~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

◆ 寒ちぢみほうれんそう

2009年01月31日 | 日日是好日




寒ちぢみほうれん草、冬場限定なので
けっこう買ってしまいます





何度も霜に当たり、味が濃いのが特徴。
アクは少なく、ビタミンは多く。
これは群馬のからっ風に育てられたそうな・・・
おそろしく、根っこが甘い。



風といえば・・・・夕べも今日も
春の嵐のような強風でした


ごーごー風の吹くたびに、裏の山が、ざわざわざわ・・・
時おり雨がぱらつき、木の葉っぱにあたって、さらさらさら・・・
庭においていたバケツも、音を立ててころがり、
猫がすくっと起き上がる


一日中家にいたいと思う、
こんな週末もまたよろしいなぁ~。


ちぢみほうれん草は、普通にベーコンとでバター炒めをして、
半熟卵をのっけて頂きました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 小春な週半ば

2009年01月29日 | 日日是好日


遅ればせながら、友達二人と新年会を行いました。

まずは「ドンク岡本」にて、ゆっくりゴハン。

ちょうど明後日バースデーの子がいたので、
「やっぱケーキでしょ?」ってコトで、ぶらぶらと
天上川沿いの「岡本珈琲館」へ・・・・


ここの喫茶店は、ずっと昔、私がご近所に暮らしていたときからあって、
変わらぬ内装、変わらぬコーヒーの味、変わらぬ美しき女性オーナー。
ほとんど時間が止まってしまったかのような空間。
お手製チーズケーキの味もずーっと変わらない。

さりげなくクラシックが流れてて、コーヒーや会話やひとりの時間を静かに味わう人たち。
違いがわかる大人の聖域って感じ・・・・
なのに、私たちちょっと賑やかすぎた・・・??



友達の一人から、お土産に生キャラメルを頂いた。



              
人気の生キャラメル、お初でした。
有名人のあの牧場のやつではありませんが・・・・**


ほわーん。ふにゃ~ん。とろ~ん。


あれよあれよという間に、お口の中で溶けてしまうので
至福の時間はつかのまだけれど、
すこーしだけ北の大地で暮らす牛さんに接したような、
細胞にしぜんと染み入るようなやさしいキャラメルでした。 感謝。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ アルストロメリア

2009年01月27日 | 日日是好日


寒い毎日ですが、少しずつ日差しが明るくなってきたような・・・

この時期から出回る花がいちばん好きなんだ!!

今はこの花。

花言葉を調べてみたら、いっぱいあって、

「未来への憧れ」「エキゾチック」「機敏」「持続」「援助」
「幸福な日々」(白)「凛々しさ」


どれもいい言葉なんですけれどね
出来れば、1つか2つに絞ってほしいかなァ・・・


週末、帰省している間に、ギボさんがカレーを作ってくれていました。
そういえば、意外と初めてなんだな、彼女の






で、お味はというと・・・・インド人もパキスタン人もビックリ

いやぁ~ 人が作ったカレーって、どうしてこうも美味しいのだろう。
(ほんとに、私は想定外に感激しちゃって・・・)
そんなことないですか~?


そういえば、最近また「メタル印度カレー」CMやっています。
あの音楽とか昭和な女なんで、とってもなつかしいです
今度売り場で探してみよっと・・・(って関西の人にしか通じないワダイかも)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 紙袋

2009年01月22日 | エコ



最近、エコバッグとして紙袋を使う

エコバッグといえば、ナイロン製のやつが定着気味で
いろんなものがいっぱい出回ってますネ~
何枚も持っている人も多いのでは?


私ももらったのとか、買ったのとかあって
お出かけバッグの底に入れたりしてたんだけど
素材感とか、いっぱい入れた時のぼこぼこの形とか
飽きやすい柄とか、時々妙にやるせなくなって
軽さ&持ち運びやすさ優先なのは、わかるんだけれどねぇ・・・ふむ


それで最近、紙袋
ほどよい大きさと厚さのものを持参
好きなお店のやつだと、なお楽しい

マチがあるから、食料品を入れやすい
ねぎがちょっくら出てても、さほど生活感がない
とにかく「四角」という潔さにも敬意を表したい
何回か使ってくたびれてきたら、ハイ、お疲れ、サイナラ・・・
で次にシフトできる


声高に言うほどの話題でもありませんでした
が、いつものスーパーでの買い物が
紙袋にしてから、ちょっとだけ新鮮になったもので。


パイナップルとか買っちゃいました
久々だ・・・



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 水都大阪

2009年01月21日 | 旅・建物探訪



  北浜散策のおり、 “水上バス” の乗り場を見つけ、
     出発数分前だったので、「ええいっ」と、
      思わず、乗りこんでしまいました。


       水上からの、なにわ散策。
   たぶんちょっと、やってみたかったんですワ~~



      

          「アクアライナー





           約1時間のクルーズ。 
    満々と水を湛えた大川。 まさに、水都大阪





   低い橋の下をくぐる時は、船の屋根が下がります。
         アテーション、プリーズ





    大阪観光といえば、やっぱり、まずはココ?
    平成の大改修後、いっそ派手になったよう。




    


       岸で休憩中の、カモメ 御一同様。
   写真×5 ぐらいの長さ、ずらりと並んでいました。

     「すごい」「きれい」「怖い」「泣ける・・・」




 


 知ってるつもりでいて、実のところあんまり知らなかった大阪。
    川をめぐる歴史や名所のナレーションも流れ
            勉強になりました。


  
    水に浮いているのも、たまにはよいものデスネ。
      ふだん地面にくっついてばかりですから。 
    (あ、たまに浮くコトもありますかね。いろんな意味で・・・笑)
    
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 北浜浪漫

2009年01月19日 | 旅・建物探訪



週末、夫の用事に便乗し、北浜のブライトンホテルに投宿しました。
旅行とか長らく行ってなかったので、私としてはちょっと旅気分


オープンして間もないビジネスホテルは、
IT 設備が完璧だったり、寝心地をどこまでも追求していたり、
朝食のパン の味と質にこだわっていたり。
ず~っと泊まり続けていたい~! 心の中でちょっと吠えてしまいました。笑



北浜といえば、大阪証券取引所があり、
江戸時代から、なにわの商業経済の中心地帯だったのですね。
(知らないコトが多すぎるワタシ・・・)
新しいものと旧いものが渾然一体化している街を、ぶらぶら散策――。



【人気スイーツ店「五感本店」の入っている新井ビル】
登録有形文化財。もともと銀行だったそうで。




ビルとビルの間に、古い建物がひょっこり。




【ホテルのそばにあった、コニシ株式会社・本店】




大阪市の登録有形文化財に指定。
大阪風商家の代表格らしい。重みを感じます。



     結構使いますよね? 「ボンドのコニシ。コニシのボンド」





【レトロな散髪屋さんも発見。 “理容所” というのがクール】




               *




おんぼろアパートの一階に、裸電球だけのこじゃれた花屋さんがあったり、
老舗の万年筆専門店にも出くわしました

モリタ万年筆店


小さなお店に、所狭しと並んだ万年筆。
(京都や東京から、わざわざ買いに来る愛好家もいるらしい)

吸い込まれるようにお店に入り、試し書きさせてもらってるうちに、
運命を感じる一本がありまして。(大そうな・・・)



万年筆としては珍しい水色のボディ。 柔らかい書き心地のペン先。


  

開業60周年の、お店のオリジナル万年筆。
モーツアルトの生誕250年と重なったので、
ザルツブルグの大聖堂の屋根の色をイメージしたとか。
(そうゆうエピソードにも弱いのかなァ・・・)



無理やり、一ヶ月早い誕生プレゼントを旦那サマ、どうもありがとう。汗。
願いが届いて私の元にやってきたこの子。慈しんで大事に使っていきます。

 
  

               * 




都会的で、合理的な流れの中に見え隠れする、古くさくて、懐かしい波。
そんなコントラストを見つけたり、感じたりする時、
予想以上に自分がワクワクしてしまうことに、今回改めて気づかされたのでありマシタ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 何もないから自分で創る

2009年01月15日 | 日日是好日



私がこの土地に引っ越した理由のひとつに、
「今より不便になりたい願望」があったように思う。
だけど、不便さの成分は、25%配合ぐらいが私にはちょうどいい。
そんな感じだったと思います。


昨日、夕刊の文化欄に画家の大竹伸朗さんのコラムが載っていた。
何かと話題の「地方について」。
余談ですが、ベネッセ直島にも大竹さんの作品はあったようだけど、
前衛的すぎたのか、あんまり記憶に残っていない。



愛媛県宇和島 に暮らして 20年。
生まれ故郷の東京を離れて、創作活動を続ける大竹さんにとって、『地方』とは何か。
そこには、不便さと表裏一体の理屈をこえた魅力があるという」


・・・という滑り出し。



以下(オレンジ)、大竹さんの話です。



宇和島にいると、時間が過ぎない。
自分が何かしないと、何も動かない。
その点、東京だと一日がすぐ過ぎる。
夕日に浮かぶ東京タワーを眺めていれば時間がたつ。
思い出は自動的に生まれる。


東京なら、通りに出れば、昨日と違うことが起きている。
芝居も映画も、毎日見ても見切れないほどある。
しかし、人が作ったものに触れているだけでは
ダメなんじゃないか。
自分で創る人間としては、大作映画を観て感動するよりは
手元のスケッチブックに一本の線を引くほうが意味があるのではないか。






ううむ。なるほど。

こうゆう切り口もあるのだなぁ、と思う。
「大都会に生まれ育った人」そして、「芸術家という生業の人」、
ならではの目線もあるのかもしれないけれど、それにしても
なんだろうなぁ・・・・納豆のように糸を引いてしまう言葉。


芸術家でも、創る人間でもない私には、
もちろん、大竹さんのようなテンションも、切迫感も必要ないし。
逆に、人の作ったものから、定期的に刺激を受けていないと、
何となく人生つまんなくなってくるし、モチベーションも下がり気味だし。


だから、少しばかりの不便を楽しみつつ、
大都会にもまぁまぁ近いこの地域に住むコトが、自分にはいい塩梅だと思ってる。



何もない場所で何もしないでいると、自分が消えてしまう。
それを食い止めるために何かする。
昨日はなかったものを自分で創るしかない。




やっぱり、大竹さんの言葉には何かある。
よくわからないけど、緊張感と畏敬の念を感じてしまう。
自動的には生きたくない。もっともっと創造的になりたい。
みたいな渦が久々に、ふつふつと沸き上がってくる感じ。
本能のように。(今日だけかしら。笑)




最後の言葉には、ふつうに地方の魅力が語られていて、
ある意味、ちょっとホッとしたんだけれど――。



この二十年で宇和島の商店街が寂れ、活気がなくなったのは確か。
ただ、地元の人が見逃しがちな格好良さもある。

たとえば、商店街の古い水銀灯なんて、すごく格好いい。
うっかり金回りがいいと、それをなくして綺麗に再開発してしまうんだろうけど、
野暮ったさの中に大切なものが隠れていることも多い。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 怪人二十面相

2009年01月10日 | シネマ

K-20 怪人二十面相・伝』 を、友人と観てきました。


年末年始向けらしい、痛快な娯楽映画。
軽やかなアクション。笑いあり、涙あり。大どんでん返しあり。
なかなか楽しめました。
明智小五郎の書斎や、怪人二十面相のアジトも存在感があったし、
天真爛漫な令嬢役・松たか子がクリクリと可愛らしかった。





懐かしの、江戸川乱歩の「怪人二十面相」は、
一億人が読んだと言われてるそうです。
学生時代、読まれた人も多いのデハ?





ご多聞にもれず、中学の頃、私もハマりました。
ポプラ社の・・・あのちょっと不気味な表紙・・・・「少年探偵シリーズ」!!
幼ななじみのカズちゃんと競うように、図書室で借りまくったものです。
AB型同士、けっこう趣味が似てたんだなァ。


印象に残っているのは、「青銅の魔人」。
読み出したらば、やめられない、とまらない。
最後のページまで、ゾクゾクと怪しくて。一番面白かったと記憶。 


同じくらい好きだったのが、「怪盗ルパン」シリーズ。
宿題そっちのけで、読みあさったもの。
こっちはもっともっと上品なヨーロッパの香りがした。





乱歩にしろ、ルパンにしろ、
この年になって読んだとして、面白いと思うものなのかしら?
それとも少女だったから、思春期の入り口だったから、
あんなにもドキドキワクワク した・・・??


実のところ、
そんな図書室で拾った初恋までも
芋づる式に思い出させてくれた――ので、
この映画には、★★★★(星よっつ) 差し上げましょ!





大ベストセラー「少年探偵」シリーズが、
懐かしの装丁そのままに文庫化。
そう、このミドリ色・・・・涙



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ アロマランプ

2009年01月05日 | かわよいもの


生活の木」で、アロマポットを買いました。

今年の初買物であり、
家族からのお年玉で購入したのです。(小学生かよ・・・笑)



リビングルームには、無機質な感じの
ディフューザー を置いていて
時々、寝室に持って上がったりしてたんですけれど、



いちいち運ぶのも面倒だし、
第一、コレ持ち手がなく、やむなく抱っこして移動する時の
ひえびえした重さが好きになれず・・・・苦笑



やっぱり眠りの場には、電灯であたためる陶器タイプが
しっくりくる気が、ってことで・・・・


―― ビンゴ。

ものが発する空気感って、機能性と同じくらい大切ですね。

――おまけに壁に、てふてふまで現るだよ♪


ローズウッドやパルマローザをブレンドして、
優しい香りと共に眠りにつけば、いい夢が見れて、
おだやかな朝が迎えられそう。


小さな楽しみを重ねて、今年もゆったり暮らすとしよう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 赤い風船・白い馬

2009年01月04日 | シネマ


新しい年が、始まりました。
雪がチラつき、寒い三が日で。


そんな年の始めに、ふさわしかったかもしれない映画を観ました。


1950年代に作られたフランス映画。
デジタル・リマスターされ、去年、ミニシアター系で上映された作品です。
古くて、新しくて、おしゃれで。。。


「赤い風船」・「白い馬」――この2本ワンセットっていう、
コントラストが、きっとまたいいんでしょうね~。
紅白歌合戦みたいで・・・(ちょっとちがうな)



こわいですね。
観たはずもないのに、「遠い昔に観たような・・・」と
誰もがデジャヴってしまうような映画なのではないでしょうか。


人の深層心理に眠る神話の、まだ発見されてない神話、みたいな。


そうゆう意味で、普遍的な感じのものってやっぱりすごいんだぁー。
と思います。

何よりも、普通に心が落ち着きますし。
そのまま、心が善き方向に傾きますし。



「知らなかったことがうそみたい。
あの風船も、あの街角も、白い馬も、少年も、
既に、私の心の中にあったよー」

私の脳みそは、まだそんなことを申しとります。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする