■防衛情報-ウクライナ戦争
この総力戦体制が完成しウクライナ戦争の次を考えた場合でロシアの周辺国である自由主義圏の国に在って核兵器で守られていないのは日本と韓国だけになるのですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/99/55deddccbdb72c6aafcdb8b4dd5317fe.jpg)
ロシア新国防相アンドレイベロウソフ氏について、イギリス国防省は5月17日付ウクライナ戦況報告においてその背景を分析、今回の人事異動は前国防相のセルゲイショイグ氏とニコライパトルシェフ氏を国家安全保障会議書記に就任させることが目的であるとともに、ロシアの国家総力戦体制を構築することが狙いとしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ef/3c0cffab5c53ccc39f925676c3a0abe5.jpg)
ベロウソフ氏は経済学者であり軍務経験はなく2020年1月より第一副首相を務めており、経済学者としての経験から軍事調達を効率化することがもとめられているとイギリス国防省は分析、この背景にはロシア国防省とロシア軍内部での汚職体質を改善することが必要となっているとロシア政府自身が問題視していることの現れ、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/7d/80369f9a2179a727e7b4726233c87cfa.jpg)
ロシア軍の汚職体質はこれまでもイギリス国防省はじめ問題視していましたが、汚職容疑の国防省やロシア軍関係者逮捕については、イワノフ国防次官の汚職による4月逮捕や人事局長クズネツォフ中将の贈収賄による5月14日逮捕などこの短期間でも連続していて、国防費の効率化のための汚職体質払拭の難しさも同時に示しています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
要塞線を構築しているようですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/99/19edd74a910b0d7da135d0736847eb35.jpg)
ハリコフ戦線の概況についてISWアメリカ戦争研究所は5月17日付ウクライナ戦況報告について、ゼレンスキー大統領の発言を紹介、戦線は安定化しているとし、具体てきにはウクライナ軍が構築したもっとも強力な防衛戦にはまだロシア軍は到達していないと発言しています。ウクライナ軍は三本の防衛線を構築しているとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/9b/4bcaf49419ba1a3f27ecc12903eecc23.jpg)
三本の防衛線のうちウクライナ軍が強力に構築しているのが国境から距離をおいている第三の防衛線であり、ここはロシア国境から10kmの距離を隔てており防衛線構築に際してロシア軍の砲撃をうけないことから強力な陣地構築ができているとしています。ロシア軍のハリコフ州での侵攻は10kmの距離、リプシ近郊までとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ac/3fc32fd8803ed6b7e02396419a61bd7a.jpg)
ISWはこの日これ以上を踏み込んだ分析は行っていませんが、ロシア軍のハリコフ侵攻は現在ウクライナ軍がロシア軍を阻止している段階であり、これがロシア軍の攻撃戦力投入を抑えた結果であるのか、ウクライナ軍の防衛力と抵抗の強さの背景であるのかが不明であり、戦力分散の強要か緩衝地帯構築にあるのかも、また不明です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
この総力戦体制が完成しウクライナ戦争の次を考えた場合でロシアの周辺国である自由主義圏の国に在って核兵器で守られていないのは日本と韓国だけになるのですよね。
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ロシア新国防相アンドレイベロウソフ氏について、イギリス国防省は5月17日付ウクライナ戦況報告においてその背景を分析、今回の人事異動は前国防相のセルゲイショイグ氏とニコライパトルシェフ氏を国家安全保障会議書記に就任させることが目的であるとともに、ロシアの国家総力戦体制を構築することが狙いとしています。
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ベロウソフ氏は経済学者であり軍務経験はなく2020年1月より第一副首相を務めており、経済学者としての経験から軍事調達を効率化することがもとめられているとイギリス国防省は分析、この背景にはロシア国防省とロシア軍内部での汚職体質を改善することが必要となっているとロシア政府自身が問題視していることの現れ、と。
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ロシア軍の汚職体質はこれまでもイギリス国防省はじめ問題視していましたが、汚職容疑の国防省やロシア軍関係者逮捕については、イワノフ国防次官の汚職による4月逮捕や人事局長クズネツォフ中将の贈収賄による5月14日逮捕などこの短期間でも連続していて、国防費の効率化のための汚職体質払拭の難しさも同時に示しています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
要塞線を構築しているようですが。
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ハリコフ戦線の概況についてISWアメリカ戦争研究所は5月17日付ウクライナ戦況報告について、ゼレンスキー大統領の発言を紹介、戦線は安定化しているとし、具体てきにはウクライナ軍が構築したもっとも強力な防衛戦にはまだロシア軍は到達していないと発言しています。ウクライナ軍は三本の防衛線を構築しているとのこと。
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三本の防衛線のうちウクライナ軍が強力に構築しているのが国境から距離をおいている第三の防衛線であり、ここはロシア国境から10kmの距離を隔てており防衛線構築に際してロシア軍の砲撃をうけないことから強力な陣地構築ができているとしています。ロシア軍のハリコフ州での侵攻は10kmの距離、リプシ近郊までとなっている。
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ISWはこの日これ以上を踏み込んだ分析は行っていませんが、ロシア軍のハリコフ侵攻は現在ウクライナ軍がロシア軍を阻止している段階であり、これがロシア軍の攻撃戦力投入を抑えた結果であるのか、ウクライナ軍の防衛力と抵抗の強さの背景であるのかが不明であり、戦力分散の強要か緩衝地帯構築にあるのかも、また不明です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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