生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

立秋(8月7日から22日ころまで)

2020年08月06日 15時58分03秒 | 八ヶ岳南麓と世田谷の24節季72候
20年前からの記憶をたどる
立秋(8月7日から22日ころまで)



台風対策(H19)

 山梨県長坂町字棒道上、この辺りを直撃する台風には 未だお目にかかったことは無い。しかし、強風で大きな木が倒されることは、しばしばある。小さな庭木でも、根が十分に張っていないものは、大いに危ないのだ。昨年も、移し替えた白樺が一本やられてしまった。
全部の植木に三本脚の支柱を立てることは、不可能に近い。そこで、数本の立木を縄で結ぶことにした。
三方から引っ張られるようにしておけば、お互いに支えあって持ちこたえてくれそうだ。これならば、台風の危険が去った後で、簡単に外すことができる。
 
 標高1130mのこの高さだと、木の成長は随分と遅く感じる。特に、植えかえた木は中々成長をしない。原因は根の張り具合によるようだ。
自然に生えて来た木は、驚くほどに成長が早い。特に白樺は顕著である。建設時に泉郷が植えてくれた白樺は、一向に成長をしないが、自然に芽生えた木は、数年で背の高さを越えてしまう。いずれにせよ、白樺の寿命はさほど長くはなく、木質もぼこぼこで薪にも用材にもならない。 

 今年は、7月の台風発生がゼロという珍しい年だ。インド洋の海水温が高く、そこでの上昇気流が西太平洋の台風が誕生する辺りに下降するのが原因らしい。


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