ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

落ち込んだ時には

2015-08-20 23:05:43 | 日記
今日は、小学校でボランティアの清掃。待てど暮らせど、来ない仲間。時間を間違えたのかと思い、リーダーに問い合わせ。すると、「来週だよ・・・」 家に帰ってカレンダーを見ると、きちんと来週に予定が書いてある。なんで?自分が信じられなくなって、落ち込む。
落ち込んだときは、いつも何をして元気を出したっけ?
そうそう、ティーバッグではなくリーフから入れた紅茶を飲もう。きれいなカップ&ソーサーで飲もう。優雅な気分になる。
テーブルにベランダに咲いた花を飾ろう。優しい気持ちになるから。
そうだ、シーツを換えてさっぱりと寝る環境にしよう。熟睡できそうだ。
友達に泣き言を言おう。友達が違った視点を教えてくれるかもしれない。一週間違えて学校に行ったことを「後じゃなくて、前でよかったね。過ぎてなくてよかったね」と言ってくれたように。
トイレの盛り塩を新しくしよう。盛り塩が古くなると、なぜか眠りが浅くなったりするから。
関ジャニ∞のツアーDVDを見よう。そうだった。テレビ番組もいいけれども、歌ったり踊ったりするカッコイイ関ジャニ∞のツアーDVDを見たほうが私は元気が出るのだった。
足の裏がべたつく感じがするから、フローリングを雑巾で拭こう。足の裏がさらさらして歩くのが気持ちよくなる。
とにかく、動きだせば、はずみでサクサクと仕事がはかどる。どんな小さなことでも仕上げたことを数えれば、結構がんばった気がする。
うん、少し浮上してきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜか落ち込む

2015-08-19 17:01:14 | 日記
よく「元気だね」と言われる。私は、そうだとは思わないが、何事もいいように考えようとは心がけている。そんな私でも、なぜかガクンと落ち込むときがある。
とにかくやる気がしない。なんかめんどくさい。きちんとたたまれても、タンスにしまわれずに部屋の隅で積み重なっている洗濯物。しまわれずに調理台に雑然と置かれた調味料。椅子の上に置きっぱなしの薬局のレジ袋。玄関の散らかった靴。
洗濯をしたり、ごはんを作ったり、お風呂を洗ったりと最低限はするが、その後が続かない。何をするのでもなく、ぼ~っとしている。今日は、本を読む気もしないし、関ジャニ∞の録画している番組を見る気もしない。
今日はダラダラする日にしようか・・・。雨だからかな。こんな日もあるさと思うが、なぜか気が晴れない。よどんだ池の底に沈んだような気分。明日は水上に顔を出せるのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味噌汁にかぼすをギュッとしぼる

2015-08-18 20:41:52 | 日記
今日の朝食

はと麦入りご飯、味噌汁(小松菜、うすあげ)、冷奴(ねぎ、ごま)、トマト、吉四六漬け(人参)、味付け海苔、キウィフルーツ、
かぼす

実家に帰ったときにかぼすをもらう。大分の人はかぼすが大好き。焼き魚はもちろん、さしみの醤油、酢の物、なんでもかける。私がオススメなのは、味噌汁。ジョボジョボというほどしぼる。暑い夏にも食欲がわく。まずい味噌汁もおいしくなる。
食欲がわくといえば、母の手作りのナスのカラシ漬け。ピリリとして、ごはんがすすむ。もらってくるのを忘れて残念だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『世界の果てのこどもたち』

2015-08-17 15:00:07 | 
今日は、神戸ときめき商品券(プレミアム付商品券)の発売日。10時からの販売で私は仕事中なので、子どもに購入を頼む。出勤時に販売所であるコンビニの前を通ると、列に並んだ人に整理券を配っている。慌てて子どもに電話をする。しかし、9時前にはコンビニの整理券配布は終わったという。近くのショッピングモールへ行くように子どもに伝える。が、そこも長蛇の列らしい。子どもは列に並び、ぎりぎり整理券をゲットして、なんとか商品券を手に入れる。
これって、手に入れられない人がたくさんいると思う。一世帯に一冊は絶対買える整理券を渡し、余った商品券は今回のように売るとかできなかったものだろうか。

『世界の果てのこどもたち』 中脇初枝 講談社
戦時中、高知県から親に連れられ、満州にやってきた珠子。そこで、珠子は朝鮮人の美子と恵まれた家庭で育った茉莉と出会う。三人は、遊びに出かけた先で雨にふりこめられ、一つのおにぎりを三人で分け合い、忘れられない一夜を過ごす。しかし、戦争は三人の運命を非情にも変えていく。茉莉は住んでいた横浜の空襲で戦災孤児となり、珠子は満州からの逃避行で誘拐され中国残留孤児となり、美子は日本で朝鮮人として差別をうける。戦後の大きな時代のうねりの中、再び三人は出会う。
この本は、私が今年読んだ本のベスト3に絶対入ると思う。何度、涙がほほを伝わったことか。戦災孤児となった茉莉に近所の人が特別配給のキャラメルをそっと握らせる。すると、別のおばさんがやってきて、茉莉の指をこじあけ、キャラメルを奪って自分の子にやる。このエピソードには、胸がつまった。いくつもの死と向き合い、辛い体験をしても、人に愛され大事にされたという思い出があったから、がんばれたのだろうか。この本を読むと戦争はいけないとしみじみ思う。人間が人間でなくなる戦争が、終わってから70年。まだ100年も立っていないのだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『花野に眠る』『若冲』

2015-08-16 22:11:35 | 
『花野に眠る 秋葉図書館の四季』 森谷明子 東京創元社
秋葉図書館で働く新人司書の文子。図書館の向かいの日向山から白骨死体が出てきた。誰がどうしてここに?「カラスの肉入りパイ」「卵を10個以上使った卵焼き」「有名な絵がいっぱい出てくる絵本」など本を探している人の言葉から目的の本を見つけ出しつつ、文子は謎に挑む。
児童文学が好きな人にはたまらない一冊。『ディダコイ』読んだ読んだ。『町かどのジム』好き、好き。と、作中に出てくる本にニッコリ。読んだことのない本にはチェックが入ること間違いなし。
優しいミステリー。

『若冲』 澤田瞳子 文藝春秋
若冲は家業を弟に任せ、絵に没頭する。若冲の妻は、嫁いびりに悩んで自殺。若冲は亡き妻を思いつつ絵にますます没頭する。亡き妻の弟だった弁蔵は、そんな若冲が許せず、若冲の偽絵描きとして若冲の前に現われるのであった。池大雅、円山応挙、与謝蕪村、谷文晁などの絵師たちと若冲の人生が交錯する。
よかった。「美しいゆえに醜く、醜いがゆえに美しい、そないな人の心によう似てますのや。そやから、世間のお人はみな知らず知らず、若冲はんの絵に心惹かれはるんやないですやろか」この文を読むと若冲の絵が無性に見たくなった。己のためでなく、他人のために描いて永遠の命を持つことになった絵の数々を。

そして、今日はある本を一冊一気に読んでしまった。明日、その本を紹介したいと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする