~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

◆ 仕事のこと

2006年10月31日 | 日日是好日
毎日何らかの形で仕事をする。

今の仕事は、けっこう面白く、
あんまり仕事と思わずやっている。
営業から始まるこの仕事は、営業好きな私にはピッタリだし、
あちこち、ウロウロ移動するのも好き。
取材でいろんな人と出会い、いろんな話を聞くのも楽しいし、
写真を撮るのも、文を作るのも大好きなので、
あっという間に時間が過ぎていく。

それでも、お金をもらっているのだから、
質のいいものを作るための責任は重大。

質のいいものを作るための努力は、
自分の感性を鈍らせないようにすること。
そして、絶対にゴーマンになってはいけない。

私の場合、謙虚さが失われてくると、途端に、
天から警告が降りてくる仕組みになっているようだ。
これは仕事に限らず、人生全般において。。。
ありがたや・・・・・この一言に尽きる。 


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◆ 坂の途中で 2

2006年10月29日 | 日日是好日

このツタアートは、離れると、
クジラに見えて、ちょっと好きです

私の祖父はその昔、捕鯨船に乗ってました。
そのせいか、クジラだとかイルカに少々郷愁を覚えます。

この下を歩いていると、“ファンタスマゴリア”のゆったりした音楽が
聞こえてくるようです。
山の中の海・・・・・ここだけ不思議な空気が漂っています。

こうやって離れて見ると、まだまだ緑色も鮮やか☆
離れて気づくことが多すぎます。たまには離れないとダメだね。

そういえば、10月も終わりだというのに妙に暖かいですね。
喫茶店では今もアイスカフェ・オレを注文するし、
電車の中で、サンダルを履いている人もよく見かけるし。
ま、たいていは、おばちゃんだけど・・・笑
かく言う私は、若者っぽくブーツですぅ~♪ (←うそやん)

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* 坂の途中で *

2006年10月19日 | 自由詩

ツタがあらぬ方向に、自由に壁を這い上がってる。
それだけでも足を止め、魅入ってしまうのに、
それがモミジの紅葉色とはまた違う、
マジェンダと赤色を混ぜたような、
異国の街の夕日みたいな、甘美な色に染まっている。

おしゃべりなんかとてもできない起伏にとんだ坂の途中で。

昨日、今日、明日・・・

通るたんびに、赤・黄・緑の対比は変化し、
動きはますます、龍のようにダイナミックになって、

とても格好いい自然のアートなのに、
どこかしら痛ましく、
10月がこのまま止まればいいと願った。

10月は尊敬の月。
尊敬とは、つまりその・・・対等であること。


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◆ 未来予想図

2006年10月16日 | 日日是好日

私のいとこが、歌手をめざしていた頃、
もう十数年前のことだけれど、
全国のいろんな歌謡大会に出場していた。

滋賀県で、とある全国大会が開催されたとき、
彼女は幸運にも優勝した。彼女は本当に歌がうまいのだ。

そのとき、準優勝した女の子を覚えてる。
まだ12歳かそこいらのあどけない顔。ドリカムの「未来予想図」を歌った。

彼女はちょっとハスキーで、表情のある声をしていて、
とても「聞かせる」歌い方をした。何度でも聞きたくなる、そんな感じだ。
正直、吉田美和の歌う「未来予想図」より、ずっと魅力があった。
まだ小6か中1だというのに・・・。

ところで、私はそれ以来、「未来予想図」が大好きになり、
カラオケに行くたびに、練習したものだ(超余談)

胸なんかまだペタンコ。美少女とは言えないけれど、
サッパリと中性的で、チャーミングなその女の子は、
服の着こなし方(着くずし方)にも、ピカリと光るセンスを持っていた。
そして、審査員の先生のアドバイスに、何度も一生懸命うなづいていた。
歌うことが、好きで好きでたまらない、そんな感じ。
どの先生も「将来性がある」と口をそろえていた。

その女の子が、今や押しも押されぬ人気スター、
「倖田來未」だったと知ったのは、つい昨日のこと。

もうビックリ!!

肌の露出度が高く、話題性ばかりが先行して、
あまりテレビも見ないし、自分とは全く無関係と思っていた彼女が、
あの小さい、一生懸命な、歌の上手い少女だと知って、
突然、親しみを覚えてきた。

あの久美ちゃんが、來未ちゃんになったのだ・・・・・・。
決して順風満帆とはいかなかったらしいけれど(もちろんスターになるにはね)、
彼女がずっと心に描いた未来予想図は、來未予想図だったわけね。
とことん、まっすぐな情熱のまんま。

がんばれ、くみちゃん!


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◆ 深い

2006年10月06日 | 日日是好日

たわわに実った柿の実も、日ごと日ごとに色づいて、
秋の色合は、どこまでもディープです。

このあいだ、母からFAXが届きました。
いくつかの川柳が、懐かしい文字で書いてあります。
「読んでみて」いや、「読め・・・っ」ってことなのか。笑。
ちなみに彼女は、地元新聞の時実新子さん選の川柳に投稿するのが趣味の一つです。

今回のお題は、「深い」 だったらしく・・・

  ・ありし日の 母の一言 深さ知る

  ・情念の深さか 燃ゆる 彼岸花

  ・悲しみの深さ 涙で 測れない

  ・また一歩 友情深め 旅終える

  ・ふところの深さで 白星 新力士



何だか優等生的な句ですよね。真面目な母らしいです。
彼女の人生のエッセンスがギュッと詰まっているのかもしれません。
ただ川柳って、もうちょっと、くだけたものかと
私などは思うのですが・・・。
でも、頭の体操には最適☆ その調子。ボケないでね

**

読んでいて、あることに気づきました。
「深い」という言葉は、ネガティブに使われることはあまりないのだと・・・
例えば、反対語の「浅い」であれば、メンタルなことを表すのに、
浅はかだとか、底が浅いとか、あまりいい意味に使われませんよね。
同じハカル系の言葉「重い」なども、気が重いとか、重苦しいとか。
その反対の「軽い」も、気軽など良い意味にも使うけど、軽い奴とかね。笑。

でも、「深い」はそういう使い方をあまりしないのではないでしょうか。
「あいつ、ホント深い奴だなぁ・・・」なんて、悪口になりませんよね。
他の↑の言葉をあてはめると、けなしているような感じです。

深いという言葉(意味)って、いい言葉(意味)だったんだ・・・。
改めて気づいたっていうか、何とも魅力的な言霊に感じられてきました

「深さを追求してもいいんだ・・・」 ふと、そんな啓示。
 深くて、軽い・・・・berry、これからの方向性にしたいです。笑。


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◆ 記念日でもないけれど

2006年10月03日 | 日日是好日

黄ばみ始めた街路樹の向こうに、青空。
十月。夜の冷え込み。温かいお皿。
ちょっと凝った料理を作りたくなりました。

このところ仕事が忙しく、家事も適当にやりこなし、
料理もシンプルに徹していたのだけど。
(シンプルというと、イメージいいなぁ。笑)

今日は、久しぶりに、まる1日オフの日。
午前中、夫とともに買い物に行き、食材をどっさり買い込んで。
図書館で“カフェ・ブラジル”というCDも借りてきて。

さて、予想以上に元気いっぱいのボサのリズムに乗って、
『鴨の胸肉のエスプレッソ・ソース、プラム添え』なるものに挑戦☆

ポルト酒にエスプレッソにプラムにフレッシュパセリ・・・・
舌の想像力を超えたベリースペシャルなソースが、
口の中でとろけるような鴨肉に恋をして。
美しい結婚・・・でした。


満足じゃ が・・・・
たまにアップすると、食べる話ばかりだよ~(汗)。

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