武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

君帰る?

2013年01月15日 | Weblog
大雪だった。ここらへんでは。
それも気候の変化でいいでしょう。

かえるを作って一日が終わってしまった。ワークショップの・・・・・と思いついて作った・・・・・気が入りすぎて、かえって難しくなってしまった。初めての方には難しいだろうな。

面々面面メーーーン

2013年01月13日 | Weblog
ワークショップの依頼が来た。お面をやってほしいとのこと。
前にやったのを改善しようとやりはじめたら、うまくいかなくて元のが一番いいと・・・・・思ってしまう始末だった。
夜みると骸骨がころがってるようで、気持ち悪い状態だった。
南無阿弥陀仏何阿弥陀仏

十返舎一九・・穂高に来る・・・

2013年01月10日 | Weblog
あの「膝栗毛」で有名な十返舎一九が穂高にきて200年だそうだ。豊科から栗尾道を通って西方の満願寺と言うお寺に逗留したらしい。栗尾道は古道で、最近見向きもされないが、わたしの家の南側500メートルほどにある。知ってる人は知っている。
寺には書いたもの、絵などが現存されているらしい。
そういうことで私も参加してる文芸誌で特集を組むということで口絵を版画で・・・・・と言うことになった。
中央の黒いところは文字が入る。人物は十返舎一九のつもり。
カメラのない時代の人なので、浮世絵の肖像画があったので勝手に想像してかいた。
だれも知らないから・・・・・ま、いいでしょう。
穂高にきた時代は十ヶ堰という大工事がはじまる安曇野の夜明けの時代であるのだーーーーーー

親から子にゆずる・・・

2013年01月08日 | Weblog
金田一春彦さんの書いた本に「ある高僧のところへ、何か一筆と」お願いにきた人がいた。高僧は「親死に、子死に、孫死ぬ」と書いてやったら、縁起が悪いと男は怒り出した。高僧はこの順番が狂うことの方が縁起が悪いとこたえた。男は納得してこれを大事にしたそうだ。・・・・・・・そういう話が朝日新聞の天成人語に紹介されていた。
これはシリア情勢の書き出しだ。内戦はおさまりそうもない。
金田一先生は「ゆずり葉」の話の中に書かれている。正月のおめでたい葉として「ゆずり葉」は親から子へゆずるという意味でおめでたいのだ。順番が普通なのだ。・・・・・・・ゆずり葉は酢の物にそえられる。
ポチ袋は8枚作って一応やめた。・・あと4枚はいずれやるだろう。

正月そうそう

2013年01月06日 | Weblog
ぽち袋についてコメントいただきました。ありがとうございます。
昔おまえの絵はグダグダと書き込みすぎると言われました。山奥の空の狭いところに生まれたので、広さが怖いのだ・・・とか言われてしまいました。すばらしい学説だ。


いまさらまじめくさってやるのも面倒なので・・・ちょい洒落にきいたものを作りたいと思う次第です。洒落とふざけるとをごっちゃにする人もいるが無視。
白黒の写真は本に載ってたポチ袋。最初のは三社祭りにです。上に引くとお金が出てくる仕組み。間にお金をはさんである・・ハイお祭りの間のおこずかい・・・と言ってあげるのです。次はうし年のポチ袋・・・・どんぶりの形で牛丼と言うしゃれだ。・・・・・・・なおかつ牛は菅原道真のお使いなので丼の柄は梅だ。なぜか・・・・・・それは「東風吹かば匂いおこせよ梅の花・・・・」からきている。なるほど・・・なおかつ梅の花びらは奇数にしてる。日本の大事な数字は七とか五とか三の奇数なので、偶数にはしてないのだ。
まいった。

江戸人のセンス

2013年01月05日 | Weblog


江戸人のセンスはかなわない。
真っ黒の手ぬぐいの目だけ書いている。鯨の目だ。これで鯨の大きさが表現される。
後はいかに空き地をつくることだと・・・・つまりゴチャゴチャ書くなということだ。
これは難しい・・・・わたしの絵も空間ができると、やたらと書きたくなる・・・・・・自信がないせいか・・・・・・・・・。

ポチ袋二題

2013年01月04日 | Weblog
今年の正月はガタガタとあわだだしかった。
うかつにもこの年にして「ポチ袋」という名称を知らなかった。小さな「のし袋」ぐらいに思っていた。・・・そういう反省にたって十二支をデザインして作ってみた。
江戸時代には、すぐれた文化として「手ぬぐい」とか「扇子」「紋」とかのデザインがある。簡素でピリッとしたデザインはなんともいえない。一応二枚作ってみた。いかに簡素で・・・・・これが難しい。江戸時代には、全部ものを描かないで。一部を描くことをやっていた。これは「のぞき」というやり方で、ものを大きく見せる。今度はそういう手法でやってみるか===========

今年も正月やってきた・・・

2013年01月01日 | Weblog
今年も正月がやってきた。
一応区切りだ。お祝いものを食べなければいけない・・・・・

カズノコを食べた・・・その昔、二シンがたくさんとれた時代には、カズノコは正月山盛りで出された。・・・こどもには決してうまいものではなかった・・・

黒豆を食べる・・・・黒色は魔よけ。まめはまめに働けということ

田作り・・・・・いわしが田んぼの肥料になっていた頃の名残とか。こどもにとってうまいものでなかったな------------------