カンガルー大陸をゆく!! ---福岡糸島編---

福岡・糸島に生息する研究者の日常。

財布お預かりしてます?!

2006-11-14 13:30:43 | Weblog
朝、大学のバス停に着いたところで携帯が鳴りました。
出てみると男の人の声で、
「あなたの"パース"をお預かりしています」と言う。
え?財布?落とした?!
あわててカバンの中を見るとちゃんとある。
「"パース"ですか?私の?」
「そう、"パース"。あなたの。」
「"パース"って何ですか?失礼ですが、あなたは誰?」
「ニューカッスル大の○○セクションの者です」
(セクション名はよく聞き取れない。)
そんな問答をやっていると、先方、じれたらしく
「近くに英語の話せる人は?」
うぅ、屈辱。でも仕方ない。
もうすぐ研究室に着くから
15分後に掛けなおしてくれ、と言って切りました。

研究室に着いてからまた電話がかかってきたので
パーシャに出てもらいました。
で、分かったのは purse(財布)じゃなくて parcel(小包)。
大学の郵便物集積所に私宛の荷物が届いているから
取りに来るように、と言う連絡でした。
分かんねえー。
けど、またひとつ賢くなりました。

ちなみに届いたのは先日注文したMATLAB。
これで大学のネットワーク外でも自由に使えるようになります!
でもこれを買ったことはパーシャには内緒なのです。
前に買おうとした時、
「そんな仕事に使うものを個人のお金で買っちゃイカン!
個人のお金は遊んだり、おいしいものを食べたり
するのに使うものだ!フレッドに買ってもらえ!!」
と強く言われていたのです。
でもフレッドには今のところ買う予算が無いようなので
そんなら自分用だし、とっとと買っちまえー、
と個人的に買ったものなのです。
そういうの(仕事用のものを個人のお金で買う)
日本ではごく当たり前のことですが
こっちではご法度みたいです。
何でも買ってもらえるのはいいけど、予算がないとき
個人のお金でも買っちゃだめ、ってのは面倒だなあ。

ごめんねパーシャ。
いつも面倒見てもらってるのにヒミツの買い物して。
今、インストール作業をしてますが
パーシャに見つからないようにどきどきです(笑)。