日本から知り合いが来ました。
仕事で来たので長くは話せませんでしたが、
会うや否やこんなことをを質問されました。
「どうして韓国人は責任感が薄いんだ?」
お願いしていたことなど守ってくれない。
仕事のいわゆるツメが甘い。
予定の一方的な変更はおろかドタキャンめいたものもある。
そしてそれらの行動をそんなに悪いとは思っていないように見えると言うのです。
知人の疑問は更にもうひとつ。
韓国人がものすごく情に厚いのは体験上よく分かっている。
「その情の濃さが責任感などにつながることはないのか?」
私はその問いに即答しました。(`Д´;)
「韓国人の責任感は個人的に情を結んだ場合にのみ発動する。」
すっげ。我ながらドンピシャな答え。
そうなんです。
この国の人たちは義務感や使命感では絶対に動かない人たちなんです。
このあたりが日本人と180度違うところのひとつ。
しかしひとたび情を結んだのなら…
雨が降ろうが槍が降ろうが責任を全うする…。
はっきり言ってオモロイ人たちです。私が思うに。
単純明快と言うより馬鹿丸出し。アホさ全開。ネタ満載。
子供っぽいとは言いにくいが、
大人の思考では絶対にない。
まあ、それがまた実は魅力(つかネタ?)でもある訳。
こんなのに似た経験は韓国人と接したことのある人なら誰でもあると思います…
大きな荷物を持って地下鉄で電車待ってた。
近くの青年が電車に乗せるのを手伝ってくれた。
日本人だと分かってあれこれ話がはずむ。
自分が降りる駅じゃないのに、「乗りかけた船」だと言って、
一緒に降りて駅の階段上がるの手伝ってくれる…
よくあります。こういうの。
ちょっと仲良くなると色々と親切に助けてくれる。
しかもそれが全部、情の発露で。義務じゃない。使命じゃない。
もっとお人よしなら目的地まで付き合ってくれるかも知れません。
「ここまで来たんだから最後まで行きます!」とか何とか言って。(ウッワ、ありがち。)
ま、暇な人限定でしょうが。
「僕がこの人、好きだからどんなアホなことでもやってあげたいんです。ほっといて。」
みたいな感じ。
この辺、昔書いたオパーヨドンの話に通じますが。
全てが感情中心。(論理、倫理、常識、法律、周囲の白眼、その他一切関係なし)
韓国人理解の第一歩でありコアとなる部分ですね。