ヤブハギ。マメ科ヌスビトハギ属。
ヌスビトハギはマルバヌスビトハギの亜種で、ヤブハギはそのヌスビトハギの1変種とされる。
ヌスビトハギの葉は茎全体に散生するのに対して、ヤブハギの葉は茎の中央付近に集まってつく。
ヤブハギの花。
ヤブハギに花は白色で花弁の先が薄紅紫色。
ヌスビトハギの花。
ヌスビトハギの花は紅紫色。
ヌスビトハギは札幌周辺では少ないとも言われるが、北方山草の「ヌスビトハギ、ヤブハギの北海道分布」というリポートで、2012年の調査で野幌森林公園にはヤブハギとヌスビトハギの両種が確認出来た、とある。
ヤブハギの果実。
ヤブハギの果実は節果。豆の入った部分が半円形に区切られる。
普通は2節果だが、1節果も3節果もある。この節果には模様が入っているが、模様の入らないものもある。果実の形でヤブハギとヌスビトハギの違いを論じたものは見当たらない。
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