■防衛情報-ウクライナ戦争
本日はDデイことノルマンディ上陸から80年を迎える日ですがウクライナ情報で前に掲載していない部内研究が有りましたので掲載します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d9/0403434dd4b48d27c465c85e5b6c0943.jpg)
ウクライナ軍はクリミア半島のロシア軍基地をATACMSで攻撃しました、これはISWアメリカ戦争研究所が5月19日に戦況報告として発表したもので、18日から19日にかけ実施されたとのことでセヴァストポリ軍港とベルベク飛行場を攻撃したという。ただ、ロシア側はATACMSを10発以上撃墜に成功したとしています。そしてもうひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/9f/02c93abe0d3d73b9c9e7f9fee6def5b1.jpg)
レニングラード州、最前線から大きく離れたレニングラード州のヴィボルグ石油備蓄基地において複数の石油タンクが爆発したとロシア側報道があり、破壊工作か無人機攻撃が行われたとしています。ただ、レニングラード州のドロズデンコ知事はこの報道を否定し、石油タンク炎上は花火による火遊びが原因であったと主張しています。■
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/36/467cccc8233bfc1ddb6b76b281249810.jpg)
ウクライナ軍攻撃成功の背景には早期警戒機撃墜が背景にある、イギリス国防省5月18日付ウクライナ戦況報告により分析結果が示されました。ATACMS陸軍戦術ミサイルシステムによるクリミア半島攻撃、ウクライナ軍が複数のA-50早期警戒機撃墜に成功していることで、クリミア半島上空でのロシア軍防空管制に大きな空隙が発生した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/47/b9f30e8bee6372b0095161fd3bc8f144.jpg)
ロシア空軍は戦闘機の空中戦闘哨戒をおこなうことでクリミア半島上空の防空警戒を維持しようとしていますが、これにより戦闘機の出撃回数が増大しており、飛行時間増大に見合った戦闘機稼働率維持が深刻化している可能性をイギリス国防省は指摘しています。この状況継続はクリミア半島飛行場使用の可否に繋がる可能性もあります。■
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/00/56e12722788ee5a6d7544a32224cf0fb.jpg)
ヴォフチャンスクでの戦闘についてISWアメリカ戦争研究所は5月19日付戦況報告において、ロシア軍はハハリナ通りの橋梁付近まで前進しているとしています。この橋梁はヴォフチャ川にかかるもので、橋梁は既に破壊されていますがロシア軍はその南岸まで進出しているとのこと。渡河準備などにかんする現状の詳細は不明とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/7c/f736b864105183edb1ab70fba8c978c1.jpg)
チャシブヤールでの戦闘の状況については、ロシア軍はミクロレオン運河に沿って攻撃軸を展開しているとのことで、これはチャシブヤール東端からの浸透を試みているとのこと。ミクロレオン運河沿いの攻撃は機械化部隊により複数回繰り返されているという。一方、ロシア軍はドネツク近郊のパラスコヴィフカでも前進を継続している。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
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ウクライナ軍はクリミア半島のロシア軍基地をATACMSで攻撃しました、これはISWアメリカ戦争研究所が5月19日に戦況報告として発表したもので、18日から19日にかけ実施されたとのことでセヴァストポリ軍港とベルベク飛行場を攻撃したという。ただ、ロシア側はATACMSを10発以上撃墜に成功したとしています。そしてもうひとつ。
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レニングラード州、最前線から大きく離れたレニングラード州のヴィボルグ石油備蓄基地において複数の石油タンクが爆発したとロシア側報道があり、破壊工作か無人機攻撃が行われたとしています。ただ、レニングラード州のドロズデンコ知事はこの報道を否定し、石油タンク炎上は花火による火遊びが原因であったと主張しています。■
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ウクライナ軍攻撃成功の背景には早期警戒機撃墜が背景にある、イギリス国防省5月18日付ウクライナ戦況報告により分析結果が示されました。ATACMS陸軍戦術ミサイルシステムによるクリミア半島攻撃、ウクライナ軍が複数のA-50早期警戒機撃墜に成功していることで、クリミア半島上空でのロシア軍防空管制に大きな空隙が発生した。
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ロシア空軍は戦闘機の空中戦闘哨戒をおこなうことでクリミア半島上空の防空警戒を維持しようとしていますが、これにより戦闘機の出撃回数が増大しており、飛行時間増大に見合った戦闘機稼働率維持が深刻化している可能性をイギリス国防省は指摘しています。この状況継続はクリミア半島飛行場使用の可否に繋がる可能性もあります。■
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ヴォフチャンスクでの戦闘についてISWアメリカ戦争研究所は5月19日付戦況報告において、ロシア軍はハハリナ通りの橋梁付近まで前進しているとしています。この橋梁はヴォフチャ川にかかるもので、橋梁は既に破壊されていますがロシア軍はその南岸まで進出しているとのこと。渡河準備などにかんする現状の詳細は不明とのこと。
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チャシブヤールでの戦闘の状況については、ロシア軍はミクロレオン運河に沿って攻撃軸を展開しているとのことで、これはチャシブヤール東端からの浸透を試みているとのこと。ミクロレオン運河沿いの攻撃は機械化部隊により複数回繰り返されているという。一方、ロシア軍はドネツク近郊のパラスコヴィフカでも前進を継続している。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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