大好き!藁科川

静岡市の西部を流れる清流・藁科川の自然・文化の魅力やイベント等の情報をお届けっ♪

ハンデ

2011年11月04日 | 料理・食べ物
収穫したソバを掛けるところを「ハンデ(=把手)」と呼ぶことを知りました。帰って調べてみると、地域の文献の「焼畑」のことを記している項に、ちゃんと図入りで記されているではありませんか。まさにプライスレス、貴重です。


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五.蕎麦拾い
十一月霜降る前に「蕎麦拾い」(蕎麦の収穫)が行われた。蕎麦を根こぎにして揃え束ね、○五六寸、で把を作り、二把を繋いでハンデ、に掛け易くした。把手は平坦で日当たりの良い場所を選んで作り、よく乾燥した所を見計らって筵(むしろ)の上に降ろして棒でもって打落す。これを(蕎麦叩き)と云う。程よく乾燥すると簡単に実が落ちて、古老の話によると一日に三人で十四俵(約840㎏)の蕎麦をこなした事も有ると言い伝えている。

「ふる里わら科八社~第三集~」
(大川寿大学講座受講生一同.静岡市中央公民館大川分館.昭和57年)
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そば拾い

2011年11月03日 | 料理・食べ物
地元の方に声をかけて頂き、地域の方々30名ぐらいの皆さんと一緒に「そば拾い」させて頂きました。

50㎝ほどに育ち実のついたソバを手で摘み取っていくのですが、「そば刈り」とは言わないんですね、おくゆかしい・・・。摘み取ったソバは、根の部分を落とし、縄でくくって、ハンデと呼ばれる穂かけにかけて、雨よけ鳥よけをつけ作業終了。2日間の予定だった作業が約半日で終わり、皆さんの手際の良さには見惚れます。

お茶摘みもそうですが、作業しながら、おしゃべりながら、もとに戻ってもくもくと作業を続ける、こんな繰り返しの雰囲気が好きです。

11月1日はmotto静岡茶党!

2011年11月01日 | 行事レポート
大川地区の栃沢で誕生した聖一国師さんのバースディにちなんで、静岡市では11月1日を「お茶の日」と定めています。

この日をPRし、もっと静岡茶に親しんでもらうため、静岡市主催の「motto!静岡茶党&スイーツ派」が、センチュリーホテルで開催され、私たちも東日本大震災の復興支援のためのお茶を広く知っていただくため、参加してきました。

当日会場を埋めたのは、約200名のお茶とスイーツをこよなく愛する方々で熱気むんむん。

茶師の前田文男さんの講演後、私たちと共にお茶を出展した4つのお茶の試飲ブースと、8つのスイーツの店舗は大賑わいでした。

私たちのお茶がおいしいとおかわりして下さる方も数多くいらっしゃり、改めて地元のお茶の素晴らしさを再認識する機会となりました。