■防衛情報-ウクライナ戦争
自衛隊にも無視できないのが長距離USVの脅威なのですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/58/717854210c45e48c4228490725f04a11.jpg)
ロシア軍はクリミア大橋南側に大型ポンツーンを複数配置したもようです。これは6月8日付イギリス国防省ウクライナ戦況報告が示したものですが、ポンツーンはかなり大型のもので8基が設置されているという、このポンツーン設置は5月10日には敷設作業が開始され22日までに完了されたとのこと。ポンツーンはウクライナ海軍のUSVへの備え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/30/95afef6a83ef55ad72b26f2c52df528e.jpg)
クリミア大橋は定期的にウクライナ軍の攻撃を受けており、爆発物やミサイル攻撃などとどもにUSV無人艇による攻撃も行われています。USVは潜航できるものがいまのところ長距離攻撃には投入されていない為、ポンツーンを配置する事で潜入を制限できます。過去にも設置していましたが、暴風により破壊され機能していなかったとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/db/1dd52b98babc1f858c13dcc8a259f96d.jpg)
USVの接近はポンツーンにより妨害できる、これは1950年代初頭まで佐世保基地において港湾当局者により防潜網を夜間に敷設し、日本海軍時代から米軍占領時代まで特殊潜航艇などの接近を警戒していましたが、一見ローテク技術という他ない障害物設置が最新のUSVに対してもある程度有効であるという事を示しているのかもしれません。
■防衛情報-ウクライナ戦争
隣国はいまだに督戦隊使うんだそうで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/67/da9b25ea5dcd33b2476cdcc93fcdd01b.jpg)
ウクライナ軍はヴォフチャンスクにおいて反撃に転じた、ISWアメリカ戦争研究所6月8日付戦況報告においてその概況が示されました、これはホルティツイア群報道官ヴォロシン中佐の発言によるもので、一方でロシア軍はハリコフ州とロシアの国境地域に部隊を集結しておりISWはこのロシア軍の行動の分析に苦慮しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/27/20f7a80c052c376a49cfd97f47619a65.jpg)
ハリコフ州国境地域へのロシア軍集結は、一例として再配置した上で更なる越境攻撃を行う可能性と、もう一つ、既に侵攻している北方部隊を増強するのかが未知数、という意味です。一方、この地域にはチェチェンスペツナズ部隊が集結しているということで、これはISWがロシア国営メディアインタビューを分析しその任務分析を紹介しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b0/ed5a4544bf18f611fc9eb5f0dddec01f.jpg)
チェチェンスペツナズのアラウディノフ司令官によれば、チェチェンスペツナズはハリコフ方面へ展開しており、ウクライナ軍広報のヴォロシン中佐の分析によればこれらの部隊は督戦隊として機能すると分析、ロシア軍のハリコフ州侵攻部隊が督戦隊の機関銃が向けられていなければ機能していないのではないかという分析をしめしています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
自衛隊にも無視できないのが長距離USVの脅威なのですが。
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ロシア軍はクリミア大橋南側に大型ポンツーンを複数配置したもようです。これは6月8日付イギリス国防省ウクライナ戦況報告が示したものですが、ポンツーンはかなり大型のもので8基が設置されているという、このポンツーン設置は5月10日には敷設作業が開始され22日までに完了されたとのこと。ポンツーンはウクライナ海軍のUSVへの備え。
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クリミア大橋は定期的にウクライナ軍の攻撃を受けており、爆発物やミサイル攻撃などとどもにUSV無人艇による攻撃も行われています。USVは潜航できるものがいまのところ長距離攻撃には投入されていない為、ポンツーンを配置する事で潜入を制限できます。過去にも設置していましたが、暴風により破壊され機能していなかったとのこと。
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USVの接近はポンツーンにより妨害できる、これは1950年代初頭まで佐世保基地において港湾当局者により防潜網を夜間に敷設し、日本海軍時代から米軍占領時代まで特殊潜航艇などの接近を警戒していましたが、一見ローテク技術という他ない障害物設置が最新のUSVに対してもある程度有効であるという事を示しているのかもしれません。
■防衛情報-ウクライナ戦争
隣国はいまだに督戦隊使うんだそうで。
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ウクライナ軍はヴォフチャンスクにおいて反撃に転じた、ISWアメリカ戦争研究所6月8日付戦況報告においてその概況が示されました、これはホルティツイア群報道官ヴォロシン中佐の発言によるもので、一方でロシア軍はハリコフ州とロシアの国境地域に部隊を集結しておりISWはこのロシア軍の行動の分析に苦慮しているようです。
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ハリコフ州国境地域へのロシア軍集結は、一例として再配置した上で更なる越境攻撃を行う可能性と、もう一つ、既に侵攻している北方部隊を増強するのかが未知数、という意味です。一方、この地域にはチェチェンスペツナズ部隊が集結しているということで、これはISWがロシア国営メディアインタビューを分析しその任務分析を紹介しています。
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チェチェンスペツナズのアラウディノフ司令官によれば、チェチェンスペツナズはハリコフ方面へ展開しており、ウクライナ軍広報のヴォロシン中佐の分析によればこれらの部隊は督戦隊として機能すると分析、ロシア軍のハリコフ州侵攻部隊が督戦隊の機関銃が向けられていなければ機能していないのではないかという分析をしめしています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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