日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

ゆく川の流れは絶えずして

2012年11月29日 | 日記・つぶやき
しかも もとの水にあらず

『方丈記』の冒頭の文、

淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え 、かつ結びて、
久しくとどまる事なし

と、続く。

何百年前の文章かは、忘れたが、
何と何と、言い得て妙!

今の世の中も、まさしく方丈記の時代と
何ら変らない。

淀みに浮かぶうたかたなど、
どうせ何時かは消えて無くなるもの。

それがたとえ、永遠の愛の誓いを交わそとも、
親兄弟の絆であろうとも、例外では無い。

無情を感じる半面、

とても温かな、励ましの言葉でもある。




喪中はがき

2012年11月27日 | 日記・つぶやき
この時期、ポツポツと届く喪中はがき・・・

毎年の事で慣れっこ、、、とは言え、
喪中葉書が届く度に心が痛む

我々夫婦がとてもお世話になった方の
娘さんから喪中葉書が届いた。

娘さんは私とほぼ同年代だが、
お逢いした事は無い。

去年の暮れに奥様がお亡くなりになった事を知り、
何度か電話したり、葉書を送ったりしたが、
返事は無かった。

ご主人も体調が悪かったんだ…

と、喪中葉書を受け取って納得した。

でも、体調悪いのに、奥様の最後のご様子を
知らせるお手紙を、送って来て下さったのです。

感謝の言葉もありません

きっと今頃は天国で、最愛の奥様に再開して、
楽しくやっておられる事でしょう

週末、ゆっくり時間のある時に、
娘さん宛てに手紙を書こうと思う。




桟敷ヶ岳

2012年11月25日 | 山登り


先週の日曜日に登った桟敷ヶ岳

市内からだと、雲ヶ畑から登るのが一般的だが、
今回は尾根の西側、大森からの登山だ。

大森の登山口近くにはキャンプ場があり、
車はキャンプ場の駐車場に止める事が出来る(600円)

煙突からモクモクと立ち上る煙、ウエスタンミュージック
愛想の良い奥さん、何だかとても良い雰囲気の
キャンプ場だ。



キャンプ場から少しだけ戻り、赤い橋を渡り、
登山道に入る。

沢沿いの道を機嫌良く登って行くと、段々荒れた雰囲気。
道が崩れ、崖を攀じ上る…

何だかヘン!

地図を広げてみると、右側の谷に迷い込んだ模様だ。

夫が前を歩くと、時々こんな事になる。

左側の尾根に登り、道なき道をひたすら上に登り、
ようやく稜線らしき所に出たが、まだ安心は出来ない。
とりあえず、高い所を目指して登り、
辿り着いたのは『岩屋山』だった。



位置が確認出来たところで、元来た道を戻り、
今度は正しい道を、薬師峠まで下る。
本来は、一直線にこの峠へ来る筈だった。





紅葉の中、緩やかな坂道を登って行く。



東側には魚谷山(いおだにやま)



送電線を過ぎると間もなく桟敷ヶ岳の山頂に着く。

大森側の谷は、今が紅葉の盛りだ。



桟敷ヶ岳山頂。

結構広々としている。

が、この時期の山頂は風が強い。
ナベクロ峠まで一旦下り、お昼休憩とする。





ナベクロ峠に着くころには、雲が厚く冷えてきた。
時折パラっと時雨れが降る。



ナベクロ峠からは『長谷』を下る。
地図上では点線の道だ。
(薬師峠までの道は迷ったせいで途中道なき道を行った)

下り始めは道も比較的しっかりとはしていたのだが、
途中から此処もまた、道なき道になった。

人が殆ど入らないのだろう…
土砂崩れ、川の氾濫、植林地も手が入らず荒れている。

倒れた木を跨いだり、潜ったりしつつ、
地形を良~く見て、渉れそうな所を渉り、
歩けそうな所を探す。



次回は、雲ヶ畑の岩屋不動からピストンか、
若しくは長い林道歩きをするか…

とりあえず、『長谷』だけは絶対に行かない。

塗りのお弁当箱

2012年11月23日 | 日記・つぶやき


何を隠そう、私は大のお弁当箱好きだ。

最近は、ご飯とおかずが別々の容器におさまる
2段式のお弁当箱が主流で、私も3つ4つ持ってはいるが、
どれも何となく、しっくり来ない。

おかずの量と、ご飯の量が予め決められている事が気に入らない。
その日の体調によって、量を調節したいけど、
そうすると、綺麗に詰まらない。
おかずの容器におかずガサガサじゃ。。。ちょっとカッコ悪い。

確かに底面積は小さいが、容積は同じ…って感じだし
重さは、2段式の方が重い。

塗りのお弁当箱は、軽い。
真夏でも常温で傷まないし、ごはんや、おかずの量は、
好き勝手に調節が出来る。

↑のお弁当箱は夫の物で、何塗りかは忘れた。
曲げわっぱに布を張り、その上から漆を塗って
頑丈に仕上げてある。

私のは、木曽漆器。
曲げわっぱの内側に赤い漆が塗られている。
夫のものよりは少し小さめで、
なお且つ薄くてもっと軽い。

かれこれ2年半ほど使っているが、
見た目より結構頑丈だ。

電子レンジが使えない事を除けば、
何も言う事が無い。


週休2日制はありがたい

2012年11月21日 | 日記・つぶやき
仕事の事を考えるのは辞めよう…

と思っても、つい考えてしまう

気が重いのはずっと変らない

週休2日制は実に有難い

もう限界だと思った時に土曜日がやって来る。

2日休んだら、なんとか持ち直してる自分が居る

土日の間に自分を取り戻す。

趣味で癒す

家事は土日のうちのどっちかだけで、1日は絶対に
自分の好きな事に費やすようにしている。

今日、職場のナンバー2と話をした。

一筋の光が見えた




良い事、数えてみる

2012年11月16日 | 日記・つぶやき
今週は、週の初めに職場でちょっとしたイザコザがあった

何時ものように、不機嫌な女子は、直ぐにイライラし、
イライラさせたと私に詰め寄る

自分の考えを正当化する事にかけては
天賦の才を持っている人だから…何時もの事だけど

謝ったら「謝ってばかりで進歩が無い」と言われ
黙ってたら「シカトしてるのか」と言われ、
「ハイ、ハイ」と返事したら「ハイ、ハイばかりで能がない」
と、罵られる。

もぉ~嫌だ 切れた

思いっきり言い返した

イザコザのいきさつを知った上司には、
「良く言い返した」と言われた

褒められたのか…(どうも、そうらしい…)

でも、次の日から出勤するの、気が重い  

めっちゃ重い

そこで、ちょっと考えてみた。

嫌な事と、良い事、数えてみよう

良い事の方が多いうちは、会社辞めない。

オールナイト

2012年11月12日 | 日記・つぶやき
夜遊びが身にこたえるようになって、どれ位経つだろう…

独身時代は門限10時で、夜遊びなんてもってのほかだった。

結婚して、何が嬉しかったって、
夜中まで遊んでも、誰にも文句言われなくなった事だ

最近、若いコ達の間では、夜通し遊ぶ事を

「オール」って言うらしい

友達が「ウチの娘、大学入った途端、
『お母さん、今夜はオールやし』と言って帰って来ない」
と言ってた。

へぇぇ~~

そんなもんなんか…

今じゃ、小学生だって塾通いや何やかやで10時・11時まで
街をウロついてる世の中だ。

夜通しやってるお店もいっぱいで、
夜が怖いとか危険というイメージは…

そう言えば無くなったなぁ~

子供が居ないと、そんな事も分からない。

でも、私はもう『オール』なんて、とてもムリムリ

それより、早く寝て早く起きて、適度に運動して
毎日同じ時間に食事をする

これじゃないと、身体もたない

今年の紅葉は良い

2012年11月11日 | 京都
お休みの時、何処かの町へ観光に行く時、
最も気になるのが

『お天気』

晴れてくれたら申し分ないのだけれど、

せめて雨だけは降らないで~~
と思うのは、きっと私だけじゃない。

京都にはちょっとしたお天気占いがある。

雲が愛宕参りしたら『雨』

稲荷詣では『晴れ』

愛宕山は京都盆地の北西にあり、伏見稲荷は南東に
位置する。

雲が愛宕山の方向、即ち東から西に流れる時は
必ず雨が降る。

その時北西にある愛宕山の頂上は見えない。

反対に、伏見稲荷に向かって、北西の風が吹く時は
晴れるという訳だ。

今日の京都、朝から小雨が降って、
夕方には風も強まり本降りの雨。

雲は愛宕参りだった。

今年の紅葉はとても良い。

台風が来なかったので、桜の葉が散らずに残り、
今は桜とケヤキの紅と、イチョウの黄色。

もう暫くすると、カエデが紅く色付く。

最近は街路樹の選定も、紅葉の時期を過ぎてから行う
ようになっているので、
ちょっとした所にも、風情を感じる。


紅葉のシーズン

2012年11月10日 | 京都
京都の紅葉は、大体11月下旬に見ごろを迎える。

その頃になると、主要な道路は渋滞で動かず、
徒歩で20分くらいのところを、2時間かかったなどと言う
話も珍しく無い。

出来るだけマイカーは避けた方が良い。

夕方、インターへ向う道路が何キロも手前から混んで
動かなくなっているのもしょっちゅうだ。
平日でもそんな具合だから、土日はもっと悲惨。

この週末あたりから、紅葉名所の寺院では秋の夜間拝観と
ライトアップが始まり、そろそろ色付き始めた紅葉が、
街を染める季節だ。
12月になっても8日から17日までの間は「嵐山花灯路」が
開催されているので、京都の秋の観光シーズンは長い。

今朝大原まで行ってみると、周囲の山が紅や黄色に染まって、
ひと足早い晩秋の風景。
すぐき畑の葉っぱも大きくなり、そろそろ収穫時だろうか、
そう言えば2~3日前のニュースで、千枚漬けの漬け込みが
始まったと報じていた。

目に鮮やかな紅葉だけでなく、食べ物にも季節の移ろいを感じる。

今夜は同窓会の幹事会の打ち上げだ。

私は名簿担当だったので、最後まで用事が終わらない。
写真送付用の宛名シールを印刷し、
クラス毎の幹事のところへ戻って来た葉書を、全部集めて糸で綴じ、
表紙を付けた。
次の幹事に渡すにしても、捨てるにしても、
バラバラのまま、輪ゴムか何かでとめて置くよりは良いかと思った。







有川浩

2012年11月09日 | 読書


有川浩との出会いは「阪急電車」

書店で見つけた文庫本、聞き慣れた名前って言うか、
乗り慣れた電車に、つい引き寄せられて、

買って帰ったのがきっかけで、ずっと嵌っている。

日ごろから社会に対して、個人に対して思っている
鬱憤を、バッサリとやっつけてくれる所が
小気味良い。

今までに読んだ作品は阪急電車の他に、図書館戦争シリーズ(全巻)
・三匹のおっさん・県庁おもてなし課・ストーリーセラー

と、今読んでいる『フリーター家を買う』だ

『フリーター家を買う』が、テレビでやってたのは知っていたが
見て無かった。。。

有川浩の作品は、今のところハズレが無い。
彼女の作品は『ライトノベル』に分類されるらしいのだが、

日々ストレスにさらされ、身体も脳ミソも酷使し、ヘトヘトになって
帰って来て、ちょっとした時間の隙間や寝る前に有川浩の
作品を読んでると、何となく心が軽くなる