感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市玉島で床と壁の隙間をふさぐ処置

2018-07-26 20:31:14 | 住宅修理・修繕工事物語
連日の暑さに仕事途中で一度、着替えをしますが直ぐに汗が流れて夕方の会社に戻った頃には服が冷たくなってしまい・・・

風邪をひかない様にしなければと思いながらのブログの更新。

今日も現場の打ち合わせにお伺いしましたが現場の調査だけでも汗がでる毎日に体調管理には十分気を付けたいところ。

さて、進行中の現場の方は「まっちゃん」にお任せして新規計画の案件の調査や見積、ご提案などに日々奔走している私。

今週からは暴雨災害のあった地区からの調査依頼も増えておりまして通常業務に加えて、ボランティアでの被災後の住宅診断をしている状態になっておりましてデスクワークの方が思うように進んでいない状態。

それでも被災地のいち早い復興は同じ地域に暮らす自分たちにとっての当面の目標。

住宅診断といっても特別に資格などを持っているわけではありませんが暴雨被害のあった住宅の多くでは床上浸水したお宅も多くありまして・・・

先ずはそういったお宅の構造体の部分が今後使っていけるかどうかを確認するくらいの事。

家を支える土台や柱などの材種を確認すれば大方の判断は可能でもあり、無垢材のヒノキやアピトンなどの水に強いとされる樹種の場合ではあれば内装材をめくって空気に触れさせる事で早い乾燥を促し再利用が可能だと思われます。

しかし最近の住宅では積層材と呼ばれる比較的、薄い木材を特殊な接着剤で貼り合わせた土台や柱を利用している住宅があるのも確か・・・

これらは接着面が水に弱い為に剥離の恐れがあるので特に注意が必要な構造体。

この辺りは建設業者であれば判断がつくと思いますので、床上浸水の被害のあった方は専門の業者さんに確認をしてもらい適切な方法で再生の計画を立ててもらう事が必要かと思われます。

建設業者と言えば電話しにくいイメージがありますが、そこはあまり気にせずに分からない事はわからないと・・・先ずは相談してみる事をお奨めします。

写真はそんな進行中の現場管理をしている「まっちゃん」が現場管理の合間に依頼されている雑工事を行っている際の写真。

こちらのお宅では床と壁の間に隙間があいてしまい虫等の発生がある為に応急処置で隙間をふさいでもらう施工をしてもらった際のもの。

しかし、なんでもふさげばよいというものでないのが少し古い頃の木造住宅でもありますのでこの辺りの判断も専門業者へ確認することが大切かと思われます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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