
カバノキ属の葉。
左:ウダイカンバ 右上:ダケカンバ 右下:シラカンバ
ウダイカンバの葉ずっと大きいことと、葉身基部が心形似なることで容易の見分けがつく。
ダケカンバとシラカンバの葉の違いは微妙な部分もあるが、側脈がシラカンバでは6~8対、ダケカンバでは7~12対となっている。

カバノキ属の果穂。
左:シラカンバ 中:ウダイカンバ 右:ダケカンバ
果軸を中心に翼果と果鱗が積み重なるところは3種とも共通。
シラカンバとウダイカンバの果穂が下垂するのに対して、ダケカンバの果穂は上向きにつき下垂しない。
シラカンバとウダイカンバの果穂は熟すとばらけるが、ダケカンバの果穂はばらけにくい。

カバノキ属の果鱗と翼果。
上:果鱗 下:翼果
左:ダケカンバ 中:ウダイカンバ 右:シラカンバ
翼が一番大きいのはウダイカンバで、シラカンバはそれより若干小さい。ダケカンバの翼は小さいのは亜高山地帯から離れることを好まないからと考えられている。
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