井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

野幌森林公園の花3トドマツの球果など

2014年08月22日 | 日記


エゾマツの球果。マツ科トウヒ属。
トウヒ属のエゾマツの場合球果は下垂する。
種鱗を開いて翼のついた種子を飛ばすこともあるが、球果ごと枝から落ちることもある。
エゾマツの場合はこの写真のように下垂する球果を容易に見ることができる。



トドマツの球果。マツ科モミ属。
エゾマツの球果が下垂するのに対してトドマツの球果は上向きにつく。
普通球果は高い枝につけるので上向きのトドマツの球果は下からは中々見えない。写真のトドマツは偶々低い枝に球果をつけていたものである。



トドマツの果軸。
トドマツの球果はエゾマツのように球果ごと枝から落ちることはまずない。
種子が熟すと種鱗と翼をつけた種子が枝上でばらけて風にのって飛び、枝には果軸だけが残る。
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