井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

シラカンバの花後。

2024年08月10日 | 日記


開花期のシラカンバ、雄花序は太いひも状で花粉を大量にだす。本州の「春の花粉症」はスギ花粉が犯人だが、北海道ではシラカンバやハンノキが犯人となる。このとき雌花序は上向きに直立した状態で花粉を受けとる。
その花後、花粉を受け取った雌花序は種を作る過程にはいり、膨らみを増し下垂状態に変わる。雄花序は役割を終え枯れ落ちている。

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