病院を出る時にそっと手渡された小冊子
表紙には「これからのとき」と書かれている。
看護師さんに「ちょっと落ち着いたら読んでみてね」
と言われた。
中には死別後に起こる哀しみの体験がわかりやすく
書かれているだけで、別に特別な事をしなさい。
なんて事が書かれている訳では無い。
・心と体の変化
・悲しんでいるときに必要な事
・哀しみを和らげるためにできること
只、読んでいると、妙に心が落ち着くので、
時々開いてみる。
『哀しみを和らげるために出来る事』
の章に「気持ちを書いてみましょう」
という下りがある。
私は長い事ホームページやブログに、自分の気持ちを
綴ってきたのが幸いしたかも知れない。
『何処かの誰かが気にかけていてくれる』
ということが、今の私にとっての最大の励みだ。