「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

本性

2014-12-27 17:58:49 | 「自由の哲学」
考えてみれば
この言葉も耳慣れないものだ
→「本性」

おまえの本性は…
本性がわかった

って、もし言うとしても悪いほうに使う気がする

根は優しい
根性は悪くない

などと、根っこがつくと、少し良いニュアンスになる

naturは
おそらく、
この世界に在る時の、そもそもの在り方
ということか
となると、「そもそも」って何だろう

日本語の「そもそも」は、そもそも…;^_^
土台、元来、はじめは…、
などを意味するようだ

人間の在り方が、出産によって産まれた肉体や脳の在り方の中でも、人間以外の動物には無い、人間ならではの本性というものがあると考えるとして

人間だけということなら、やはりシュタイナーが自由の哲学の始めで問いを向けていった「意識」「自意識」にそれがあることになるだろうな

自意識は自分と世界を分断するところから、つまり思考の作用が始まる時に生起する

だから「本性=自意識=思考の作用による」
ってことになり、
人間の本性のクリアーな出現は、思考の作用をどの程度受け入れたかによる