~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

◆ DELIGHT

2007年12月28日 | 日日是好日


仕事で ご協力いただいたフラワーショップから、
きのう、画像のプレゼントが届きました。

このバラ、オランダから 初輸入のレアな新作らしく、
「可愛くて、ちょっと 面白いでしょう? 」
「そして、いいお年をお迎えください」とのお言葉。


こうゆうちょっとした 贈り物(気持)って、公私を超えて
うれしいもの。 素敵な女(ひと)だな、 と思うし、
こっちもフラワーのごとく、心がパッと 明るくなる感じ。



J Tも C M しているけれど、
「ディライ ト」って、言うそうな。
喜びや驚き、意外性のサービスを相手に与えることだとか。
期待以上の価値や、想像以上の歓びを上乗せするというのか。
ビジネスで言えば、支払われた代金以上の、値打ちや満足を与えること。
2割増し、みたいな。(笑)



考えてみたら、
仕事場のチーフである Tさんは、
ディライ トを日々、地で いく女性。


いつもうれしいフィードバックや、サプライズな肯定、
自然な善意、女らしい細やかな気配り を惜しみなく与えてくれる。
それは、立場や 役割 以上のもの。
無形の プラスアルファの G I F T な感じ。
単純な私は 簡単に 喜ばされてしまい、テンションを上げられてしまう。
仕事の関係性を超えて、いいなぁー、
人とかかわるって、やっぱり いいなぁーと心が弾む。


ごく自然に、明るく情熱的に、ディライ トできるTさん。
しかも、そうゆう人にありがちな、独善や押しの強さがまるでなく、
すばらしいサジ加減。 「賢い」 と思える。
でも、本人にはそんな自意識は全くなさそう。
聞いたことはないけれど、たぶん彼女の基準は、こんな感じ?


「自分がされて嬉しいと思うことを、人にやっているだけ。
自分がされてイヤなことは、人にはしない」
それが、素直な子供のように、当たり 前にできる人なんだと思う。


私生活では、周りに いろんな人が いて良しと思うけれど、
仕事のシーンでは、シンプルで 情熱的な人がやっぱり いいなと思う。
特に 管理者としては、最高の人間なのかも。


最近、私の人生にとんと登場しなかった
久々の射手座の女性。
成人するまでは、なぜか縁が 多かった星座。
また 学ぶことがあって、めぐり 巡ってきたのかな 。。。恵みだね。


ちょっと―― 今年を振り 返って、デシタ。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 聖誕祭

2007年12月25日 | 日日是好日


この家に住んで、2度めのクリスマスイブ ・・・
昼間は、都会に 食材や本を買いに 行って、
華やぐ人の気を い~っぱいもらいました。
夜は、穏やかな 感じで 過ごしたいな 。。。




聖夜のプレートを待ちわびるテーブルの灯り 。
(といっても、大した 料理ではない。謙遜ではない)


オーソ ドックス な長いローソク ・・・これがまた 手に入りそうで、入らなかった ~ 。
どこの雑貨屋さんとかにも売ってなかった ~。
なんで~~っ。 ( 結局、100均のキャンドルを購入・・・ )




今年のケーキは、ちょっと大人の女性な感じで。
想定外に、マロン が入っていた。 びっ ・・・くり 。




友達から手作りのシュトーレンも届きました 感謝!



夕食後は、前から観たかった 「ポーラー・エキスプレス」 を上映。

見終わったあとの私の一声。

「も、もう一度、サンタクロースの存在を信じたい ・・・っつ!! 」

いや~、カマ トトではなく、かなりマジでそう思わせるところが、
この映画の素晴らしいところでした。

子供から大人まで、みんなの心に残る珠玉の名作なのでは!?



2007 クリスマスが、平穏に 過ぎてゆきました。
ありがたき幸せ ・・・




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ ツヴェルガーの絵本

2007年12月23日 | ブック


何年か前、伊勢丹京都の ミュージアムで、
リスベート ・ツヴェルガー 絵本原画展』 がありました。


そのときに 買った 「アンデルセン物語」の絵本。
毎年 の時期になると、きまって部屋に 飾りた くなりマス。



ツヴェルガー女史の水彩画は、
透明感があって、繊細です。


どうして、ここまで にごり なく塗れるのか ・・・・(ジェラシー)
そもそも、塗っているという感じではないのです。


タッチに、粘っこさや、強い意識が感じられなくて、
まるで、1/f ゆらぎのせせらぎのよう。
スーッ、サラーッ とした 流れという感じなのです。
しかも深みがある


彼女自身もそんなさ らりとした
知的な雰囲気の女性のようです。



で、

絵は優雅で詩的なイメージだけど、それだけに 収まらず。



    


何となくトボけたというか、
そこはかとなく毒的要素も感じられて、
ついつい引き込まれてしまう ・・・


ごくビリョウの毒が、逆に、作品の純度を上げているのかも。


彼女の手にかかれば、よく知っている「不思議の国のアリス」さえ、
違う世界へといざなわれていくようです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ スター*アニス

2007年12月16日 | かわよいもの

今年も 残すところ、あと半月 ・・・




この時期、寒さに 負け ない 冬のハーブというと ・・・

シナモン、ジュニパーベリー、ローズヒップ、ローズマリー、クローブなど

クラフトに も使えそうな、渋チャーミングなものが多いようです。



最近、キッチンの目につくところに 置いて、
星のような カタチと 香り を楽しんでいるのが

スターアニス ☆

八角ともいいますね。



中華の香辛料に よく使われるようですが、
ほんのほんのほんの、カケラを シチューとか、リ ゾッ トとか、
あったまる系の料理に 入れたり しています。
そこはかとなく、高尚な味に 変身するようなしないような ・・・・


インフルエンザの薬 ・タ ミフルにも 入っているんだそう。
とは言え、八角を そのままかじっても、効かないそうですよ。





風邪といえば、友達に もらったハーブティが重宝しています。

RASPBERRY & G INSENG  (ラズベリーと朝鮮人参のお茶)



薬膳っぽくなく、スイートで
ラズベリーの香り がしっかり していて、
しかも、朝鮮人参のおかげで 身体が芯から あたたまる。


色もキレイなので、テンションが 勝手に上がります。
コレを飲むなら、「髪をとかさなくっちゃ ・・・」とか
「ちょっと その辺を片付けてから ・・・」とか
「カップもハイターしとかなきゃ」とか 思うわけです。汗。



最近、ささいなことが 自分を左右している気がしてなりません。
ささやかな快や、取るに 足り ない不快が、気づかないうちに
少しずつどこかに 蓄積されているような気がするのです。
そして、それが貯まってくると、よくもわるくも
ひとり 歩きするような気がします。    ・・・おーい。


きっときっと、メンタルやスピリチュアルや
理性的なものとはてんで 無関係の、
もっと本能的な、感覚的な、何かなんだと思います。


それゆえ、面倒 くさがらずに、小さい快の工夫 を積み重ねながら、
この冬や人生を たのしく過ごしたいと思う、ココ 数日なのです。




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ ウインターソング

2007年12月15日 | シネマ

去年、劇場で見そこねた 映画です。

初夏にレンタルして、2度ほど観たのですが、
冷房の中で、広がる雪景色にどうもピンと来なくて ・・・

今日、3度目の正直。久々の 解凍です。

やっぱり 「ウインターソング」は、冬に 観るのがピッタリ 。
色のない冬の中国や、凍った 河や、舞い落ちる雪が
心にすーっと染み入って、逆に 温かさを感じさせる
そんな映画です。


ベタ な恋愛モノかと思いきや、
映画の中で、映画が 進行していく、ちょっと
頭が混乱しそうな、不思議なス トーリーです。

哀しい映画なのですが、終わったあとに
後味のよさと、ポジティブ感が 残るような気がします。


過去は過去として、
はたまた、想い出は想い出として、
現在は現在にしか、生き られないことを
改めて 認識させて くれます。


まだ 癒えぬ傷を持っていても、迷いながらであっても、
白く透きとおる雪がゆっくりと大地を包み込んで、
静寂のうちに、新たな一歩を踏み出す、
そんなマジックを登場人物たちに与えてくれたのかもしれません。


相変わらず、金城さんはまなざしにとても慈悲心があるし、
主演女優のジョウ・シュンの演技は素晴らしかった。
麻生祐未と南果歩を足して、2で割って、
天使の粉を降りかけて、ティンカーベルの羽をつけたような
軽やかさと、現世的な打たれ強さが感じられる女優さんでした。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 12月はきらい

2007年12月08日 | 日日是好日




秋の日のつるべ落としというけれど、冬の日暮れはもっと早い。
日照時間がいちばん短いのは、冬至の頃だから、あたりまえだけど。
午後四時にもなると、日はすっかり 西に傾いて、
今日もまた 乾ききらない洗濯もの ・・・(涙)


冬の陽射しは、鈍くて、弱々しい。
低く斜めにさしこんで、壁に ひらひらと光の造形を作ってみたり。
それはそれで、不思議な美しさがあるけれど。


小春という、風もなく、ほかほかとあたたかい日もあるし、
空っ風が吹いて、枯れた木の葉を吹きさらい、
冷え性にとっては、いたたまれない日もある。
「冬ざれの一日さえ、なんのその 」だった 学生時代の
チャリ ンコギャルは、どこへ行ってしまったのだろう。





先日入った カフェで、
クリスマスの飾りつけをしていました。

オーナーがフランソワーズ・モレシャンさんみたいな
オバサマだったので、説得力があるというか ・・・




クリスマスなんて、
しょせん 商戦でしょ ・・・(ありゃ、だじゃれ)
あんまり 踊らされるのもどうよ!? なんて思っていた時期もあるけれど、

もし12月が 寒さと、大掃除と、気ぜわしさと、年賀状書きだけで過ぎていくとしたら
つらすぎるし、つまらなさすぎる。


金色の飾りひもや、きれいな包み紙にウキウキしたり、
新しいオーナメントや ロウソクを買ったり、
出すあてのないクリスマスカードを探してみたり。

些細なことが慰めや希望になるのなら、

それもまたよいのでしょう。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする