~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

◆ ふらいぱんでむしぱん

2009年02月25日 | 日日是好日


私の友達がいつも美味しそうなスイーツやパンを作って
ブログに載せているので、


久しぶりに、そうゆうものを作ってみようかと思いました。
食べ物の写真を撮りたいというのもあって。(フード写真を撮るのが一番好きなので)


時間に余裕があり、
なおかつ、今日という日がとても暖かかったせいもあって。


しかし・・・


恥ずかしながら 「ホットケーキミックスで作る蒸しパン」。
フライパンひとつで出来る、簡単な・・・・。


けれど、「あら・・・」と、予想以上の美味しさでした。
シンプルでいて、風味があって。

(明朝のパンを買い忘れた・・・そんな時) “苦しいときの蒸しパン頼み” にもなりそうです。




生クリームをのっけて、ケーキチックに食べてみた。
この労力とコストで、この味はお値打ち。




*****



「おくりびと」が話題です。
「つみきのいえ」もよさそう。

ふたつに共通なのは、内容が深そうなことと、どちらも平仮名タイトルなこと。
それで今日のタイトルはなんとなく平仮名にしてみました。 
 



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◆ 赤いバラ

2009年02月22日 | 日日是好日




先日、ひとつ年令を重ねたのだけど、
今年はいつもより多くお祝いをしていただいた感がある。


実母から、早朝のおめでとうメールが届いたあと、
何人かの友人からもメールをもらい、
義母からは、アロマクリームをプレゼントしてもらった。


お昼は旧友と出会ったのですが、イタめしをおごってもらい、
家に戻ったら、別の友達からプレゼントが届いていて。
美味しそうなお手製のケーキも入っていて。


そして夕食のあとで、
「これ・・・」と、夫がテーブルの下から取り出した小さな箱。

開けてみると、ちっちゃなプリザーブドフラワーでした。




赤いミニバラと 淡いラベンダー色に染められたカーネーション。



めったに花など贈ってくれる人ではないし、(すでに万年筆を貰っているし)、
予想もしていなかったので、
うかつにも泣きそうになりながら、ふと思い出しました。


父の法事で帰省していたとき、母と夫と3人で喋っていて、
何かのキッカケで、母が夫に、こんなことを言ったのです。



  「奥さんの誕生日には、花をおくってあげてね。
  日本の男性はあまり花を贈らないし、結婚したらなおさらね・・・
  豪華な花束じゃなくても、赤いバラの花一輪だけでも。
  ささやかな方が、かえって妻は嬉しかったりして・・・」



なんだかしんみりした調子で。


それを覚えていた夫が、赤いバラ、ささやかな赤いバラ・・・とそこを強く記憶し(笑)、
私にこれを用意してくれたのかなぁ、と。






母はなぜあんなことを言ったのか―― 今になって考えたりします。
らしからぬ台詞だなァァ、とそのときは思ったけれど。



「半世紀近い結婚生活の中で、一度ぐらい夫から赤いバラを 贈られたかった・・・」
もしかして、そんなことを思ったからでしょうか?


それとも、


もらって嬉しかった、幸せな想い出を持っているから??



昭和ひとけた生まれ、けれど、母のことを大事にしていた父だから、
その両方の可能性を感じます。

後者だと私自身も救われるけれど、娘としてはそこは訊かないままにしておきましょうか。





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◆ もったいない感覚?

2009年02月19日 | ブック


買ったのに、読むのがもったいなくて、
なかなか読めない本というのがあります。
とりあえず、お正月に買った二冊。





新潮クレスト・ブックス
「ソーネチカ」


ロシアの女流作家の作品で、
主人公 ソーネチカはとっても不思議な人らしい。






見るからに幸せそうなときに「なんて幸せなんだろう」と考えるのはともかく、
親しい人に裏切られ、失望させられて
たいていの人間なら、激怒し絶望しそうなときでも
何か悦ぶべきことを見つけて「なんて幸せなんだろう」と考えている――
ソーネチカは、そんな女性なんだそう。



「そんな人にすごく興味がある。
ソーネチカの心情や性格を知りたい・・・」


鳥肌を立てて買ったのに、なぜか1ページも開いていない。
表紙の絵の感じからも、寒い冬の間に読みたいと思っていたのに。
もったいないという感覚が、自分ながらよくわからない。


それとも、深入りするのが恐いのかな。。。
自分を変えられそうで・・・






クラフト・エヴィング商會・著
「クラウド・コレクター ~雲をつかむような話」


これもパラッと開いたあと、もったいなくてそのまま置いてある。
本当に好きな人には近づけない。そんな感覚と似ている。


雑誌とかもそんなのが、時々ある。
全部読むのがもったいなくて、全て読まない。だからなかなか捨てられない。


B型の友達は、雑誌はすみからすみまで読むという。
物品の広告とかも一つ残らず読むから、疲れてしまうのだそうだ。


そのほうがきっと、本にとっては本望というものだろうけど。 




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◆ 水によって還元される

2009年02月13日 | 日日是好日



毎年きまって3月になると発症する花粉症や主婦湿疹が、
早々と始まった。
しかも胃腸風邪をひいており、ボヤボヤと過ごしている今日この頃・・・・



写真は、敷地の片隅にひとつ。
こっそり顔を出していた ふきのとう。



けれど、弱っている時期もまた悪くないなァ、と思う。
もろもろへ抵抗することが、とっても面倒なので、
その分、無駄にエネルギーを使わなくって
集中力が生まれるような気がするから。




入浴剤ではないのです。。。


「小枝ホワイト」の徳用を買ったら、こんな小袋に。
色鉛筆の植物画 とプチな豆知識。

《クルミの硬いからを綺麗に半分に割ると・・・なんと断面がハート型になるのです》

「・・・だから、なァに?」 といった他愛のない短文がちょっと気になる。






暖かいから、ミュウさんも眠たげだ。



ちなみに、夢うつつで彼が聴いているのは、小泉今日子の新しいアルバム。
飼い主が先日、SONGS で聴いて、特に、「Samida-rain」が
どうしたことかとても気に入り、買ってしまいました。
(キョンキョンを聴くのは「優しい雨」以来・・・)


「ナイスミドル」というタイトル通り、少しだけやんちゃを残しつつも、
年相応に落ち着いた大人の女性のイメージの曲たち。
なんだか新鮮。


特に心地よく感じたのは、
流行のポジティブ思考に押され、なりをひそめつつある “哀愁”感。
(・・・いや、最近の時代の流れは再びそうなのかも)
それが、この人の世界では相変わらず健在であったのかと。
しかも、ジャンヌ・モローのような厚みのある憂いというか。


太陽ばかりじゃ疲れてしまうから、
雨や霧が似合う、そんな大人もまたいいなと。





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◆ 節制

2009年02月07日 | 自由詩



北西からの強い風が ひとはけの羽根雲をつれてきた


シルエットのような裸木の映える 空の色
もったいないくらい あかるい陽ざし


   



ウッドデッキは ほとんど光のあふれる部屋になり
猫にだって 春の近いことが感じられてくる



どこかに行ってしまったものたちも
いつかはまた戻ってくる



信じていても   いなくったって



どうお返しすればいいのか と
あいもかわらず わたしは迷い続けているのに





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◆ クルマ と モカチーノ

2009年02月04日 | 日日是好日


去年の12月、亡き父の車を譲り受けた。
大きな車ではないけれど、まだ新しくて。


やっぱり、便利。
とても助かってる。
ジェニファー・ロペスやスピッツの曲を流す。
乗っていると、守られている感じがする。


だけど・・・・あんまり歩かなくなったァ~・・・




***



写真は、地元系カフェで注文した「モカチーノ」。
ガーデニングショップの上階にあって、
観葉植物や雑貨が、センスよく配置されていて。

アジアン モダンな大きい鉢植えが欲しくなってしまった。
居間にひとつ。
たとえば、モンステラ みたいな。 (開店祝いっぽい?)



モカチーノ、家でも作れるようなので、
チョコレートシロップ買うの、メモっとかないと――
バレンタインも近いことだし、ここで一気にチョコづ いてしまおう。 



レシピ ・・・ 





**




喪中につき、しばらくここでのコメントは休んでいましたが、
百ヶ日も済み、そろそろ再開することにしました。

相変わらず、独りごちてるブログですが、
何か・ふと・うっかり コメントなどありましたら、
何なりと仰せ下さい




コメント (7)
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