~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

◆ マスキングテープ

2008年09月29日 | かわよいもの



何気に探していたコヤツを、ついに神戸でゲット。
とりあえず、三個。
青竹、ボトルグリーン、牡丹。

画像では、そんな色に写っていませんが、
実際はなかなか渋めの色なのデス。
特にガラス瓶の底みたいな、濃い青緑に一目ぼれ。


「どこに貼ってもキレイに剥がせる」、「色が豊富」、
「和紙ならではの透け感、素材感が美しい」ってことで、
ラッピング、インテリア、コラージュなど、一部ファンの間で
活用されていたよう。

最近、じわじわ来てるらしい。

アイデア次第で、無限に広がる楽しさ。


「トマトソース」とか「残りめし」用の
タッパーのラベリングとか・・・(主婦的)

しおりや、付箋代わりとか・・・・(月並み)



とりあえず・・・
次回の部活動までに、
雑貨店スタッフみたいな、おしゃれな使い方を
研究&作品をつくる・・・ノルマ。






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◆ ターシャさんの世界

2008年09月26日 | 日日是好日


心斎橋の百貨店で開催中の「ターシャ・テューダー展」へ
昨日、友達と行ってきました。

人気者のターシャさんだけあって、かなりの人だかり。
熟年のオバサマグループが大変多かった・・・( お行儀はヨカッタです: 笑)

ターシャさん愛用の品々がたくさん展示してあって、
6月に亡くなられたばかりだからか
なんだか妙に生々しい。
「オーラの泉」ではないけれど、、会場に来ていらっしゃるのでは・・・なんて
気配すら、感じてしまうほど・・・


新聞には “世界を包む温かさ” という宣伝コピーがあったけれど、
そのとおりかもしれないと思う。

私は人や生物や音楽や、場のエネルギーに癒されると、
足元が軽くなって、ほこほこ暖かくなってくるのですが、
観ていくうちに、足がほっこりほっこりしてきました。


そして何より、ハンパない数の絵本の原画。
予想外に緻密で、印刷された絵本よりも、
ずっとずっと素敵でありました。



< 買って帰ったポストカードたち >


生涯で80冊以上の絵本を出版し、四人の子供を育て、
子らのための人形を作り、ドールハウスを作り、お菓子を焼き、
40代で離婚を経験し、60近くになってからのバーモントでの一人暮らし。
糸を紡ぎ、その毛糸を染め、それで着る服を作り、家畜も飼い、
花を愛で、大規模で美しい庭をつくり。。。
それに、りんごジュース、ろうそく、かご・・・etc さまざまな手作り。


一つひとつに、どんだけ手間ヒマがかかるねん! というような
究極のスローライフを実践しながら、
一方で、何才になっても、経済力があったところが、
スゴすぎる、カッコよすぎ、としか言いようのないターシャさんですが、
それを全部、「楽しんでいるだけ」「喜び」だと、淡々とおっしゃる。
穏やかだけれど、毅然としていて、時にはきっと気難しいんだろうな・・・
なんて思わせる、どこかしら荘厳な雰囲気にもまた、
尊敬を集めていたのではないかしら。


同じ人間でありながら、一体何がどう違うのか・・・? なんて
その作品たちや、比類なきパワーや情熱を目の当たりにして、
改めてため息です。


魔女? 魔法使い・・・?

本人の多大な努力を無視して、そんな言葉を使ってはいけないけど、
でも、最近ではやっぱり
生まれ落ちた星のもと・・・というものがあるような気がしてなりません。
意志以前の何かです。
ターシャさんには、大きな使命があったのかもしれません。
平和と小さな喜びに満ちた世界を紡ぎ出し、見る人に調和のとれた心を
思い出させてくれるような、そんな仕事です。


そうして、亡くなられてからも、いっそ豊かな影響を
この世界に与え続けてくれるような気がします。





< 右側の原画が少し大人っぽく、一番気に入りました >









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◆ 雲と コローと

2008年09月21日 | 日日是好日


台風は過ぎ去りましたが、今日は不安定な空模様です。
早く秋空が戻ってきてほしいな。。


いつだったかの、過日の夕方の空。
鳥たちが群れをなして、山に戻って行っていました。
鳥だって、もしかしたら、
こんな空を飛べることが、ちょっと嬉しいかもしれない。









いつも思う。
啄木さんじゃないけど、雲はやっぱり天才でアリマスネ!



**


おまけです。
先週、神戸での「コロー展」に行ってきました。





最近、展覧会での絵の観方が少しかわってきて、
他人に迷惑のかからない程度に、近寄ったり離れたり、
飛ばしていったり、真ん中に立ってグルンと見回したり、
逆流したり。



なぜだかわからないけど、
コローさんの絵は、特に目と足が好き勝手に動いてしまって。

(気がつけば、おっと、夫はどこ?)





意外と多かった人物画。
でも、やっぱり何気ないフランスの片田舎の風景に惹かれます。


地味だけど、部屋に飾っていても、きっと一生飽きない。
この絵は、うねうねした
木のうねり具合も含め、大好物です。

《モルトフォンテーヌの思い出(1864)(ルーヴル美術館)》






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◆ 窓からの眺め

2008年09月14日 | 日日是好日


私の部屋のむこうは、すぐ裏山なのですが、
今夏の間に、庭に植えているカツラの木がぐぐーんと伸びて、

ベッドに寝そべっていても、
ハートの葉っぱが見えるようになりました。


寝転がったまんま撮ったので、
多少、窓がいがんでおります。笑



で、今日は、カレー曜日。

ぐつぐつぐつぐつ ・・・


カレーや煮物は、火を止めてからの方が
大切な働きがあるような気がします。

味ややわらかさが、スーッと。


目盛はゼロにして、あとは
お鍋という小宇宙に
あずけることにして。



そうこうしているうちに
あおい闇が押し寄せて、






秋の日は、本当につるべ落としです。




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◆ 空に鱗・目からも・・・

2008年09月09日 | 日日是好日


うろこ雲を見ると、つい写真を撮りたくなる。
さかなの鱗のようにきらきらと輝いて、

魚のように、鳥のように
空のように、海のように



***



おかげさまで、義母が無事に退院し、
家に戻ってきました。

膝の手術だったので、杖のいる生活を余儀なくされていますが、
そのうちに、普通に歩けるようになるそうです。

ちょうど涼しくなってから帰ってきたので、
高齢かつ暑がりの姑には、タイミングよかったかもしれません。

この50日間に及ぶ、彼女の長い不在は人生からの贈り物だったのか?
おかげで、berryさんは、ひとつの発見をすることができました。

(やっぱり離れてみて初めて気づくことって多いんですねー)


なんというか、一緒に住んでもらってたんだ。

って、やっと気づいたのです。


それで、いつのまにか

ごはんを作ってあげてる・・・なんてちょっとゴーマンにも思っていたけれど、

本当は、ごはんを作らせてもらってたんだ、私。 ・・・


いやはや、目からうろこの○○年目の大発見。

そして、悔悛の思い・・・・・そして、今は感謝以外の何ものでもありません・・・ワ。





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◆ 九月のカレンダー

2008年09月01日 | 日日是好日

一枚めくると、九月は読書をする女でした。

友達からもらったルノワールの小さなカレンダーです。

まるで夏の終わりに描かれたように、この時期らしい色あい、空気。

静謐で穏やかさ。 そして彼女は息をしているようです。




***


ひどい暑さも去り、よい気候になってきました。

少しずつでも、またアップしていけたらよいなぁと思っています。

ところで最近、少しばかり心境が変わり始めています。

家族の長期入院もあるけど、ふた月ブログをお休みしていたことも、

影響ありかな。。。


「記録もしないし、記憶もいらない」

本当のところ、前からうすうすそう思っています。

蓄積することが、なんだか重たいからです。


だから、写真みたいに瞬間瞬間の気持ちだけでいられたらいいなーと。

生きていけたらいいなーと。

ブログもそんな風に書けたらいいけどな。




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