感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

ファースの家の冷暖房方法のメリットとデメリット

2013-11-20 20:50:38 | ファースの家
つい最近まで「暑い、暑い」と言っていた頃が随分と懐かしく感じるこの頃。

もう冬が其処までやって来ている気配に季節の移り変わりを肌で感じる事ができる一日。

今朝は大工の「まっちゃん」は岡山市北区の某マンションの一室へカーテンレールの取り付けに向ってくれています。

こちらも小さな工事ではありますが、頼まれたからにはやっておかねば為らない仕事という事で空いた時間を使って大工さんに取付をお願いしておきました。

勿論、この程度の事なら大工さんなら訳なく済ませてくれる様でなかなか、お客さんとの予定が合わず伸び伸びになっていた依頼だけに先ずはクリア出来たことに一息付いた感も・・・

「しんちゃん」の方も残仕事に午前中を使い午後からは「まっちゃん」と合流して総社市の施設へ向った様子。

そんな中、私は午前中は見積もり作成を行い午後からは倉敷市茶屋町のファースの家のオーナーさん宅へ向います。

今回はメンテナンス工事という事ですが、久しぶりに訪問させていただいたのに歓迎下さったお客さんには感謝、感謝。

こちらは当社のファースの家でもエアコン一台での冷暖房を取り入れた初の物件、36~37坪の平屋建ての住宅ですが、問題なく暖房されている様子に一安心。

さて、今回は床下に潜ってのメンテナンスではありましたが・・・基本的に屋根裏に設置してあるエアコン、この温風がファンとダクトを通って床下に降りてくる仕組みだけに床下は随分と高温。

こちらのお宅は流石に上着を脱ぎ捨てても汗ビッショリになる程に床下も暖まっていて、この床下を暖める事で家中の床が床暖房したように暖かいのはファースの家の特徴でも。

基本的には、床下に降りてきた熱を写真に写っている「白色のまな板」の様なものが「タイトプレート」と呼ばれる保温板や構造体に蓄熱させて冷暖房するのがファースの家の温度管理法。

一旦、こうした構造体や保温板に熱を蓄熱してしまうと簡単に冷えたりしないので小まめな温度管理が出来ない事と基本的にはエアコンを1~2台でまかなうので個別の部屋での温度調節がやり難いのは欠点かも・・・

しかし、真冬でも家中の温度が20~23℃位に保たれているので、特別な事情が無い限りは個別に部屋の温度を上げる必要はないようです。

ファースの家は蓄熱式の冷暖房方式なので温風や冷風が直接体に当たることがなくエアコン嫌いな人にも大変好評、このクオリティーの高い冷暖房空間に慣れてしまうと車のエアコン風も不快に感じてしまうのは贅沢な悩みかも・・・

今回は約1時間ほどでファンからの異音という不具合を解消して無事に修理完了。

後はお客さんが家の中での疑問に思っている部分や設備機器類の有効な使い方を一緒に考えたり、全くもって家とは関係ない雑談したりと時間は過ぎ去り現場を後に・・・

夕方からは玉野市まで備前アルミ建材さんの依頼で以前、外構工事をお見積もりさせていただいたお宅へ伺い工事範囲が増えたとの事で再調査。

さて、こちらも帰社してから早々に見積もりを修正しましたので早速お送りさせていただきましたのでご確認の方宜しくお願いします。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿