コハマギクの群落。キク科キク属。
海岸の岩上に生える多年草。地下茎を伸ばして群落をつくる。
ハマギクに似てやや小型というので「小浜菊」と呼ばれる。ただし、ハマギクは別属(ハマギク属)。
この株は日高・エンルム岬産。
コハマギクの葉。
茎は叢生(そうせい:株立ちになる)し、上部はときに紫色を帯び、軟毛がつく。
葉は五つに浅~中裂し、基部はくさび形になる。
太平洋側の海岸に分布、北海道の根室から関東北部・茨城県日立市(助川~河原子)辺りまで見られる。
コハマギクの花。
頭花は径4~5cm、茎頂部につける。
縁の舌状花は白の雌花で1列、内側の筒状花は黄色で両性花で多数。
日本海側の海岸に分布するピレオギク(同じキク属)に良く似ている。
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