難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

あれ分別しないの?マクドナルドは?

2011年03月02日 19時12分25秒 | 難聴一般
ゴミの整理をしていた店員が客の置いていったトレーのカップも紙屑も一緒にポイと捨てた。
見ると胸にゴールドの名札を付けている人だ。

マクドナルドって食べ終わったゴミはプラスチックとそれ以外に分けて入れるようになっている。それを守らない客がいるから一緒にポイしたのか。うーむ。
この店のある市はプラスチックもビンもアルミ缶等細かく分別しなくてはいけない。

見ていると中にいた店員がカーディガンを羽織って出てきた。列に並んでハンバーガーを買っている。注文を受ける人も一般客と同じオペレーションをしている。
ふーん。よくわからない店だ。


ラビット 記

人の尊厳を守るのが障害者の運動

2011年03月02日 18時51分50秒 | 難聴一般
「障害者」の願いの根っこ。

一人ひとりなぜ闘いに立ち上がるのか。
人としての尊厳を守りたい。

生活に苦しむ高齢者、労働者、女性など連帯できる基盤がある。


ラビット 記

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こんにちは! TOMO市トモです!

 今週のメルマガは、
 きょうされんの「根っこ」の話です!
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■市民に理解と共感を呼びかける
 第34次国会請願署名・募金運動キャンペーン
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 1977年、共同作業所全国連絡会(きょうされんの旧称)
 は産声を上げました。

 当時、一部の自治体にしか作業所の補助金が無い中で
 16カ所の共同作業所が「交流したい」「まとまって運動したい」
 という強い思いで集まったのでした。

 以来34年間、私たちは毎年、
 国会請願キャンペーンに取り組んでいます。

 その請願項目には、
 かつては「共同作業所の補助金制度の確立」などを掲げ
 最近では「応益負担の仕組みはおかしい」
 「権利条約の水準に沿った制度を!」などを掲げています。

 請願署名に取り組むのは、
 掲げている項目を国会で議論してもらい
 制度・政策として実現してもらうためですが、
 決してそれだけではありません。

 私たちの思いや障害のある人の実態を
 広く市民に知ってもらい、
 理解してもらい、共感してもらうというのも
 大きな意義があることです。


 障害のある人は施設の中だけで生きるわけではありません。
 いくら施設の中で生き生きと
 働いたり過ごしたりしたとしても
 自宅やグループホームのある地域の中で、
 差別や偏見の目で見られれば
 決して豊かな暮らしとは言えません。

 だから、私たちは運動します。
 それは「あなたたちはおかしい」と頭ごなしに批難することでも
 「障害のある人にこう接するべき」と押しつけて
 啓蒙することでもありません。

 「誰もが暮らしやすい街をつくりませんか」と語ること、
 「何か生きづらさを抱えていませんか」と耳を傾けることです。
 それが、私たちの考える運動であり、
 私たちの「根っこ」にあるものです。


 34年前に比べて少しずつ暮らしやすくなった部分もあります。
 駅にエレベーターがあるのはほぼ常識になりましたし
 点字ブロックや音の出る改札など、形の上ではずいぶんバリアは減ったかもしれません。

 それでも、まだまだ障害のある人の問題は少数意見であり、新たに「自己責任」を求める流れ、 「福祉では無くサービス」という流れも私たちの前に立ちはだかっています。

 だから、私たちは今年も国会請願キャンペーンに取り組みます。
 一人の署名は微力かもしれません。
 でも、一筆から始まります。

 どうかご協力をよろしくお願いいたします。

○きょうされん第34次国会請願署名・募金キャンペーンは
きょうされんのホームページe-TOMOをご覧ください。
  ⇒ http://www.kyosaren.or.jp/34petition
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難聴者の「聞こえなくなる」時

2011年03月02日 18時39分13秒 | 日記(つぶやき)

難聴者は早口、小さい声は聞こえないが、大きくても聞こえない時がある。
「聞こえなくなる」時はたぶんに感情、ストレスなど心理的に抑圧、意欲の減退、消極的などマイナスの状況だ。

怒りの感情がこもった声をかけられれば、聞く気が失せる。
これは自身の心、精神をダメージから守ろうとする防衛本能ではないか。
攻撃されれば心身ともに傷つくことを本能的に予期して耳を閉ざすのだ。心も反応しなくなる。

それが職場でいつ起こるかわからない。突然訳も分からず怒られる、反論するとどうなるか瞬時に考えて、感情を制御する。全身にストレスが充満する。動悸が激しくなる。唇が乾く。

早く帰ろう。


ラビット 記
※一昨日のあられ混じりの雨に打たれるパンジー


「聞こえること」 脳内イメージの活性化 要約筆記

2011年03月02日 09時00分32秒 | 難聴一般
昨日「聞こえる」ということを経験した。

これは、聞いた言葉が頭の中にすーっと入って、頭が反応して、言葉が口をついて出てきた。

実は、要約筆記でもこれと同じことが起こる。それは適切に適度に要約された文章を読むと同じように頭にすっと入るのだ。
そうすると、「聞こえた」時と同じように頭がくるくる回転する。

話された言葉を「読む」場合、内容にもよるが時間あたりの文字数(情報量)によって、「読み下す」ような場合は、頭が回らず、記憶にも残らない。

適切に適度に要約された要約筆記を体験したことがないと理解出来ないかも知れない。
全部の要約筆記者がこの領域に到達しているかといえばそうではない。

「聞こえる」ということは物理的に聞こえるという以上に、聞いた言葉をストレスなく理解して、思考と行動(発声も)が出来るということだ。

これが、言語、モード、メディアをまたがって仲介が行われると、音声の場合は「通訳」、手話の場合は「手話通訳」、文字の場合は「要約筆記」となる。
リアルタイムに、話者の言葉が聞き手に理解されるように伝えられるかどうかが「参加の保障」のポイントだ。


ラビット 記

〓人工聴覚器医療の最前線〓

2011年03月02日 08時39分38秒 | 難聴一般
4年に一度開催される日本医学会総会にあわせて、市民セミナーがあちこちで開かれることを知った。

この市民セミナーは補聴器で十分な効果のない人にはこういう治療方法もあることを啓発するセミナーだ。医師が医学的補償方法を、メーカーの方が(リ)ハビリテーションを説明する。

一般市民には、人工内耳装用者と難聴者団体が当事者支援(ピア・サポート)組織として活動していることも紹介したい。

難聴者人口が1900万人であることを引用しているが難聴を自覚していない900万人が含まれている。医学界がこれらの難聴者にどう対応しようとしているのかしてきたのか知りたい。


ラビット 記
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第28 回日本医学会総会 市民セミナー
市民セミナー
第28 回日本医学会総会

〓人工聴覚器医療の最前線〓
国連の世界保健機関(WHO)によると、両側の耳に中等度以上の難聴がある人は世界中で2 億7800 万人と推定されています。
日本国内でも、難聴者の数は1900 万人以上1)とされ、
生まれつき難聴のあるお子さまは1000 人~ 2000 人に1 人とされています。
難聴は、それが先天性であっても、または突発性や進行性であっても、家族や友人の中で孤立感に苛まれることもあります。

従来の補聴器で十分な装用効果が得られる難聴の方が多くいる一方で、難聴の程度や種類によっては、人工内耳、埋め込み型の骨導補聴システム、人工中耳、ハイブリッド型人工内耳システムといったより高度な補聴機器が必要となる難聴の方もいます。
1) 参考文献 「補聴器供給システムの在り方に関する研究」
全国補聴器専門店認定協会(2003)

このセミナーでは、次の内容についてお話します。
◎ きこえのしくみ
◎ 治る難聴、治らない難聴
◎ 人工内耳とは
◎ ハイブリッド型人工内耳システムとは
◎ 骨導補聴システム(Baha)とは
◎ 人工中耳とは

セミナーの後半では、補聴機器の装用効果や、難聴の方が持つ期待がこの25 年間でどのように変わってきているかをお話します。
◎ 話し言葉や音楽の聴き取りを最適化するためのさまざまな(リ)ハビリテーション

○日時 : 2011 年3 月21日(月・祝) 14:00 〓 15:30
○場所 : 丸の内ビルディング 丸ビルホール7 階
○演者 : 宮崎大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学教授 東野 哲也 先生
    株式会社日本コクレア クリニカル担当副社長 ジャネット オリバー
○情報保障:パソコン要約筆記と磁気ループ


東京都千代田区丸の内2〓4〓1 丸の内ビルディング 丸ビルホール7階
お問い合わせ先 : 株式会社日本コクレア 担当 和田
TEL:(03)3817-0241 FAX:(03)3817-0245
http://www.cochlear.com/jp

日本初の補聴器ファッションショーの出場者募集

2011年03月02日 07時33分04秒 | 難聴一般

補聴器を使って豊かな生活を送っている人がファッションでそれを表現するという。
これは面白い。

補聴器で会議に営業に頑張っている難聴者はどんなファッション!?
難聴者協会の活動で頑張っている難聴者は
応募してみたくネ。審査員がドン小西氏だ。彼は辛口だからなあ。


ラビット 記
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2011年6月6日・補聴器の日
「補聴器ライフスタイルフォーラム」開催
日本初の補聴器ファッションショーの出場者募集

~補聴器のある豊かな生活を楽しんでいる方 性別、年齢問わず広く募集~

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 補聴器関連3団体(日本補聴器工業会、日本補聴器販売店協会、日本補聴器技能者協会)は、本年6月6日(月)・補聴器の日の記念イベントとして、「広がるきこえの世界」をテーマに、「補聴器ライフスタイルフォーラム」を開催いたします。

http://www.businesswire.com/news/home/20110228007456/ja