日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

四条烏丸界隈

2010年11月29日 | 京都
この秋四条烏丸界隈がかなり変わった。
まず10月に地下鉄烏丸線の四条駅に駅中ショップが出来た。
クリスピークリームドーナツや成城石井など8店舗ほどが入り、
殺風景だったコンコースが賑やかになった。
11月11日には四条烏丸の交差点にあった元銀行のビルが
新しくなり、LAQUE四条烏丸」がオープン。

ちょっと前までは烏丸通り周辺と言えばビジネス街のイメージだったが、
町家レストランが出来たり、レトロビルが改装されたりと、
魅力的なエリアになってきている。

昨日は烏丸方面に用事があったので、ついでに駅ナカとラクエを探検した。

ドーナツ屋には何時も行列が出来ているとは聞いていたが、噂は正しかった。
行列が無かったら買っても良かったが、時間も無いので今回はパス。
成城石井にも美味しそうなモノがズラリと並んでいたけれど、
何せまだ午前中という事もあり、今度は夕方に行くことにする。

地下道のままラクエに入ってみるといきなり目に飛び込んできたのが

「中川政七商店」

何を隠そう、私はこのお店の「花ふきん」の大ファンなのだ。
薄くて丈夫で大判の綿のふきんは食器や野菜を拭く他に出汁を漉したり
蒸し物に使ったり、風呂敷にもなるし、最後は雑巾として使いきる。
奈良に本店があるこのお店は、東京にはだいぶ前から出店していた
ようだが、京都ではたまに雑貨屋さんの片隅で売られている程度で、
めったにお目にかかることが出来ないので、見つけた時には2~3枚
まとめて買っていた。

オリジナル商品の他に、これまた何時も愛用している「ツバメノート」も
置いてあるではないか。

これは良い!

中川政七商店のホームページ
http://www.yu-nakagawa.co.jp/

大渋滞

2010年11月27日 | 日記・つぶやき


今日も整骨院でしっかりと身体をほぐした後、
大原まで野菜を買いに行こうとしたが、
花園橋の交差点を右折し、高野川沿いの国道に入った途端に渋滞。
大原行きも京都向きも両方共混んでいる。
原因は国道のあちこちで行われている電話工事のせいだという事は
すぐに判った。

紅葉真っ盛りの中、ただでさえ交通量が多い中、
何も今日やらなくたって…と思いつつしばらくは大原に向かって
車を走らせたが、市内向けの車の多さに、私は目的地に着くまでの
時間の事より、帰って来る方の事を考えて、これは行ったらアカンと、
撤退を決意。近衛町の信号から旧道を引き返した。

大原行きの路線バスは臨時便が出ていたが、どのバスも満員。
鞍馬行きの電車も満員で、窓に張り付いたヤモリみたいになって
乗っている人もいる。
今頃はきっとウチの近所のちょっと広い道は全部渋滞しているに
違いないので、買い物から帰って来てからは何処にも行かず、
家でラジオを聴きながらパソコンで遊んでいる。

観光地の寺社仏閣の紅葉が素晴らしいのは言うまでもないが、
道路や人の混雑にはウンザリなので、専ら私は山とか街路樹とか
通勤や買い物途中に通る観光地とか、近所の家の桜やもみじとか、
タダのところで楽しんでいる。
殊に東山の紅葉は絵に描いたように美しく、大文字山の「大」の字の火床は
紅や黄色や緑の額縁で彩ったような景色になっている。
街の紅葉も桜が落葉し始め、カエデがより鮮やかな色になって来た。

大原から静原へ

2010年11月20日 | 日記・つぶやき


京都も紅葉の最盛期を迎え、各地の道路はダダ混み…

テレビや新聞のニュースでは「今年は紅葉の当たり年」だという事らしいが、
確かに、山を見ても、街路樹を見ても、どこもかしこも綺麗に色づいている。

台風が来なかったのと、11月に入ってから雨の日が多かったのと、
昼夜の寒暖の差が大きかったのが、美しい紅葉に結びついたようだ。

今日も何時ものように大原まで野菜を買いに行ったが、
帰り道は美しい紅葉に惹かれて、ちょっとだけ遠回りをし、
大原からひとつ山を越え、静原から西賀茂までの山道を通った。

静原は四方を山に囲まれ、東の山を越えると大原、北の山を越えると鞍馬、
南の山を越えると岩倉。道路は東西に1本通っているだけで、
これといった観光地も無く、文字通り静かな山里の風景が広がっている。

京都市北部一帯は、古くから田畑が拓かれ、お米や野菜などの食料品をはじめ、
炭や薪などの生活必需品の供給地だった。
今でも鷹ヶ峰や西賀茂あたりの農家のオバチャンが、軽トラに自分の畑で採れた
野菜を積んで、街中まで売りに来る。
上賀茂や西賀茂などは宅地化が進み、昔の田園風景は失われつつあるが、
それでも市街地からほんの10分ほど走っただけで、美しい風景に出合える。

ちなみに私が子供の頃は、週に1~2回の割で、絣の着物に姉さんかぶり姿の
白川女(しらかわめ)が大八車にお花を積んで売りに来た。
「花、いりまへんか~~」と売り声が聞こえると、母に「仏さんのお花買ぉて来て」
と言われ、小銭を握りしめて、買いに行った。
大八車の上の花の束から適当に選んで、ちょんちょんと鋏を入れ、
瞬く間に仏壇のお花を作る、その手際の良さに子供ながら見惚れたものだったが、
もうその花売りの白川女も見かけなくなって久しい。

(写真は去年11月末、鞍馬から大原まで歩いた時の物。時期はさほど変わらないが、今年の方が色鮮やかだ)

紅葉のリトル比良

2010年11月14日 | 日記・つぶやき


山の紅葉はピークを少し過ぎた感もあるが、
昨日はリトル比良山の縦走コースを歩きに行った。

始発の市バスに乗り、地下鉄とJRを乗り継いで近江高島の登山口へ。
尾根に出ると、落ち葉の絨毯を敷き詰めたプロムナードが待っていた。



近江高島から北小松までの縦走コースは、
途中幾つものピークを越えねばならず、
コースタイムも約6時間と、結構ハードな道のりだが、
登山道を縁取るように色付いた木々を愛でながらの
山歩きは、疲れを忘れさせてくれる。

   

前回このコースを歩いた時は途中で道を間違え、
寒風峠から谷を下る筈が、滝谷山の手前の尾根を下りてしまい、
最後の最後に決死の覚悟で川を飛び越え、不法投棄のゴミが散らばる
アリ地獄のような砂の斜面をよじ登った、苦い経験がある。

とても道を間違えているとは思えないような、
快適な道だったので、「アレ?おかしい…」と気付いた時には、
琵琶湖も手に取るように見える位のところまで下ってきていた。

すぐそばには舗装路も見えたので、あそこまで上がれば
国道はすぐそこと思ったのだが、その後が非常に厳しかった。



今回は無事に寒風峠に到着、滋賀県一の落差を誇る楊梅の滝を
間近に眺めつつ、静かな山歩きを楽しんだ。

光悦寺

2010年11月07日 | 日記・つぶやき
   

色付き始めた紅葉を見に、鷹ヶ峰の光悦寺に行ってきた。
紅葉の盛りになると、何処へ出かけても人・人・人
まだ今のうちなら静かに拝観出来る。

お茶室の庭の「光悦垣」と呼ばれる竹垣の向こうには、
鷹ヶ峰三山「鷹ヶ峰」「鷲ヶ峰」「天ヶ峰」を望み、
木の間からは京都市街が垣間見える。
私にとって「鷹ヶ峰」とは、北山から千本北大路に至る長い尾根のことと
いうイメージで、実際に「鷹ヶ峰」という名前の山があるとは
今の今まで知らなかった。
実際市内からその方向を見ても、山が重なり合ってどれが鷹ヶ峰だか
見分けがつかないし、その周辺の地名も正式な住所を言われるより、
大ざっぱに鷹ヶ峰と言われた方がピンとくる。

光悦寺の庭園から鷹ヶ峰三山を見てみると、
それ程高くは無いが、三つのピークが背比べでもしているように重なり合い、
紙屋川の狭い谷を隔てて間近に聳える光景は、
人里離れたような侘びた佇まいでいて心落ち着く景色だ。

土曜日

2010年11月06日 | 日記・つぶやき






昨日と今日は、APECの財務大臣会合が行われているので、
朝からヘリの音が喧しい。
警官の数も心なしか多く見かけたが、市内の道路はさほど混んではいなかった。

残業続きで鉄板のように硬くなった肩から腰をほぐしてもらうための
整体通いがひとつ予定に加わったので、土曜の朝は忙しい。

稲刈りが済んだ大原では、すっかり冬野菜の畑に衣替え。
すぐきの葉っぱが大きく育っている。

整体の後、大原まで野菜を買いに行き、スーパーへ寄って帰ってきたら
2時前、掃除をしたり球根や花の苗を植えたりしてるうちにもう夕方。

休みの日は時間の経つのが早い。