◆ 光と影と

昨晩は、桜ご飯にしました。

市販の桜の塩漬けで。
桜茶でも作れるそうです。

少々水が多くて、ちょっとベタッとしてました。
しかしながら、うちの家族はベタご飯がとても好みなのです。（私は違うけど。笑）


春の香り・うっとり・満喫です～♪

日本人に生まれて、　ワタシ　シアワセ　ナノ　コト。


　　　　　　　　　　　


西洋菩提樹も芽吹いてきました。

ゆるやかな春への移行。
ここ数日の天候はそんな感じで、ホッとします。


先週の満開の桜・桜・桜！ と陽気は、駆り立てられるような気持ちになり、
今思えば、落ち着きませんでした。
過剰なポテンシャル。



花びらが散った昨日、実家からまだ若い知人の訃報を聞きました。
地上の光と影が交差する春。　複雑な季節なんだねぇ・・・・。


電話の向こうで母が言いました。

「どんなときも “大”が着くくらい、楽天的で居なくてはね・・・」。

いいコトも悪いコトも、抵抗せず、感謝して、次々手放して行く―
言葉にすると軽いけど、と。


母の話はいつだって最後は哲学的。　改めて私は心に刻んだ　ノ コトヨ。。。

◆ 果実たち

ギボさんの育てている金柑が
今年はヒヨドリにも食われず、大豊作となりました。

で、甘露煮を作りました。
氷砂糖と白砂糖を入れて煮るだけの簡単レシピです。


　　


梅干みたくシワシワなのが、気になるんですけど・・・・


懐石料理などに出てくるのは、ツルッ☆ピカッ☆ で
きれいなオレンジ色のままなのに。


この違いはいったい何・・・・？？？
美味しいことは美味しいけど、煮すぎなのかなァァ・・・・（反省会）　



　　　青い実の頃




***　＆・・・




神戸苺をたくさん頂きました。
実が大きくて、細長めなのが特徴。

感謝感謝で、精出して食べていたのですが、
三日目にもなると、さすがに傷んできました。


なので、久しぶりに　「いちごミルク」に――
（子供の頃、よく祖母が作ってくれたっけ）


ご存知、苺を 程よくつぶして、ミルクを入れ、練乳とハチミツをお好みの量、
加えて混ぜるだけ。　色も味も、ガーリーな飲み物。
ちょこっとだけカフェ風に。（でもないかァ・・・笑）

　

◆ 春＊花

このところのサンシャインで
淋しかったうちの庭にも、少しずつ色彩が蘇ってきました。



　　　　　　　　　　　　　　　 　　


ジューンベリーの純白、 今が満開☆
あっという間に散ってしまうから、今年は撮っておこう。

空を映したかのように、ムスカリも青く。




　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　玄関周りの「ウェルカムフラワー」
　　　　　　　　　　　　　 　 子供っぽい色たちもまた楽しからずや。



前庭のこのあたりは、もうじきいっせいに咲きそう　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




日照りが強いので、朝夕の水撒きが、欠かせない今日この頃。

「ジュースとか、アイスクリームとか食べたい～」　
私だって、最近急激にそんな感じですから。
紫外線対策もちゃんとしなくっちゃ。

◆ 昨日のおまけ

昨日、美術展の帰り、通りがかりの喫茶店でお昼しました。


なんかこう・・・佇まいが懐かしいというか、
学生時代、流行ってたような雰囲気のお店で・・・　↓
ニュースタイルもいいけど、こうゆう所も。





案の定、夫婦で長くされてるお店みたいで、結構、お年を召されてる感じ？　
ですが、奥さんはとっても綺麗だし、マスターもスマートな感じ。


　　


壁に去年の新聞が貼ってあって、マスター７６才、奥様７３才と判明。
見えない～っ！
ここは、バイオリン＆ビオラのコンサート会場にもなるらしい。
すこぶるお元気そうで、いつまでも夫婦で現役でよいなァ・・・としみじみ。


頂いたサンドイッチも家庭的な味で、ふんわりと美味しかった。
ご馳走様でした。どうぞ、できるだけ喫茶店、続けて下さいマセね・・・



帰り道、事前にチェックしていたケーキ屋さんで
フランボワーズのロールケーキを買ったら、プレゼントがついてきた。

さつまいものタルト、ふたつ。


　　　（ハンパネー美味しさ）


パティスリー「アビルテ」さん、お値段も良心的で、若い店員さん達も感じがいい。

持ち歩きのお時間どれくらいですか？と聞かれ、
「一時間位・・・」と言ったら、パッと花が咲いたような満面の笑。

わざわざ買いに・・・と思われた訳ではないでしょうけど、
遠方からのお客さんは、やっぱりうれしいものなのかしら？
（それとも、ただ私の顔にウケてただけとか・・・・・・）
まぁとにかく、笑顔がいいスタッフのいるお店は繁盛する気がします。

おまけも、わぁいだしね♪

◆ 初夏の陽気

西宮市大谷記念美術館で開催中の 「ウイリアム・モーリス展」 へ
行ってきました。


―― 今日の気温　２５℃。
「夏かょ」って、ツッコミを入れてしまうほど、暑くて～。


モーリスのデザインは前から好きで、
ポストカードとか持っていたんだけれど、
本物に出会えて、シアワセでした♪
特に、ステンドグラスに魅せられて。


それと同じくらい、美術館の庭園も圧巻でした。




館内からの裏庭の眺め・・・


　

　


緑いっぱい、花いっぱい。　小川あり、水琴窟あり。
岡本太郎のオブジェもありました。

特に、小川の流れ・せせらぎ音が、まるで森の中にいるような感じ。



自然の音には、いっぱい高周波が含まれているそうで、
ヒトは聴覚的にも癒されるそうです。





これはなんの花の木だろう・・・
この時期、空に近い黄色って、なんだか新鮮・・・
（もし知っている人がいたら、教えて下さいマセ）




帰りに、夙川の桜を見ました。
相変わらず、ここは見ごたえ充分☆





家路について、万歩計を見ると　9000歩。
暑さも手伝って、今日はヘロヘロです。



陽気と桜とお声がけに誘われ、今週は外出ばかり。
花のお粉も多く、マスクデビュー果たしました

◆ やさしい商品

去年、姑が膝の手術をして退院日が決まったとき、
２階のトイレに手すりをつけたり、座高の高い滑らない浴室用のイスを買ったり、
歩行用のステッキなどを注文したのですが、

そのとき、初めて介護用品にリアルに接する機会をもらいました。
勉強になったと思います。


身障者・高齢者の方の為の、大きな機能のある物もそうですが、
ちょっとしたアイデアなのに、重宝するグッズも世の中にはいろいろあるのですね。


少し前、市民講座で「ユニバーサルデザイン」の講話を聞いたときには、
とても興味を持ちました。


ユニバーサルデザイン商品は、身の回りに多いですね。


バリアフリー、洗濯機のななめドラム、缶ビールの「おさけ」の点字、シャンプーリンスのボトルの形、左きき用のハサミ、イスの入る洗面台 ・・・・etc


個人的に好きなのが、カドケシ。笑　↓




これだって、れっきとしたユニバーサルデザインだそうですから。
ひとつの消しゴムに、28か所もカドをつけることで、
さらに使いやすい消しゴムを実現したそう。


そういえば、コクヨ は、ユニバーサル文具の開発を次々されているようで、
素敵なことだと思いマス。




**



最近、花屋さんから聞いた「アフターフォーティ」さん。

さりげなく身体の衰えを補ってくれるものがいろいろあって、
覚えておきたい、貴重なお店だなぁ～と。
とりあえず、「お気に入り」に加えました。


高齢者へのプレゼント選びにいいかも・・・と思うし、
折りたためる花瓶なんて、姑の入院時に知っていたかったなぁ～


実際、この私だって近くのものが見えづらくなってきたりしてるわけで、
身体機能だって、10代20代の頃とはえらい違いです。汗
そうそう対岸のナントカではないかも？？


機能性だけでなく、おしゃれなところもポイントで。

これからは、使う人の身になって商品開発をする、
もっとそうゆう時代になってくる思うし、
そんな優しくて、賢いものが増えることで、
人の心に余裕や穏やかさが生まれればいいのに・・・と思うのです。

◆ 花の道より

おととい、前に住んでいたところのご近所さんと会いました。
花の道、久しぶりに歩きました。


宝塚は暖かいので、桜ももう五分咲きといったところ・・・

（携帯で撮ったので、遠近感がありません・・・苦笑）





お喋りしながら、カフェオレを頂きながら、桜を眺めて。



彼女のお子さんは来年、成人式。
そんな娘がいるとは信じられないくらい、若々しい。

ナチュラルエレガントな彼女から、ちょっと刺激を受ける・・・

なんというか、スタイリングに力を入れすぎない、アクセサリーもつけない。
口紅の色も自意識も薄くて、けれど優雅で、瞳が定まってる感じ。
だからなのか、一緒にいるととても落ち着く。


自分流のスタイルを持ってる女性っていいなァ～。






これは帰り道々、撮った写真。

家の近くの桜並木、ソメイヨシノはまだこんな感じ。
やっぱり宝塚とは、温度差があるのね。






でも、ピンクの桜は今が満開なのです♪



お土産にもらった　ミニミニ鯛焼き。




マトリョー嬢を比較に置いてみたけれど、この小ささが伝わるでしょうか。
体長4、5cm。小さくても、しっかり粒あんが入っていて美味しかったデス♪

◆ 月光に一目惚れ

最近ブログで知り合った オステリアmama さんが
ご自身のページで紹介されていた絵本。


「ながいよるのおつきさま」



その表紙のお月さまに、一目惚れ。
私には、まるで、本物の月の光のよう



白くて、青くて、レモンイエローで。
明るくて、神秘的で、つめたくて、ほんのりあたたかく。


眺めているだけで、心がふわぁっと拡がっていくような。
正しい道を照らしてくれるような。
My　Sweet　Home　みたいな満月。




そんな月の魔法にまんまと、かかってしまったかのよう。

私の本棚に、ごく自然に仲間入りしました。



ぺージを繰れば、中身の絵もストーリーももちろん魅力的なのですが、
今の私にはこの表紙だけでも、じゅうぶん価値があったかも。



―― そう。だって月が隠れている晩だって、月と会えるじゃん・・・。



(うわっ。・・・もしやまだ癒されたい心境が残ってんのかな！? )





***



オステリアmamaさん、

珠玉の一冊を教えて下さって、ありがとうございます。

それにしても、ずいぶん前に書かれたブログだったのに、
どうしてそこにサクサクッと、いとも簡単に辿りついたのかよくわかりません。

月の方が引き寄せたとしか・・・ 笑




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「ながいよるのおつきさま」


シンシア ライラント (著)
マーク シーゲル (イラスト)
渡辺 葉 (翻訳)

講談社



《ネイティブ・アメリカンが満月につけた12の美しい名前》
子どもにとって夜は、禁じられた世界のようなものだ。
なにしろ、おやすみを言ってベッドに入らなければならない時間なのだから。
けれど、だからこそ、夜はわくわくするような魅力に満ちた時間なのである。
本書「ながいよるのおつきさま」の文章と絵が、子どもたちが夜を味わい、
そのかくされた魅力を祝福するきっかけとなるよう、心から祈っている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マーク・シーゲル

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ａｍａｚｏｎ 解説より）