井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

日高富川オコタン川畔の春2

2014年05月22日 | 日記


オコタン川と湿性林。
オコタン川は沙流川の最下流の支流。
川の両側にハンノキ・ヤチダモ林と呼ばれる湿性林が続く。



エンコウソウの群落。キンポウゲ科リュウキンカ属。
エゾノリュウキンカの仲間だが花茎はエゾノリュウキンカのようには立ち上がらず横に延び拡がっていく。その横に伸びる姿を手長猿に見立てて「猿猴草(エンコウソウ)」と呼ばれる。猿も猴も何れも「サル」のこと。



エンコウソウの花。
花はエゾノリュウキンカに良く似る。エゾノリュウキンカ同様花弁はなく、花弁状の萼片が5個。雄しべ、雌しべともに多数。雄しべはエンコウソウの方が多く、雌しべは逆に少ない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日高富川オコタン川畔の春1 | トップ | 日高富川オコタン川畔の春3 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事