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井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の花・コハマギク

2020年08月26日 | 日記

コハマギクの群落。キク科キク属。

海岸の岩上に生える多年草。地下茎を伸ばして群落をつくる。

ハマギクに似てやや小型というので「小浜菊」と呼ばれる。ただし、ハマギクは別属(ハマギク属)。

この株は日高・エンルム岬産。

コハマギクの葉。

茎は叢生(そうせい:株立ちになる)し、上部はときに紫色を帯び、軟毛がつく。

葉は五つに浅~中裂し、基部はくさび形になる。

太平洋側の海岸に分布、北海道の根室から関東北部・茨城県日立市(助川~河原子)辺りまで見られる。

コハマギクの花。

頭花は径4~5cm、茎頂部につける。

縁の舌状花は白の雌花で1列、内側の筒状花は黄色で両性花で多数。

日本海側の海岸に分布するピレオギク(同じキク属)に良く似ている。

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