大好き!藁科川

静岡市の西部を流れる清流・藁科川の自然・文化の魅力やイベント等の情報をお届けっ♪

樫ノ木峠

2011年06月14日 | 地理・地形
オフロードを走るバイクや自転車の人にはお薦めの凸凹道に揺られること約30分。藁科川上流の大川地区・日向から籠沢川沿いの林道樫の木線を車で上り、樫の木峠に出掛けました。

途中、萩多和城跡の石碑や、岩盤が露出する切り通しを経由して、慎重に落石や溝をよけながら走る。樫の木峠というサインは道沿いに見当たらなかったものの、東側斜面に抜ける手前で道が広がり、大きな「市有林登山口」という道標が目について、“このあたりでは?”と思い車を止めてみました。

降りて周りを歩いてみると、大きな杉の下にお地蔵さまが座り、控えめに「樫の木峠」と案内板を見つけて峠を確認。よく見れば、近くに「森林基幹道 樫ノ木峠線開通記念 平成16年10月吉日」という石碑もありました。大きなケヤキやマツ科の木が気持ちよく枝をはっています。

柔和な表情の石仏には、「文政九年」と刻まれていて、調べてみると1826年とのこと。約200年近く歳月、この峠を見守ってきたんですね。

「夕暮山」という表示もあり、山頂が近いのかと峠から北西方向への山道を、尾根部まで登ってみましたが、残念ながらピークは確認できず、次回のお楽しみということにして峠を後にしました。

トクトクッ・トクトクトクッと

2011年06月09日 | 地理・地形
藁科川下流の羽鳥地区を、周りを見ながら、少し丁寧に一時間ほど散策してみました。

羽鳥地区は、近年は市街地のベットタウンとして、住宅の建設が進み、かつてののんびりとした田園風景は、かなり失われてしまったと聞きます。

確かに、ま新しいお家が建ち並び、車や人の行き来も多いところですが、細い路地などを曲がり、少し地区の中の方に入ってみると、家の間に田んぼが開け、水が湧き出ているところもあります。気づくと何度も渡っている用水には、トクトクと水量豊かな水が勢いよく流れ、改めて羽鳥地区が水に恵まれた地域ということが分かりました。

そんな用水の脇に、鮮やかな色のハナショウブの群落を見つけ、とっても儲けてしまったような気分になりました。

大川地区の各標高

2011年06月07日 | 地理・地形
用事があって、藁科川上流の大川地区センターにお邪魔すると、壁に「大川地区の標高」という資料が添付してありました。

日本平は308mだそうです。
それでは、大川地区の各ポイントの標高はどのくらいでしょうか?

日向  200m台
坂ノ上 200m台
栃沢  400m台
湯ノ島 300m台
諸子沢 300~500m台
崩野  500m台
楢尾  500m台
大間  700m台
畑色  500m台

大川小学校 268m
大川地区センター 240m
萩多和城跡 770m
一本杉峠  920m
突先山  1,022m
天狗岳  1,024m
智者山  1,291m
七ツ峰  1,533m

だそうです。
みなさんが今いるところは標高何メートルですか?