東京勤務、田舎暮らし Can you imagine 2-hr commute for one way ?

生まれ育った田舎に暮らし、毎日2時間かけて東京の下町へ。
オタク第1世代の会社員 「たぬきねいり」 のささやかな日常。

仕事の柔軟性

2011年04月07日 | Weblog

昨日、とある大企業の仕事のやり方について書きましたが
先日、私の所属する部署でこんなことがありました。

ある業務依頼が来ました。
単なる作業なのですが現在の仕事量の中で処理しきれる内容の話ではありませんでした。

そんな訳で上司は私に
「この仕事は現在の処理量を超えるので断る方針だからやらなくていいよ。」と仰いました。

しかし、私は状況から断れる話ではないと判断して少しずつ空いた時間にその仕事をやっていました。

上司が私にその仕事を振らなかった理由のひとつとして私がその作業があまり得意ではないので
他の業務と較べて時間がかかってしまうから、ということが想像できました。

しかし、私もその作業がいつまでも苦手のままでいるわけにもいかないし、
少しずつ勉強も兼ねて作業をしていました。


私の予想通り上司はその仕事を断ることができず私の部署にその仕事はやってきました。

その時には既にその仕事は私の「勝手な」作業によって半分ぐらい進行していました。


この場合、上司はこちらを思って動いてくれているし、
こちらも状況から判断してベストと思われる行動をしました。

上司の判断通りその仕事が断れるのであれば私のやっていたのは単なる無駄な駄目行為なのですが
こちらもある程度経験があってそうならないことを判断しています。


この仕事のやり方、建前からいえばNGな行為です。
昨日、話題に出した大企業さんでこんな仕事をやってはどんな罵詈雑言をあびるか想像もつきません。

でも、そういう仕事に対する柔軟性は我々のような限られた人数の組織で協力し合って
仕事を処理していくためには逆に求められるスキルなのではないかと思っています。

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