トウヒレン属の仲間には「アザミ」の名のつくものがあり、ナガバキタアザミはその一つである。

ナガバキタアザミ1。キク科トウヒレン属。
葉は三角状卵形、基部は翼となって茎に流れる。
「ナガハ(長葉)」の名をもつが、只の「キタアザミ」という種はないから、何をもって「ナガハ」と呼んだか不明である。(写真は赤岳産)

ナガバキタアザミ2
頭花はすべて筒状花で、10個ほどが密散房状につく。総苞の外片は先が尾状に長く伸びる。
亜高山~高山の草地に生育する。海岸の草原に生えるエゾトウヒレン、レブントウヒレンなどはナガバキタアザミの変種とされる。(写真は徳舜別岳産)

エゾトウヒレン。キク科トウヒレン属。
大雪など高山帯に生育するナガバキタアザミに良く似るが、海岸地帯に生育するエゾトウヒレン。
草丈はずっと大きくなり、総苞外片は尾状に長く伸びない。(写真はエリモ岬産)
同じ日高のアポイ岳には、ヒダカトウヒレンという近縁種があるが、蛇紋岩地帯の特産である。

ナガバキタアザミ1。キク科トウヒレン属。
葉は三角状卵形、基部は翼となって茎に流れる。
「ナガハ(長葉)」の名をもつが、只の「キタアザミ」という種はないから、何をもって「ナガハ」と呼んだか不明である。(写真は赤岳産)

ナガバキタアザミ2
頭花はすべて筒状花で、10個ほどが密散房状につく。総苞の外片は先が尾状に長く伸びる。
亜高山~高山の草地に生育する。海岸の草原に生えるエゾトウヒレン、レブントウヒレンなどはナガバキタアザミの変種とされる。(写真は徳舜別岳産)

エゾトウヒレン。キク科トウヒレン属。
大雪など高山帯に生育するナガバキタアザミに良く似るが、海岸地帯に生育するエゾトウヒレン。
草丈はずっと大きくなり、総苞外片は尾状に長く伸びない。(写真はエリモ岬産)
同じ日高のアポイ岳には、ヒダカトウヒレンという近縁種があるが、蛇紋岩地帯の特産である。
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