新しい年が、始まりました。
雪がチラつき、寒い三が日で。
そんな年の始めに、ふさわしかったかもしれない映画を観ました。
1950年代に作られたフランス映画。
デジタル・リマスターされ、去年、ミニシアター系で上映された作品です。
古くて、新しくて、おしゃれで。。。
「赤い風船」・「白い馬」――この2本ワンセットっていう、
コントラストが、きっとまたいいんでしょうね~。
紅白歌合戦みたいで・・・(ちょっとちがうな)
こわいですね。
観たはずもないのに、「遠い昔に観たような・・・」と
誰もがデジャヴってしまうような映画なのではないでしょうか。
人の深層心理に眠る神話の、まだ発見されてない神話、みたいな。
そうゆう意味で、普遍的な感じのものってやっぱりすごいんだぁー。
と思います。
何よりも、普通に心が落ち着きますし。
そのまま、心が善き方向に傾きますし。
「知らなかったことがうそみたい。
あの風船も、あの街角も、白い馬も、少年も、
既に、私の心の中にあったよー」
私の脳みそは、まだそんなことを申しとります。