日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

映画と読書

2011年10月30日 | 日記・つぶやき
此処の処週末の度に雨が降る。
そろそろ山も色付く頃だが、ずっとお預けを食らったままだ。

土曜日は大原まで野菜を買いに行ったり、リニューアルオープンした
近所のショッピングセンターをチェックしたり、昼寝したり本を読んだり。
大した事は何も無かった。

森見登美彦の作品は返却待ちを除いて、ほぼ読みつくしたので、
今は万城目学の鴨川ホルモーを読んでいる。
万城目学については、先日行った美容院で、森見登美彦が好きなら
万城目学もきっと気に入ると教えられた。

「偉大なる、しゅららぼん」も3週間ほど前に予約を入れたが、
今日現在で477番目。3週間で20人程減っただけだが、
それでもランキングは11位だ。

ちなみに東野圭吾などはベスト10に4冊も入っていて、
そのうち3冊が1000人以上待っている状態。

それに比べたら400番代はまだまだ可愛い。

今日は午後から「ステキな、金縛り」を見に行った。

この映画は、落ち武者の里「しかばね荘」で殺人事件の被告人を
一晩中金縛りにしていた落ち武者の幽霊が、
被告人のアリバイを証明する為に証言台に立つという、
幽霊と三流弁護士が繰り広げる騒動を描くコメディ映画だが、

いやぁ~笑った笑った(^◇^)

全編にちりばめられたユーモアと笑いのセンスはさすが、三谷幸喜だ。



手作り化粧品の効果

2011年10月22日 | 日記・つぶやき
グリセリンと尿素の化粧水と、みょうばん水の化粧水を
手作りして約5ヶ月になる。

その後ワセリンベースのローズマリー軟膏も作って、
ずっと使い続けている。

先日口紅を買うため、化粧品売り場に行った。

こっちは代金を支払う為だけの目的で
カウンターの椅子に腰かけるが、何時もタダでは済まない。

その日も「お肌のチェックしてみませんか~?」
と言われ、顔の水分と油分を測ってもらった。
ちなみに水分は頬、油分は額で測る。
一番乾燥が気になる所と、一番脂っぽい所だ(--〆)

お肌の水分&油分を測る機械が、一体どういう仕組みになっているのか
良く解らないけど、何時もわざとじゃないの?と思わせる位、
極端に水分不足の数値が表示され、結果、保湿効果の高い=値段の高い
化粧品を買って帰ることになる。

しかし、その日の結果は意外にも水分油分共に抜群のコンディションだった。

頬骨のところにあったシミも目に見えて薄く、小さくなった。
何時か消えて無くなる日が来れば、良いな…
などど、厚かましい期待を持つのは、やっぱ控えておこう。

野生の王国

2011年10月20日 | 日記・つぶやき
窓を開けると虫の声が聞こえる。
それも秋が深まるにつれ、少しずつ静かになって来た。

虫の声を情緒的にとらえるのは日本人特有の感性とか…
西洋人には単なる雑音にしか聞こえないそうだ。

盆明けごろから盛んに啼いていた鹿の声は、
今夜はは聞こえて来ない。

そう言えば百人一首に「奥山にもみじ踏みわけ鳴く鹿の
声聞く時ぞ秋は悲しき」なんて歌があったっけ。

奥山に踏み分けて行かなくては聞こえなかった鹿の鳴き声が、
街中で聞こえるとは、、、と思ったが、

そうなんだ、此処は元々奥山だったんだ。

調べてみたらあの「フュイ~~ン」と啼く悲しげな啼き声は
どうも雄鹿の縄張りを主張する時の鳴き声だと判明。
鹿にとっては、艶めかしい現実の秋だった。

近所の寺にはタヌキやイノシシやムササビが来るらしい。

やっぱり此処は奥山だ。

街中だと勘違いしているのは我々人間の方。






花粉症酷い

2011年10月19日 | 日記・つぶやき
此処のところ、花粉症が酷い。

小学生の時に「アレルギー性鼻炎」の診断を受け、
以来何をしても治らず、もう諦めている。

全身蕁麻疹になったり、虹彩毛様態炎になった事もある。

蕁麻疹の時も虹彩毛様態炎の時もステロイド剤を投与されたので、
薬を徐々に弱くしていく過程で、約半年間の通院を余儀なくされた。

ハウスダストや大気汚染が原因かも知れないが、
症状に波がある事を考えると、花粉が60の空気が30で残りの10は
ストレスってとこか…

今の季節はブタクサ科とヨモギ科の植物が原因らしいが、
殆ど年間通して何らかの花粉が飛散しているとも聞く。

(--〆)



書くに値しない日々

2011年10月15日 | 日記・つぶやき
毎日同じ時間に起きて、同じ時間に家を出て、
必死こいて仕事して、家に帰ってご飯作って、ビールと
最近はワインも飲んで、寝る前に図書館で借りた本を読んで、
読み始めて3分もしないうちに読書の姿勢のまま寝ちゃう。。。

なんて日々が続いている。

何処が人間らしいのやら。。。トホホの毎日だ。

そんな中ではまってしまったのが、コンフィ作り。

「コンフィ」とは、主にジビエをマリネして、
脂で煮た保存食の事をさす料理だ。

マリネしたり、低温の脂で煮る手間がかかるのと、
保存するのに冷蔵庫を占拠する点でちょっとした難点があるものの、
ほぼ、放ったらかしで出来るのと、保存が効くのと、食べる時の
手間と時間の省略が出来るという点で、
その場でパパッっと作れる日本伝統の「鍋料理」と
双肩を成す二大勢力と相成った。





鴨川デルタ

2011年10月09日 | お散歩


朝から親戚の家に出かける母を京都駅まで送って行き、
一旦帰宅。

今日はお祭りなので、神輿の通る時間帯は家の周辺が通行止めになる。
何時に何処を通るかが良く解らないので、
徒歩で東大路通りにある中華屋まで昼ご飯を食べに行った。

空はからりと晴れ上がり、日向では少し歩くと汗ばむ気温だ。




食後の腹ごなしに、鴨川デルタまで歩いた。

鴨川デルタとは、賀茂川と高野川の合流地点の事で、
此処から下流は、賀茂川から鴨川に名前が変わる。

デルタを挟んだ両方の川には飛び石が敷かれていて、
橋を渡らなくても川を渡って先端まで行く事が出来、
子供たちが水遊びに興じている。

デルタでは学生たちが昼間から宴会。

奥の松林の木陰に座って弁当を食べてるカップルも多い。

我々も、松林の木陰に座って暫し休憩。

お腹いっぱいなので、ふたば餅の行列に並ぶ気力も無く、
岡田商会(お肉屋さん)のトンカツを買って帰るにしても
時間が早くてその気が起こらず、

結局、出町からバスに乗って帰った。

ちなみにふたば餅の豆餅は抜群に美味しい。
中のあんこは甘過ぎず、お餅は柔らかくて豆との相性が良く、
行列が途切れる事が無い。
行列の出来る店と言うのは、大抵が雑誌などで紹介され観光客が
並ぶ。地元民はそういう雑誌を読まないので、知らない。

ふたば餅は、テレビや雑誌で有名になる前から
地元民が並んで買っていた、京都でも数少ない店のひとつだ。

人気が出ると、デパートに出店したり、店を改装したりして、
やがて味が落ちて客足が遠のく図式の元名店が多い中、
昔のまま変わらず商売しているところに、好感を持っている。



モリミー恐るべし!

2011年10月08日 | 読書
3連休の初日と言っても私は体育の日は仕事なので、
何時もと変わらぬ週末だ。

たまには3連休が欲しい。

朝の大原は稲刈りも済んで、すぐきの苗が植わっていた。

長らくカットもパーマも行ってない頭はボサボサで、
今日こそは美容室に行こうと思い、野菜の直売所から
予約の電話をかけてみる。

髪がボサボサになってくると、何処かに可愛い髪型は無いかと、
街ゆく若い女の子を探す。

でも、なかなか可愛い髪型の女子には出会わない。

髪の毛ギシギシに傷んでそうな茶髪や金髪には出会うが、
アレを真似しようとは思わない。

で、結局いつも「好きにやってチョー」って事になる。

席に着くと、いつもファッション雑誌と一緒に
山の雑誌を置いてくれる。
行きつけの美容室には「登山部」がある。

山の雑誌に一通り目を通した跡、持参した本を読んでいたら、
何を読んでいるのかと聞かれたので、コレだよと表紙を見せると、
私も森見登美彦さんのファンなんですぅ~と言って、
数人の女性スタッフが集まって来て、彼の本の話に花が咲いた。

実は美容室のあるビルは、森見氏の小説の中に登場する。
その事を話すと、スタッフ達は「じゃぁ森見登美彦さんは、
このビルに来た事があるって事ですよねーっ」と言って大喜び!
何しろ、彼女たち、呼び捨てじゃなくて「さん」付けなのだ。

モリミー恐るべし!