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井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

花弁の大きさの異なるセリ科の花

2010年06月11日 | 日記
セリ科には、ニンジン、セリ、ミツバ、セロリ、パセリなど、食用や薬用に利用されるものが多い。
セリ科では、セントウソウやヤブニンジンなど小形のものが最も早く花をつけ、中型のシャクがこれに次ぐようです



シャクです。
コジャクとかヤマニンジンなどの別名を持ち、結構人気のある山菜である。
但し、猛毒のドクニンジンと葉などが似ているから要注意。ドクニンジンの茎には、紫色の斑紋があるので、その辺を確認すること。山菜の本にそう書いてあります。



シャクの花のアップです。
図鑑に、「周辺花の外側の2花弁が他より大きい。」とあります。
多数の花をつける花序の中で、花弁の大きさの違いがあるというのも、面白いことだと思います。



オオハナウドの花です。
中心部と周辺部とで花弁の大きさが変わります。特に最外周の花弁が大きく、2裂する所が変わっています。

セリ科の植物には、割と簡単に同定できるものもありますが、良く似ていて、同定しにくいものもあります。
シャクやオオハナウドは、同定しやすいほうでしょう。


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