴して。
 
 アンドレアとは彼女が6ヶ月くらいの頃に会っているのですが、赤ちゃんの頃から「ラテン女」な感じで、赤ちゃん語で実によくしゃべり、激しく怒って泣いたかと思ったら、そのすぐ後にパーっと笑ったり…。
 3歳になった彼女は、「こんな人なつこい子見たことない」というくらい、ニコニコとず~っとくっついてきて、私の名前を呼びながらいつも手を握ったり抱っこをせがんだり、超かわいい。しかもくりくり天パに、ラテン美女スザンナと北欧男子なステフェンの血を受け継いでます。将来が恐ろしい。



 プールの後、帰宅したスザンナと再会し(未だにあの両ほほをちゅっちゅっとする挨拶がうまくできない…)、みんなで晩ごはんはプエルトポルトというハーバーにある中華料理屋へいってき、夜は私の大好きなペルーのお酒、ピスコでカクテルを作り、アパートのテラスでおしゃべりしつつヒュゲ。
 
 明日はマラガ市内に買い物&一人バールランチ、などしにいきたいと思います。

マラガってきます

2009年08月10日 | 旅の話
 さあ、いよいよ明日からバケーションです!

 予定としては、明日なんと早朝7時20分の飛行機でマラガまで飛び(ということはチェックインは5時台?ひー!)、空港からはタクシーで、お世話になる友達スザンナの家へ。
 彼らの家はマラガの郊外で、見るからにリゾートな感じです。こんなところに住めるなんて…人生観変わりそうだ。







 スザンナ宅に滞在しつつ、海でのんびりしつつ土曜日まで滞在し、その後ノボで借りたサマーハウスが15日の夕方から入れるので、旅の仲間、韓国人のJinと、まみちゃんをピックアップしてから、移動です(もう一人のkさんは翌日到着予定)。

 旅の目的は、スザンナとその家族とひさびさの再会、海でのんびり、ショッピング、歯の治療(スザンナが歯医者なので)、女子4人でわいわい観光、生のフラメンコを観に行く、もちろん夜はタパス、シーフード三昧の食事、そしてワイン…。

 そんなとっても楽しみなバケーションなわけですが、出発前にやるべきことも沢山あるわけで…。パッキングをしつつこまごまとした用事を済ませ、洗濯やら掃除、さらにヨナスのために大量の餃子を作って冷凍し、4日くらい食べ続けられそうな量の彼の好物である、パスタのオーブン焼きを作り、ヨナスによって2週間放置されるであろう冷蔵庫内の野菜を使って夕飯を作り、明日飛行機で食べる用のおにぎりを作り…。なんてしてたらもう夜です。

 過去数回におよぶ飛行機乗り過ごしのトラウマのせいで、寝過ごしたらどうしようとか、ヨナスがたびの面倒(主にトイレの掃除など)をちゃんとみてくれるかとか、忘れ物はないだろうか、とか色々不安はありますが、腹筋をして寝ます。

 旅先にはパソコンを持って行く予定なので、現地で記事更新できたらと思ってます。

 それではみなさま、おやすみなさーい!いってきまーす!