ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『そのとき、あなたは実家を片付けられますか?』『親の家の片づけ決定版』

2018-10-13 21:35:50 | 
 恥ずかしい話、実家はほぼゴミ屋敷化している。使っている水回り、寝室、リビングはなんとか保っているが、使っていない和室は、ほぼほぼゴミ屋敷状態。
 買い物してきた食品を冷蔵庫に入れようとしないので「?」と思ったら、賞味期限切れの食品がギッチリ詰まっていて、入れる場所がないのであった。「捨てよう」というと「ゴミの分別があんたんところと違うから」「しんどいから、勘弁してください」と触らせてくれない。
 どこに何があるかわからないから、ないと思って新しい調味料を買う。使った調味料はモノに埋もれて行方不明になり、また新しい調味料を買う。それを繰り返すので、中途半端に使っている調味料がいっぱい。
 不潔な空間に暮らすのは健康によくない。なんとか片づけをしなくては。そんな時に出合ったマンガ本『そのとき、あなたは実家を片付けられますか?』

『そのとき、あなたは実家を片付けられますか?』 小山田容子・漫画 安東英子・監修 扶桑社
 5000軒以上の実績を持つ“片づけの伝道師"が教える失敗しない実家の片づけ方をコミック化!
 「親の家の片づけあるある」が漫画になっていて、共感。そのあとに「NGワード」や「親をやる気にさせるアイデア」があり、わかりやすい。
 「捨てる」と頭ごなしに言わずに「これは十分働いてくれた。もし、必要になったら買おうね」。「要るの?要らないの?」と詰問せずに、「この中で大切なのはどれ?とっておくなら、どこに置きたい?」。などの言い換えは参考になる。「ここに物があると転んでケガをするかも。心配だから片づけを手伝うよ」と私も言おうと思った。
 また、片付けの手順があり、外の物置や納戸から始めないといけないとか。洗面所から片付けて、片付けのキッカケづくりにするのもありらしいが、リビングや玄関から始めてはいけないらしい。
 『親の家の片づけ決定版』(安東英子著 小学館)も読んだが、エッセンスはほぼ同じ。ただ、各場所について細かい片付けのやり方が書いてある。
 読みやすさと簡潔さでマンガの方が私はいいと思った。

 俄然やる気が出てくる私。しかし、そこで私は我に返る。自分の家は?実家と比べると一年に一回は納戸も押し入れも掃除しているし、冷蔵庫に賞味期限切れの食品はない。が、床にある服はなんだ?廊下にある段ボールはなんだ?冷静に考えると、うちの家もそんなにきれいではない。あかん、あかん。人のことを言えないと思った私であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする