~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

◆ 間(あいだ)をとって・・・

2007年08月30日 | 日日是好日

昨日、仕事で、とあることを決めるのに、
「1ヶ月がよいか、3ヶ月がよいか」と訊かれ、
どちらとも決めかねたので、
つい、「 間をとって、2ヶ月が いいと思います」
と、答えたところ、
「ふふふ ・・・ “ 間をとって シリーズ ” ですね」と言われました。


そんなシリーズがあったとは・・・・・・


そういえば、今の時期って、 “ 間をとって ” なコトが多い。




扇風機


つけたままだと、すぐ寒くなってくる。
スイッチを消すと、やたら 蒸し暑い。
間をとって、ついたり、消えたりする 扇風機を
開発してほしい、と思う 。

でも、よくよく、考えたら、
「首振り 」 状態にしとけばよいわけで 。。。
・・・なぁ~んだ 。(恥笑)

(※もちろん、私ではなく、 扇風機を)




コーヒー


カフェに入ったとき、
この時期は、ホットコーヒーにするか
アイスコーヒーにするか
ちょっと 迷う。

間をとって、「ぬるいコーヒー」・・・
もしくは、「少し温めたアイスコーヒー」・・・
いやいや、これはありえない。
こんなの、想像すらしたくないっ! ぷんぷん (って、自分で言っておきながら・・・ )




衣服


夏物のバーゲンに出向いて、まだまだ着れそうな
チュニックやボトムを、何着か購入するのか、

パリッ と秋らしい、茶色か黒の、光沢のあるような
シーズン先取りの一着をゲッ ト☆するのか、


うーーーーーーん。


結局、

地下で、美味しいスイーツを 買って 帰る♪ (←ありがち)




***



この時期は、ようするに 中途半端ってことですね。

だからこそ、「もののあはれ」のような、
微妙な感性や、白黒つけない包容力も
育つというモノではないでしょうか ・・・・? (着地~ )



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◆ この秋に読みたい小説

2007年08月25日 | ブック




本のデザインの可愛いさに、思わず、昨日買ってしまいました。





こっちも、可愛い。
去年ブログにも書かせてもらった、映画「ショコラ」の原作本です。




両本の著者である ジョアン・ハリス は 1964年生まれの女性。
同世代ということもあって、中身も、もちろん楽しみデス。
どちらも、大人のためのおとぎ話。
映画以上に、小説は面白いと聞く 「ショコラ」も、また買おうっと 。。。



(主人公が男性の) 「ブラックベリー・ワイン」 は、祖父に、
(主人公が女性の) 「ショコラ」 は、祖母に、

捧げる――
という形で書いているのが、ちょっと興味深いと思いました。



きっと、ジョアンさんって、祖父母から影響を受けた人なんですね。
おじいちゃんとおばあちゃんから、人生の知恵や冒険心を教わったのかな~。


そういえば、私も祖父母と一緒に暮らしたのですが、
人生のファンタジックで 面白い部分とか、「老人力」みたいなものを、
いろいろ教えてもらったような気がします。
特に、うちの祖父母は、とても不思議な人達だったので ・・・・笑。



この、2冊ワンセットな感じに、
たまらなく、魅力を感じています


しかも、「美味しそうシリーズ」 というところが、
食欲の秋には、タイムリーかも!?


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◆ 雨など降るも

2007年08月23日 | 日日是好日

むかーし、むかし、「枕草子」を習った。


春は、あけぼの。

夏は、えーっと、なんだったっけかな ・・・・夕暮れ?

いえ、夕暮れは、秋だったみたい。

じゃあ、夏は ・・・?


答えは、ネットですぐ見つかるんですね。
有難いことで ・・・・


夏はよる。
月の頃はさらなり、やみもなほ、
ほたるの多く飛びちがひたる。
また、ただひとつふたつなど、
ほのかにうちひかりて行くも をかし。
雨など降るも をかし。




昨夜の激しい雨――

雨音を聴きながら、ふと 「夏は何?」と思った。

なるほど。答えは、問いのすぐそばに。


今も、いにしえの昔も同じなのか、

ザーザーと急に 降リ出す夜雨には、私もものすごく心を動かされる・・・・・



こわごわ、うれしい感じや、

研ぎ澄まされた感じ。


テレビなんか見たり、洗った食器をしまったり、
日常の真っただ中にいるというのに、

ふいに、やってくる、《 非日常的なスイッチ 》。

ふいに、やってくる。右からではなく、上から ・・・笑。

スイッチが入ると、手放しになってしまうような気がする。



+++



降りつづけ、雨。

このまま。

まだ、もう少し。



ちょっとだけ 窓を開けると、雨音はリアルに 迫り、
ひんやりとした風と、いろんな匂いがする。


雨のにおい、夏草のにおい、土のにおい、夜のにおい ・・・・そして・・・



「 夏の終りの夜の雨が、ひそかに何かを連れてきた。

目には見えないけれど、あぁ・・・・連れてきてしまったのだ! 」


そんな切ない嘆きも心のどこかにはあって、

やっぱり、これは、まぎれもなく、をかし なのかもしれない。


清少納言さんが、そんなつもりで書いたかは別としても。。。です。



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◆ カメラが行方不明

2007年08月19日 | 日日是好日

電車の中に 忘れ物って、されたことありマスか?

私は、ほとんどないのですが、
このたび、デジカメ を 置き去りに してしまいました。

日帰りで、京都方面に 遊びに行く途中 ・・・

自分でも、なくした場所が、電車の中だったのか、
乗りかえ時に 立ち寄った喫茶店だったか、トイレだったか ・・・
「はたまた ・・・??」 の状態。
気がついたら、この手にありませんでした。(TT)



とりあえず、J R大阪駅の「遺失係」に 連絡をとりました。

「たぶん、出てきいひんな・・・」 夫にも、冷たく言い放たれ・・・



愛用のデジタルカメラ。↑

数年前、ペ ・ヨンジュン が CM していたサイバーショットです。
ワインカラーとフォルムに、ひとめぼれ♪


にもかかわらず、最近、ほとんど使ってなかったのです。

携帯でも、意外とキレイに写せることに
味をしめてしまったせいデス。(TT)
ブログ写真も、この頃では携帯ばかり 。。。



たぶん、


このカメラとの心の絆が うすれていました。
前ほどに、愛着もなくなってた ・・・(TT)


それに、


この狂おしい暑さのせいで、
頭だって、ボーーッとしてたのかも ・・・( いつも以上にね)


なにはともあれ、反省・・・・・・



あきらめていた矢先、3日目の朝、電話がありました。

「ブツは、J R 京橋駅で、預かってます」。


おっぉ~~。 神様、天使さん、守護霊さん(!?) ありがと~~~。


失せ物が出てくるって、ただただうれしいものデスね!
思わず、手をたたいて、小躍り☆


で、昨日、引き取りに行ってまいりました。


届けて下さった方、並びに、J R 西日本の方々、

ホントに、本当に、ありがとうございました。



【今回の教訓】


カメラは 首から ぶらさげよ
 (中国人か。笑)





*****



その帰り道、前から行きたかった 「M I N E T T E」へ。




「graf」が手がけたカフェということで、
スタイリッシュでありながらも、温もりの感じられる空間。

 ←さっそく、試し撮り ☆


前菜3種とパスタとパンと ドリンク&いちぢくのケーキが
ついたランチが、1000 円とは、リーズナブル。
付き合ってくれた夫は、さすがは オヤジ系ランチ (笑)

テイスト、居心地のよさ、接客、すべてに のカフェでした。



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◆ 睡蓮

2007年08月17日 | 自由詩


 急がない。

 焦らない。


 
  この場にとどまって、

 この泥の中で

 咲いてみよう。







 するりと

 
 さらりと

 うるはしく。




 ***



 8月12日午後 大原美術館・新渓園内のスイレンさんたち



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◆ カフェ・グレコにて

2007年08月16日 | 旅・建物探訪
先日、「赤穂温泉」に行ったのですが、
「倉敷」 が、しきりに 私を呼ぶもので、足をのばしてきました。
そうゆうのって、あるでしょう?(笑)

とくに、“大原美術館” と “カフェ・グレコ” ちゃんが 。。。


「カフェ・グレコ」、空いてて、ラッキー♪
前来たときは、悲しいほど、満員でしたから。




・・・窓を開けて、窓を閉じて






時間が止まったかのような・・・


・・・グラスのアイスは、ゆっくり溶けてゆくけれど。。。



そうそう。
あの大きな木机にすわって、
アンアンのモデルだった甲田益也子さんが、
本を読んでいたんですよね~。
その昔、アンアンのページの中で・・・・
きゃしゃな横顔で。


あの切抜きは、もうとっくに捨ててしまったけれど・・・



 ← 甲田益也子さん。


エキセントリックで、透明感あるたたずまいが、
その当時、ちょっと憧れでした。

そういえば、この人も超涼しげな女(ひと)~~。

今でもほとんどお変わりないらしい。(1960年生まれ・水瓶座)







相変わらず、心くすぐられる空間。
そして、インスピレーションを与えられるような気がする場所。

& いっそう、うっそうとした元気なツタにも
やたら うれしくなってしまった♪



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◆ 涼しい女(ひと)

2007年08月07日 | シネマ
毎日、暑いですね。

食べ物、飲み物、音楽、カラー、素材感・・・などなど、
つい、クールなものを求めてしまいマス。

そして、人間にも ・・・。





ジュリー・デルピーさん。

なんだか涼しげなんです。
ちょっと、メーテルみたいだし ・・・。

フランスの女優さんです。



イーサン・ホークと共演した 「恋人までの距離(ディスタンス)」 は、
好きな映画のひとつで、文庫も持ってます。
台詞がすきなのです。

続編の「ビフォア・サンセット」も何年か前、
友達と観に行きましたが、
“納涼” をかねて、久々にレンタルしてみました。↓





うん、やっぱりいいです。


普段着の初夏のパリと、
ジュリーさんのごく自然な演技が心地よいです。


そして、まんまと共感させられてしまいます。


前作もそうだったけれど、
台詞の中には、タロットカードの「隠者」が見え隠れするような?
真実を求める、ひたむきな魂の生の声みたいなものが
いくつかあって、(とってもさりげなく喋ってるんだけど)
それをお互いがきちんと受け止めあうことができて、
それが、ありがちな男女の恋愛物語を、
忘れがたい、地に足のついたストーリーへと導いているような気がします。


映画の中でギターをかかえて、歌っているのが、
上手だなぁ・・・と思っていたら、

CDアルバムも出していました。
彼女、歌声も木陰の風のように、涼しげなのです。


これまた、納涼かねて、買ってしまうかもしれません・・・



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◆ ボールペンを100万円で売る

2007年08月02日 | 日日是好日

8月になりました。
暑中お見舞い申し上げます





昨日、会社の研修会議にて。

「今日はちょっと残った時間、テストしたいと思います」とチーフ。


最近、テストが多いのです。


といっても、「エゴグラム性格診断」や「適正テスト」や「聴くちからテスト」など。
結構こうゆうのは好きなんですが。



で、昨日のテストはというと、


ボールペンを一本、手渡され、


「これを100万円で売ってみて下さい」・・・と。



「会社の入社試験の一つだったんですよ」

「へぇ~」

「じゃ、五分後に始めますね」

「え゛~」



さてさて、相手をどう口説く?





***



営業って、(私にとっては)ワクワクです。

心理学がらみなので、ずっと興味がありました。

人の心をつかむ能力や、人間力も絡んできます。

それに、外見や印象も大事な要素なので、

どれをとっても、自分自身を磨いてくれる気がするし、

すぐに結果が出るし、

ずーっと、やりたいことのひとつだったデス。



エゴグラムから、はたまた様々な占いに至るまで、

私は大勢の人を相手にする仕事、営業やマーケティング企画向き

と出るのは、やっぱり当たっているのかも・・・


だけど、この仕事に出会うまでは

いろいろな職種を経験しました。
(全く不向きだったのは、歯科助手・・・細かいのダメなんです。涙)


でも、ちゃんと導かれてるなぁ・・・

しかも、ベストなタイミングで出会ってるんだろうなぁ・・・

と感じマス。




仕事に限らず、

もちろん私に限らず、

きっと、誰もが模索しながらも、いつしか

収まる場所に、収まるんだろうなぁ・・・とつくづく。




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