今日は年に2度ある卒業式の一日。
大学中に独特の黒ガウンと角帽をかぶった人たちがあふれています。
楽しげに誇らしげに記念写真をとっている姿がまぶしいです。
私の数ある卒業式の思い出のうち、最後の博士の卒業式は
今思い出しても憂鬱になるくらい惨さんたるものでした。
私より数年前に学位をとった友人から、
博士の学位授与式は特別な場所で行われ、
総長自ら一人一人に学位記が授与される、と聞いていたので
ちょっと楽しみにしていたのです。
ところがこの博士大量生産のご時世。
ついにその方式でさばききれなくなったのか、私の年から方式が変更。
修士と博士が合同の学位授与式となリ、式典では代表一人が受け取り、
後の人は個別に配布、ということになったのです。
そこまではまだ良かった。
が、問題はその後。
修士は式典の後すぐ解散となり、学科ごとに授与式が
行われたようなのですが、博士はその場に残され、
学部ごとに呼び出しがかかるまで延々とその場で待たされることに。
理学部が呼ばれたのは式典終了後1時間もたったころ。
そうまでして交通整理しているはずなのに、
配布場所のロビーは大混雑。
さらにそこでも待たされ、きりきり舞いの事務員さんから
もう、本当に「はい、持ってって」といわんばかりに
学位記を渡され、入れ物の筒は
「各自段ボール箱から持って行ってねー」と。
これが、これが、あの苦労してとった
最高学位の「授与」の瞬間かと思うと本当に寂しくなりました。
そして式場の外に出ると、すでに式典終了から
1時間半は経過しており、お祝いに駆けつけていたはずの
部活の後輩たちの姿もすでになく。
総長が祝辞で「九州大学で学んだことに誇りを持て」といわれたお言葉に
皮肉のひとつも言いたいような気持ちでした。
もう何年のことですが、やっぱり一言言いたい。
演出、下手すぎ。
最高学府なら、最高学位に敬意を払え。
せっかく式典やるなら、楽しく思い出に残るようにやろうよ。
ねえ、九州大学さん?
大学中に独特の黒ガウンと角帽をかぶった人たちがあふれています。
楽しげに誇らしげに記念写真をとっている姿がまぶしいです。
私の数ある卒業式の思い出のうち、最後の博士の卒業式は
今思い出しても憂鬱になるくらい惨さんたるものでした。
私より数年前に学位をとった友人から、
博士の学位授与式は特別な場所で行われ、
総長自ら一人一人に学位記が授与される、と聞いていたので
ちょっと楽しみにしていたのです。
ところがこの博士大量生産のご時世。
ついにその方式でさばききれなくなったのか、私の年から方式が変更。
修士と博士が合同の学位授与式となリ、式典では代表一人が受け取り、
後の人は個別に配布、ということになったのです。
そこまではまだ良かった。
が、問題はその後。
修士は式典の後すぐ解散となり、学科ごとに授与式が
行われたようなのですが、博士はその場に残され、
学部ごとに呼び出しがかかるまで延々とその場で待たされることに。
理学部が呼ばれたのは式典終了後1時間もたったころ。
そうまでして交通整理しているはずなのに、
配布場所のロビーは大混雑。
さらにそこでも待たされ、きりきり舞いの事務員さんから
もう、本当に「はい、持ってって」といわんばかりに
学位記を渡され、入れ物の筒は
「各自段ボール箱から持って行ってねー」と。
これが、これが、あの苦労してとった
最高学位の「授与」の瞬間かと思うと本当に寂しくなりました。
そして式場の外に出ると、すでに式典終了から
1時間半は経過しており、お祝いに駆けつけていたはずの
部活の後輩たちの姿もすでになく。
総長が祝辞で「九州大学で学んだことに誇りを持て」といわれたお言葉に
皮肉のひとつも言いたいような気持ちでした。
もう何年のことですが、やっぱり一言言いたい。
演出、下手すぎ。
最高学府なら、最高学位に敬意を払え。
せっかく式典やるなら、楽しく思い出に残るようにやろうよ。
ねえ、九州大学さん?