井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

ワスレナグサに良く似たエゾムラサキ

2012年03月04日 | 日記
ワスレナグサはヨーロッパ原産で、鑑賞用に移入されたものが野生化している。



エゾムラサキの葉。ムラサキ科ワスレナグサ属。
帰化種のワスレナグサに対して在来種のエゾムラサキ。
茎は根元から直立し、茎葉は長楕円形で基部は茎を抱く。



エゾムラサキの花序。
さそり型花序(巻散花序ともいう)で、蕾のときにサソリの尾のように巻いていた花序を、開花とともに解けて真っ直ぐに伸びていく。



エゾムラサキ、花のアップ。
淡青紫色の花、花冠は5裂で裂片は平開する。萼は5深裂して鉤状の毛がつく。(近縁のワスレナグサでは、萼は5浅裂、圧毛のみで鉤状の毛はない。)
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