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シントピックリーディングのすすめ

2011年05月06日 | フォトリーディング(未整理)
シントピックリーディングとは、ひとことでいうと、同じテーマの本を複数読むことです。なぜ、これをテーマにしているかというと、最近読む本には、必ず同じテーマの本を複数読むことのすすめが書かれているからです。

自己啓発をテーマにした本で一度試したことがありますが、その本の強み弱みがはっきりわかって、理解の助けになりました。その本の強み弱みがわかるということは本を批評できるということでもあります。

●「逆」読書法 日下公人著 ごま書房

この本では1テーマ10冊読書術を推奨しています。1、2冊目までは読むのが大変ですが、どんどん読み進めていくと楽に読めるようになり、複眼的な多様な価値観が身につくと薦めています。1、2冊これはという本を読まないうちから選ぶのはむずかしく、10冊見つけるほうが簡単だとも。そうだなあと思います。本は1500円程度で10冊といっても1万5千円ぐらいなのだから、投資としても安いというわけです。

日下公人さんの本は、日本について書かれた本を何冊か読みました。日本による統治時代の韓国のことを知りたくて、日韓現代史がテーマの本をあさっていたときに、関連分野ということで触れました。他国を知ることは、自分の国を理解することになるのですね。

多数の本を読んだ結果として、私は、日本統治時代の朝鮮半島、台湾は、教育や近代化が進むなどプラスの面があったという見方をするようになりました。日本は、台湾と朝鮮に日本国内と同じような教育が受けられるよう大学も整備しましたし、教育の普及に尽くしました。植民地だった国で、戦後、復興を果たしたのは、台湾と韓国以外はないのです。

韓国のアンチ日本と台湾の親日な気質の対比がとても不思議で興味深いです。戦後、韓国は軍事政権が、台湾は大陸からきた国民党による支配がその気質を作りました。私の韓流と台湾のマイブームはまだまだ続きます。
そして、いま世界は「cool Japan」なのですよね。日本がいま一番かっこいいクールであるという、そのブームがまた面白いです。