藁科川上流の大川地区に「○カイト」という地名の場所がいくつかあります。カタカナで表記されていることもあり、英語のカイトを思わせ、随分粋な地名と感じていました。以下の文献を読んで、カイトは“開戸=開かれた場所”というような意味であったことを知りました。写真は栃沢の西カイトです。
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「地名開戸の由来」
栃沢の小字は百余りを数えられています。
その内で開戸と云う地名が、向カイト、上カイト、西カイトの三カ所ございます。古い昔の謂われなど、くわしい事は判りませんが、とにかく冬の日当たりも良く、飲料水にも恵まれた位置で、ある処から開拓が始まり、各開戸を中心にして、だんだん四方に住まいが出来、栃沢開発の起点になった事から、向カイト、上カイト、西カイトと云う地名が出来たと伝えられています。 おわり
栃沢 内野志か江
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「ふる里わら科八社~第三集~」
(大川寿大学講座受講生一同・静岡市中央公民館大川分館、1981)
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「地名開戸の由来」
栃沢の小字は百余りを数えられています。
その内で開戸と云う地名が、向カイト、上カイト、西カイトの三カ所ございます。古い昔の謂われなど、くわしい事は判りませんが、とにかく冬の日当たりも良く、飲料水にも恵まれた位置で、ある処から開拓が始まり、各開戸を中心にして、だんだん四方に住まいが出来、栃沢開発の起点になった事から、向カイト、上カイト、西カイトと云う地名が出来たと伝えられています。 おわり
栃沢 内野志か江
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「ふる里わら科八社~第三集~」
(大川寿大学講座受講生一同・静岡市中央公民館大川分館、1981)
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