日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

手羽元のコンフィ

2011年09月30日 | おばんざい
日曜日に作ったコンフィ
残っていた分を今夜焼いて食べた

今日は月末だったので、若干帰りが遅くなり、
昨日の残り物の肉じゃがと、オリーブのマリネと
大根ときゅうりのサラダが副菜の簡単晩御飯



コンフィとは肉をその肉の脂で煮て作る
所謂フランスの保存食だ。

コンフィの味は、スキーの時に定宿にしているペンションで覚えた。

今回は安売りの手羽元で作ったが、
やっぱコンフィと言えば鴨や鶏の骨付きモモ肉が美味しい。
でも、手羽元のコンフィもかなりイイ線行ってる!
豚肉や砂ずりのコンフィも美味しいらしい。

作り方はそれ程難しくはない
(フランスには縁もゆかりも無い私でも簡単に作れる)

肉の重さの2%の塩を肉にまんべんなくすり込み、
好みのハーブもすり込み、
保存袋に入れて冷蔵庫で一晩寝かせる。

翌日(同じ肉の脂を手に入れるのは難しいので)ラードとサラダ油を
鍋に入れ、低温で(60℃~70℃くらい)1時間ほど煮る。
大事なのは沸騰しないように気をつける事。
沸騰すると肉の中の脂が旨味と一緒に外に出てしまう。
脂の割合は適当で良いが、サラダ油が多いと、冷えても固まらないので
その辺は注意が必要だ。

煮えたら冷まして保存容器に移し、冷蔵庫で保存する。
すぐに食べるより数日寝かせた方が断然旨い!



食べる時は掘り出して焼く。

まだ火曜日

2011年09月27日 | 日記・つぶやき
万年床に憧れる…

今日は一日中、木曜日と勘違いしていた。

まだ火曜日だった

今日は眠い

そうそう、今夜は手羽元でコンフィを作った。
なかなかイケる
(正確には日曜日に作って保存してあったものを
今夜調理して食べた…が正しい)

今度、もうちょっと良い素材で作ってブログに掲載しよう

乞うご期待

霊仙山(西南稜)

2011年09月25日 | 山登り


滋賀県多賀町、河内の風穴から更に奥に車を走らせ、
今は廃村になった落合に着く。
人が去った家々と、お彼岸のお参りの時に供えられた
墓地の花の赤さが対照的だ。

車道を少し戻り、登山道を登って行くと
此処も廃村の今畑だ。
こちらは人が住まなくなってかなりの時が経つ。

猫の額ほどの平らな土地にしがみ付くように建つ
今では朽ちかけた建物と、今も生き生きと流れる集落の水場だけが
人々の暮らしの面影を教えてくれる僅かな手がかりとなった。




昼なお暗い鬱蒼とした杉木立の中を、喘ぎながら登って行く。
1時間ほど登ると、ようやく辺りは明るくなり、笹峠に着く。

以前(と言ってももう10年ほど経つだろうか…)この辺りは
藪の中だったが、下草が刈られたのか、鹿が食べ尽くしたのか
良く解らないけど、とても見通しが良くなった。




カレンフェルトの急斜面を、強風に吹き飛ばされそうになりつつ、
足元に生える草をつかみながら登って行く。
もうトリカブトの花は終わりに近いが、10月になれば見ごろを迎える筈の
リュウノウギクの葉っぱは極端に数が少ない。
その代わりに繁茂しているのは、帰化植物のベニバナボロギクだ。




急斜面を登り切ったら、後は頂上までほぼ標高差の無い
稜線歩き。
快適な稜線歩きと言いたい所だけれど、足元は先が尖がった
カレンフェルトの岩場が続いている。
見通しは良く、特別危険な場所も無いので、天気さえ良ければ
頂上には辿り着けるが、踏み跡を慎重に見極めながら歩かないと、
とても歩き難い。
先を歩く夫が時々踏み跡を見失うので、その度に必死で道を探す。
道標もペンキやテープ印も無いので、ルートを見極めるのに神経を使う。




霊仙山の頂上は見晴らしが良い。
幾つかのピークを繋ぐように登山道が付いていて、
此処までくれば道標はしっかりしているので安心だ。




頂上から一旦下り、経塚山へ登り返す。
右に行けば避難小屋を経て、数年前にヒルと戦った谷山谷、
左はお虎ヶ池から汗ふき峠を経て米原側の欂ヶ畑
と、多賀側の落合に至る。




琵琶湖の形をしたお虎ヶ池の道標の下の方には
『此処はお虎ヶ池ではありません・・下丹生』と書かれた
札が針金で括りつけられていた。

謎だ。




汗ふき峠まで下りてきた。
今畑からの登山道は風が強くカレンフェルト地形むき出しの
地形だったが、米原側は樹林に覆われ、風も無くとても歩きやすい。
頂上へも最短で行けるとあって、一番良く歩かれている。
勿論、尾根道なので、鈴鹿特有のヤマビルは居ない。

第二次読書ブーム

2011年09月24日 | 日記・つぶやき
世間では3連休が2週続き、中には9連休なんて
シアワセな人も居るそうだが、私はどちらの祝日も出勤だった。

しかし昨日は友人を自宅に招いての焼き肉パーティー。
準備は休みの夫がやってくれたので、帰宅した私は
席について箸を動かすだけ。

今の住まいに転居して約1年、行きつけのお店も出来た。
南欧風の料理を出す、小さな飲み屋だ。
程良く酔っ払った後は、行きつけのお店に繰り出し、二次会。
ヘロヘロになるまで酔っ払って、寝床へ倒れ込んだ。

久々に昼近くまでぐっすり寝た。

午後から図書館に行き、貸出カードを作った。

本屋でお気に入りの本を探したり、買ったりするのは好きだけれど、
買ってばかりではお財布にも厳しいし、置き場所にも困る。

小学校5年生の時に第一次読書ブームが訪れた時は
暇さえあれば図書館に通ってた。
ブームが去ってからは、たまにチョロチョロっと読む程度だったのが、

突如やってきた第二次読書ブーム。
やはり頼りになるのは図書館だ。

ネットで調べてみたら、市内19の図書館と移動図書館が
ネットで繋がっていて、好きなところで借りたり返したり出来るし
パスワードを登録すると、自宅のパソコンから予約や延長が出来る
と書いてあった。

CDやDVDもあるし、平日は7:30までやってて、仕事帰りの利用もOKじゃん。

ずいぶん便利になったもんだ。

やはり「タダ」の魔力には敵わない。
家に帰り、早速図書館サイトにアクセスし、試しに一冊予約した。

読書と昼寝

2011年09月17日 | 日記・つぶやき
何の変哲も無い土曜日だった。

買い物に行き、一応ショッピングセンターにあるユニクロをチェック。
朝刊のチラシも見ていたが、特に欲しい物も無かったので、
何も買わずに店を出た。
携帯ショップで新しい携帯電話もついでにチェック。
こちらは、かなり高額の為、ただ単に研究してるだけだ。

食料品とワインと本を買って帰宅。

畳の部屋にゴロリと横になって、昼寝と読書。
最初のうちは窓を開け、扇風機の風で辛抱していたが、
あまりの蒸し暑さに耐えきれず、クーラーのスイッチオン…

暫くしたら、物凄い雨が降り出した。

今日はそれ程眠くも無く、1時間ほど寝たところで目が覚めて
先週の山登りの記録をホームページにアップした。

思えばこのひと月、結構本代使った。。。

全部文庫本だけど、足したらバカにならない。

でも、この春から使ってる手作り化粧水のおかげで
化粧品代はかなり節約したし、
洋服も買ってないし、まぁ良いっか。



文学賞。。。って

2011年09月14日 | 日記・つぶやき
NETウロウロしてたら、たまたま直木賞の
選評のページに辿り着いた。

今私が熱心に読んでいる森見氏も「夜は短し歩けよ乙女」で
直木賞にノミネートされていた。

知らんかった…

本屋大賞だか、山本周五郎賞を云々は、
本の帯に書いてあったので、知っている。

選考委員の評を読んでみると、
受賞作以外のノミネート作はケチョンケチョン…

選考委員の先生方は、読書好きなら一度は読んだ事のある
大・大・大作家先生ばかりだけど、
その中には私が2冊も3冊も続けて読んだ事のある作家は
入って無かった。

それならばと、賞を取った方の選評も見てみると、
選考委員の顔ぶれは違うものの、これが同じ作品に対する
評価かと思ってしまうほど違ってた。

何だか、表と裏を見てしまったような気になった。

これからは「賞」なんて出版社が勝手にやってる事だと思って、
「それがどうした…」位に軽く考える事にしよう。



命の洗濯

2011年09月12日 | 山登り


朝はゆっくり寝て、昼頃に現地到着した。
家から森までは約2時間のみちのりだ。




静かな森の中でお昼ご飯をいただいた。
登りでは汗をかくが、森の中はひんやりしていてとても快適だ。
ぼんやりと、何も考えずに涼しい風に吹かれているのが
一番の贅沢だ。

でも、出発地点に戻るには、ちょっとした登りがある。
「ねこバス」来てくれないかなぁ…




湿原には何処となく秋の雰囲気が漂う。
ミヤマウメモドキが、真っ赤な実を実らせていた。




サワシロギクが咲いていた。 やっぱり秋って感じ。。。。



ヒツジグサは花の時期が長い。
最盛期に比べると、数は少なくなってきたが、まだまだ咲いている。




真っ白なサギソウをかすめるようにして、青いトンボが
飛び交っていた。




サワギキョウはスラリと背が高く、湿原の中では良く目立つ。

虫の声

2011年09月05日 | 日記・つぶやき
台風の後しきりに鹿の鳴き声が聞こえていたが、
今夜は聞こえない。
キィィィ~~ンとか、ケェェェ~ンとかキュゥゥゥ~~ん
と言う感じの声なのだが、
親とはぐれた小鹿が、母親を呼んでるみたいな気がして、
とても気になっていた。

少し歩けばかなり賑やかな通りに出るが、山が近いおかげで
たまに鹿の鳴き声も聞こえたりする。

代わりに聞こえているのは虫の声。

コウロギやスズムシが賑やかに鳴いている。

昼間は30℃を越える暑さだが、朝夕は格段に涼しくなった。




オンデマンド

2011年09月04日 | 日記・つぶやき
昨夜は一晩中強い雨が降っていた。
窓を開けていたら涼しい風が入ったが、喧しいので窓を閉め、
結局蒸し暑くて夜中にクーラーをつけた。

目が覚めた頃には雨も上がり、
今日は降ったり止んだりのお天気。

ニュースによれば、国道も高速道路も大雨の為、
あちこちで通行止めが続いており、
何処かへ出かけるような日では無い。

それでも所用で少しばかり外出はしたが、
台風のおかげと言うか…
お風呂を念入りに磨いたり、換気扇をはじめ台所まわりが
綺麗になったりした。

私の読書熱は益々高まり、今3冊目に突入している。

今度の主人公は「狸」と「天狗」と「半分天狗と半分人間」の話だ。

2冊目の「四畳半神話大系」はアニメになっており、
オンデマンドで配信されてるのを見つけてしまい、

30日間見放題パックを購入。

軽い気分で買った一冊の文庫本だったが、
森見作品にはすっかり、すっぽりはまってしまった。

私は普段、あまり熱心に読書する方では無いが、
一旦はまるととことん読み尽くしたくなり、
同じ作家の作品が部屋の隅にうず高く積み上がる。

けれど、それはめったに無い事で。。。
大抵は読んでも2作位で気分を変えたくなってしまい、
3作続けて読む事はめったに無い。

ちなみに、オンデマンドで買ったアニメは、
自分だけで見るのも勿体ないので、夫も巻き込み
視聴中・・・








風裏

2011年09月03日 | 日記・つぶやき
今日は台風12号の接近で、天候は不安定。
しかし、思っていた程の風も雨も無く、
どちらかと言うと、時々強い風が吹いて、雨がパラつく
と言った天気だった。

窓を開けていると、涼しい風が吹き込み、
クーラー無しで一滴の汗もかかない。

私はとりあえず午前中に用事を済ませ、
午後は平日にぱつんぱつんに膨らんだ堪忍袋の
空気を抜くべく、自分の為だけに時間を使う。

土曜日は、ささくれ立った心を癒す大切な一日だ。

それにしても、京都は台風の被害が少ないところだと、常々思う。

各地で暴風や洪水の被害のニュースが伝えられる中、
台風の進路に近いにも拘わらず、
京都市内は比較的風も穏やかで雨も少ない。

何故だか台風はいつも京都を避けて通る。

今も雨は降るには降っているが、何時もの雨の日と大差なく、
暴風雨圏内にある割に、風はそれ程でもないのだ。

大雨で鴨川が溢れそうになった事はあるが、溢れた事は無い。
(昔にあったかも知れないが、私の記憶には無い)

地形のせいだか何だか解らないけど、
それだから1000年も都が続いたのかも知れないし、
1000年前から街を作ってきたからかも知れないけど、

涼しいのがありがたい。