仕事再開

木曜日から仕事に行っている。
新人さんが頑張ってくれたおかげで、
仕事もそれ程たまってなくて、助かった。

やはり、人と接していると気分が軽くなるし、
仕事に集中している間は、嫌な事も忘れられる。
カラ元気だと言われても、せめて仕事中は

「明るく、楽しく」やっていこうと思う。

半年ほど前までは敵ばっかりだと思っていた
会社の人間関係も驚くほどに改善し、
私の周りはいい人ばかりになった。


昼間、スーパーへ買い物に行った。
つい今までの癖で沢山買い込みそうになる。
そんなに買っても食べる人は居ない。

洋服やら雑貨やら…　見てると欲しくなるが、

オイオイ、衝動買いは厳禁だよ、
と自分自身に言い聞かせた。

忌引き終了

特別休暇（所謂『忌引き』）は終わり、
明日からは仕事に行く。

手強い仕事も、ルーティンワークとなりつつあるので、
何とかなるだろうと、高を括っている💦

ダメならダメでその時は仕方が無い<m(__)m>

今日は夫の携帯を解約に行った。
携帯を解約するには、戸籍謄本が必要になる。
本当に亡くなった事と、窓口に現れた人物が
相続人である事を証明する必要がある。

通常、戸籍や住民票の除籍には1週間～10日はかかるとの事だが、
そこを、何とか今日受け取れるようにと、
月曜日に電話でお願いしていた。

『出来ない時は携帯に連絡します』と言う担当者の言葉を信じ
行ってみた。

電話会社は平日なのに混雑、
少しは早く案内出来ますよ。。。と言われてやってみた
携帯からの優先予約は大いに役立ったが、それでも
待ち時間は約1時間、そこから用件を完了するのに約2時間。

やれやれ、、、(*´з`)

本持って行ってて良かった♪

不安は募る

夜は良く眠れるようになった。
しかし空腹感が無い。喉は渇くのでお茶ばかり飲んでいる。
時間が来たら欲しくなくても食べるように努力しているが、
食事を作るのが億劫で、超手抜き！

一体この先の自分の生活が、どんな風になるのか…
これがさっぱりわからない。

具体的なイメージは何ひとつ湧いて来ないし、
そもそも生きるために働くと言う事が
私に出来るのだろうか、、、

明後日からは仕事に行かなければならないのに、
こんな事で勤まるのだろうか、、、

そもそも食べて行けるのだろうか、、、

真っ暗な空間

夫は、小さな壺に入って家に帰って来た。

しんどそうに身体を横たえている姿も無くなった代わりに、
ニッコリと微笑みかけてくれる事も無い。

ずっと食事も睡眠もまともに摂っていなかったが、
昨夜は夕方を軽く食べ、ぐっすり眠った。

まとまりの無い考えが浮かんでは消え、消えては浮かびするだけで、
身体のどこかにポッカリと空いた真っ暗な空間を
埋める術は見つからない。

かと言って、ボンヤリばかりはして居られず、
とりあえず、会社を休める間にしなければならない事から
ボチボチやっている。

携帯電話ひとつ解約するにも相続人を証明する書類が必要だったり
その他諸々、やらなければならない事は山積みだ。

今までややこしい事は全部夫任せだった事のツケは
きっちり払わされそうだ。

お別れ

電話がかかってきたのは、夜中の１時半頃だった。

10時半頃に病院を出た。
本を読みながら眠気を催すのを待ち、漸くウトウトしかけた時だった。

血圧と脈拍が急に下がっている、酸素の量も減っているとの知らせ。

駆けつけると、先ほどまでとは別人のように荒い息、
胸も肩も上下させて必死で息をする夫の姿があった。

さっきまで、あんなに静かに眠っていた人と同じ人とは思えない。

手や身体をさすってあげると、薄目を開ける。
何か喋りかけてあげてね、と言われても、
これ以上頑張れとは言えなくて、言葉は何ひとつ出て来ない。

辺りがうっすらと白んでくる頃、夫は静かに息を引き取った。

早退

今日から午前中だけ仕事して、
午後からは早退させてもらう事にした。

所属部署の部署長と、他の女性スタッフにも現状を報告し、
朝から汗と涙で顔はグチャグチャになった。

昼間の病棟はとてもほのぼのとした雰囲気だ。
とても重病人ばかりが入院している病棟には思えない。

ピアノの演奏があったり、ボランティアの人が居て、
付添人にも飲み物をサービスしてくれたりする。

病院のスタッフは、どの人もとても親切で、暖かい。
入れ替わり、立ち代り誰かが様子を見に来てくれ、
その都度、優しい言葉をかけてくれる。
患者だけでなく、家族にまで心配りが行き届いている。

廊下には癒し系の音楽が流れ、冷房の効いた室内で
本を読んでいると、ついウトウトしてしまう。

家に帰って寝ようとしてもなかなか寝付けないのに…

夫は殆ど薬で眠っている。
静かな寝息を立てて寝ている姿は、今にも「あぁぁ～良く寝た」
と言いって起きて来そうな気がするけど、
もう、言葉は殆ど喋れない。
目を開けても、何処を見ているのか良くわからない。

入院３日目

入院３日目

仕事帰りに病院へ寄って、お医者様や看護師さんから
病状やその日の様子を聞いてから、本人の様子を確かめて
一旦帰宅して軽く食事を摂り、シャワーを浴びてもう一回病院へ行って帰る
といった生活だ。

１日目は椅子に座って夕食を食べていたが、
昨日から食事は食べられなくなった。

起きていると身体がだるいらしくて、しょちゅう姿勢を変えたがる。
昨夜は誰も居ない時にベッドから起き上がり、
廊下をフラフラして居るところを病院のスタッフに発見されたらしい。
柵がある側を乗り越えようとするらしく、
ベッドは壁際に寄せられた。

転倒して、内出血でも起こしたら大変な事になる。

今日は私が部屋に居る間中、ずっと眠っていた。

時々目を覚ますみたいだが、私の事が分かっているのか
どうだか…よくわからない。

私は寝ている夫の横で、椅子に腰かけてずっと読書、
たまたま図書館で予約していた本が３冊も重なったので、
読む本には困らない。

病院内は午後８時を過ぎると、照明が落されとても静かになる。
テレビのカードは買ったが、見る気がしなくて
まだ何も使ってない。

病院へ行ってきた

病院へは母に付き添ってもらった。

自宅にタクシーを呼んで病院まで（ほんのわずかな距離だが）
連れて行ってくれた。

時間が中途半端だったので、私が休暇を取るほどでもないと…

これは夫の判断だ。

その代りと言ってはなんだけど、
夕方病院へ行ってお医者様とも話をした。

病状と、今後の治療方針の説明をされたが、
予想していた通りだが、病状は余りよろしくない。

再入院

夫は明日から再び入院する。

明日から入院だと言うのに、まだ何も用意出来てない。

夫は高校野球を見ながら（って言うか聞きながら）
ずっと横になっている。

クーラーつけて、部屋は涼しくしてあるが、
健康な私でも身体がだるい。
食欲は落ち、お茶ばっかり飲んでる。

本でも読んで昼寝でもしたら
少しはやる気が起きるだろうか、、、

今日図書館で借りて来たばかりの本を読み始めたら
30ページほど読んだところで眠気を催し
しばらく寝た。

喉が渇いて目が覚めたが、やはり何のやる気も
湧いてこない。

薄暗くなるまで何も出来なかったが、遂に観念して
先ほど荷物をこしらえた。

桃

夫の病状は一進一退…

って言うか、今のはちょっと楽観的な表現過ぎたかも…

正直言ったら一進二退だ。。。( ;∀;)

食べ物は果物くらいしか、口に入らなくなった。

この間、お友達から送って来た「桃」は、
とても甘く美味しかった。

朝に桃を剥いて、器に入れてから冷蔵庫に冷やして
仕事に行く。

帰宅して、桃が減ってるのを見ると、少しうれしい気分になる。


さっき見たら、空の器が流しに置いてあった。

全部食べてくれたんだ♪

良かった('ω')ｖ