日々是好日

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桟敷ヶ岳

2012年11月25日 | 山登り


先週の日曜日に登った桟敷ヶ岳

市内からだと、雲ヶ畑から登るのが一般的だが、
今回は尾根の西側、大森からの登山だ。

大森の登山口近くにはキャンプ場があり、
車はキャンプ場の駐車場に止める事が出来る(600円)

煙突からモクモクと立ち上る煙、ウエスタンミュージック
愛想の良い奥さん、何だかとても良い雰囲気の
キャンプ場だ。



キャンプ場から少しだけ戻り、赤い橋を渡り、
登山道に入る。

沢沿いの道を機嫌良く登って行くと、段々荒れた雰囲気。
道が崩れ、崖を攀じ上る…

何だかヘン!

地図を広げてみると、右側の谷に迷い込んだ模様だ。

夫が前を歩くと、時々こんな事になる。

左側の尾根に登り、道なき道をひたすら上に登り、
ようやく稜線らしき所に出たが、まだ安心は出来ない。
とりあえず、高い所を目指して登り、
辿り着いたのは『岩屋山』だった。



位置が確認出来たところで、元来た道を戻り、
今度は正しい道を、薬師峠まで下る。
本来は、一直線にこの峠へ来る筈だった。





紅葉の中、緩やかな坂道を登って行く。



東側には魚谷山(いおだにやま)



送電線を過ぎると間もなく桟敷ヶ岳の山頂に着く。

大森側の谷は、今が紅葉の盛りだ。



桟敷ヶ岳山頂。

結構広々としている。

が、この時期の山頂は風が強い。
ナベクロ峠まで一旦下り、お昼休憩とする。





ナベクロ峠に着くころには、雲が厚く冷えてきた。
時折パラっと時雨れが降る。



ナベクロ峠からは『長谷』を下る。
地図上では点線の道だ。
(薬師峠までの道は迷ったせいで途中道なき道を行った)

下り始めは道も比較的しっかりとはしていたのだが、
途中から此処もまた、道なき道になった。

人が殆ど入らないのだろう…
土砂崩れ、川の氾濫、植林地も手が入らず荒れている。

倒れた木を跨いだり、潜ったりしつつ、
地形を良~く見て、渉れそうな所を渉り、
歩けそうな所を探す。



次回は、雲ヶ畑の岩屋不動からピストンか、
若しくは長い林道歩きをするか…

とりあえず、『長谷』だけは絶対に行かない。