日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

修学旅行の思い出

2013年10月15日 | 日記・つぶやき
録画してあった旅番組を見てたら、
中学の修学旅行を思い出した。

行先は日光だった。

東照宮、華厳の滝を見学し、奥日光で一泊し、
戦場ヶ原を散策、翌日は東京見物だ。

折しも紅葉の盛りで、道路が渋滞し、宿に着いた頃には
日もとっぷりと暮れていた。

宿泊したホテルには硫黄の温泉があった。
関西に住む我々は、硫黄の温泉など見たことも無かったので、
皆で、硫黄だ!硫黄だ!と、大はしゃぎしたのを覚えている。

眠い目をこすり、朝食をべに行った時に、食堂の窓の外に見た
男体山の紅葉の素晴らしさも忘れる事が出来ない。

何しろ、前の日はいろは坂の辺りで既に薄暗かったから、
周囲の景色など何も見えなかった。

全山真っ赤に紅葉する山も、関西ではお目にかかる事は無いので、
昨夜の硫黄の温泉と共に、忘れられない思い出となったのである。

東京では完全に「おのぼりさん」だ。
行く前から『東京は、アブナイ街、怖い街、オトナの街』だと、
びびらされてた。

自由行動は一切無く、ガイドさんの旗の後ろを、ゾロゾロと
着いて歩く事を強制される。

右手をご覧下さいと言われれば右を向き、左手をご覧くださいと
言われれば左を向く。とっても良い子を演じた。

懐かしくなり、当時泊まったところを検索してみたら、
奥日光のホテルも、東京の旅館も、勿論建て替えられて当時の
面影は殆ど無かったが、まだ健在だった。