大好き!藁科川

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藤盛り

2011年05月06日 | 地名の由来
藁科川にそってカーブを右や左にハンドルを切ると、必ずと言ってよいほど、山の斜面から点々と巻き付いて下がるヤマフジの花が目に止まります。

木の末をたわめて藤の下りけり 子規

この写真は、藁科川上流・県道60号線をあがってくる途中にある藤の花に取り囲まれた黒田渕の祠です。
中には、弘法大師を祀った石碑と、観世音菩薩の石仏、そして黒田渕お稲荷さんの三体が仲良く並んで祀られています。

この祠のもとにある黒田渕は、かつて黒田というおまわりさんが、この場所を通過中にあやまって自転車でこの渕に転落し、亡くなってしまったことに名前の由来があるそうです。

渕のうえ藤に抱えられたる祠かな 葉茶




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