日々是好日

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優しいおとな

2013年10月05日 | 読書



ハピネスは、思いの他早く読んでしまい、
直ぐに借りられそうだったのでとっちかと言えばテキトー
に予約して借りた「優しいおとな」も3日ほどで読み終えた。

本は、退屈な時間を潰してくれるし、現実の苦難を一時
忘れさせてくれる、とっても頼りになるアイテムだ。

しかし、「優しいおとな」はその優しげなタイトルとは裏腹に、
福祉制度が破綻し、ホームレスが街にあふれる近未来社会に
1人で生きているストリートチルドレンの物語だった。

格差や貧困の先に待っていた闇の社会の物語。

こんな事って、あって良いのだろうか…
良い筈ない!

でも、そんな時代が来てもおかしく無いような、
そんな予感と言うか…何かそんな気がする。

私の身の上にも、まだもっと過酷な運命が
覆いかぶさって来るんだろうか…
その時の私に、そんな運命と闘う気力が
一体どれ位残っているのだろうか…

後ろ向きと言うか…とっても暗い気分になった。

どうせ、とりとめも無い事を考えるなら
もっと明るい事が良い! そうだ、そうに決まってる♪

山に行くとか、友達に会うとか♪

山、行きたいなぁ~~
そろそろ山も紅葉が始まる頃だなぁ~~('ω')